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今村夏子さんのピクニックを読んで。

何も感じなかった。。汗
ピクニックを読んだのは、映画”花束みたいな恋をした”にて主人公のセリフの中に「あの人は今村夏子のピクニックを読んでも何も感じないんだろうね。」というものがあったからだ。

このセリフの、”あの人”というのは、圧迫面接をしてくる面接官のことを指しているもの。

よって、”今村夏子のピクニックを読んでも何も感じない人”というのはどちらかと言えば、悪い意味だ。

自分も気になってピクニックを読んだが、何も感じられなかったのだ。。
やばいぞ。。

このピクニックという本は皆さんに実際に読んでいただきたい。ネタバレになるので、あらすじは書きません。
(ピクニックは「こちらあみ子」という本の中に収録されております)

ピクニックに関しての考察が色々ネット上にはあるが、人によって受け入れ方が大きく異なる物語と思う。いや、何も思わなかった自分を正当化したいので、そう思いたい。

読んだ第一の感想としては、「至って普通の話じゃないか。」と思った。
あれ、、、何も感じていない?!と、焦りネット上の感想や解説を読んだ。

色々な感想を読むと、”残酷な人々が恐ろしかった”というものが多い。後から考えれば、確か残酷ではあるなぁと思う。

自分が最初に読んだときはあまり残酷とは感じず、、(この点、花束みたいな恋をしたの主人公に嫌われるんだろうなぁ。。)普通と感じてしまった。

この物語に出てくるいわゆる残酷と言われる人たちは、世の中では割と”普通な人たち”じゃないだろうか。また、残酷と批判されているが、本当に残酷なだけだろうか。良いと思われることもしているんじゃないだろうか。

是非この本を読んだ方々と色々話し合ってみたい。

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