電車内広告への無関心

数年前に比べ、電車内の広告が減っているし、あまりお金を使っていない様に見える。

確かに今の世の中、大抵自分の目線は、スマホや本の中に向いている。

スマホのネット広告に力が入るのもしょうがない。

ただ、あまりにもスマホや本を見ていると、移動時の周りの風景すらあまり覚えられないことに気付いた。

自分が小さい頃は、車窓から外を見るのが好きだった。外をちらっと見れば、『あ、何駅と何駅の間だなぁ。そろそろ川だな。』とすぐに気付くことが出来た。

ただ最近は外を見ても、どこか分からないことがある。

場所を知りたければ、車内のディスプレイを見るしかない。

別にこれで困らないし、スマホや本を読んでいるのも否定する気も無いけど、何かさみしい。

これが車窓からの景色だけじゃなくて、だんだん他の"人"を見なくなってきたら、世の中"おしゃれ"をする意味がなくなっていくのかなぁ。。

下の写真は熱海の旅館から外をふと見たときに見えた、雲の間から海に差す光。

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視線を周りに向けないと気付けない"こと"を無視することは出来ないなぁ、とふと思う。

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