お香作り~練香(ねりこう)~
練香作成
お香作り、今回は、「練香」(ねりこう)です。
練香は、奈良時代に唐より伝えられたとするお香の一種です。
各種香料を「お題」に合わせて調合し、更に炭粉や蜜を加え、丸薬状に成形して作るお香です。「薫物」(たきもの)ともよばれています。
昔は、ツタ植物から採取した「あまずら」という蜜を用いていたようですが、室町時代には、「黒蜜、白蜜」も用いられたようです。
現在でも、お茶人や、香愛好者に用いられる練香ですが、平安の頃と、現代の物とでは、香料の配合比が多少異なるようで