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波動

最近またいい出会いがあった。

ここ数年、
付き合いが短かろうが波長さえ合えば人は楽しい時間を共有できる。
と、感じる機会が増えた。

惹き寄せたのか。
惹き寄せられたのか。

どちらにせよ、その波長は感じる事が重要。
目にも見えないし、言葉にもできない。

波長が合う。
っていうのは性格や趣味が合って話が盛り上がった時の何倍ものパワーを持っている気がする。
性格や趣味が合う事も大事だけど。


でも波長が合う。ってなんかチャラく感じてしまう。
『え〜めっちゃ波長合う〜♪』
『なんか波長合うね〜。』
『これって波長じゃない?』

言い方なのかもしれないけど。笑
なんだか使いたくないという後ろめたさがあるんだよな。


と、思っていたがその問題を解決してくれた人がいた。
彼は『波長』ではなく『波動』と言う言葉を使う。

『え〜めっちゃ波動合う〜♪』
『なんか波動合うね〜。』
『これって波動じゃない?』


ほら、チャラくない。
というか気持ち悪い。

波動という言葉には何故か重みがあって想いが増す気がする。
多分これストリートファイターのリュウとケンのせいで、暑苦しさも感じる。

何を言ってるんだよおれ。

けどちょっと意味が変わるのかな。
でもまぁ波長もそれぞれ違うだろうから説明できないし、
これは自分の感覚だから細かい事は置いておこう。

とにかくそれを改めて意識するようになってから、
波動を感じるヒト、モノ、コトには敏感。
敏感というより過敏。
だから交友関係の窓口が全開になってしまい、
結果チャラ男になった気もしている。

別にそれでいい。
楽しいから。
なんとでも言ってくれ。
僕は全力で楽しんでいる。
ただ全力で楽しんでいるせいか、
誰にもチャラ男とは今のところ言われていない。

まさかこんなにチャラ男になるとは思っていなかった。
多分僕は溜め込んでいた大癖の趣味や、
興味あるものにハマったらとことん掘り下げてしまう凝り性を開花させられたんだと思う。

眠っていた謎の感性が目覚め出した気がする。
謎なんだけどね。
大成しないタイプの謎で伝わらないやつ。

ただ左手はクッキリ、右手は徐々に出てきている覇王線が背中を押している。
大器晩成型。なんでもできます。みたいな線。
手相とか占いとか1ミリも興味なかったし、
結局今も聞いたり調べたりしても忘れる。笑

ただ、統計的な占いも手相も、おみくじもなんでもなんだけど、どんな事聞いてもポジティブで居る事に気づいた。多分アホなんだよな。

それぐらいでいいでしょ。
自分が思ってることや言動が、
自分が想ってる人に伝わったり、
自分に関わってくれた人に伝わったらそれだけで嬉しい。


色々書いてたら話がそれたけど、
波動を感じたり与えたりすると心の奥でなんだかホッ。っとなる。


Osteoleucoのライブに初めて行った。
去年から耳にタコができる程聴いている。
聴き入っている。

とにかく心地よい。
これはライブでまた気づいたけど、ピアノがやべぇ。理由はわからない。突き刺さる。

そして、ちゃんと伝わるラップの歌詞。
ラップの歌詞というかこれは言霊だな。
景色が見える。

あともう一個気づいたというかこんな人も居るんだと思ったのが、
ほんまモンのアーティストがステージに立って演奏や歌を歌い始めた時に入るあのスイッチ。
あれは神々しくて、本当に神に見えてしまう程素晴らしい。

けど彼らは普段からずっと楽しむためにアクセルを踏み続けていて、
そのアクセル全開のままステージに立ってるから、
僕に見えている普段の彼らとステージ上のギャップが無い事に衝撃を喰らった。

もちろん2人にはスイッチがあるんだろうけど、
普段を知っているからか僕からしたら変わらなくて、あんなに居心地の良いフロアに居たのは初めてだった。

テンションが上がりすぎて気づいたらカメラを向けてはシャッターを切っていた。

序盤、かっこよく撮ろうという煩悩があった。
こういう時は狙わずに、無心になる。
直接見たものと違うものが写ったらいいな。
と思いピントは無視した。
無意識であんなに楽しく撮れた事ない。

あの場でしか撮れなかった物が撮れたと思った。
けど、昨日フィルムを巻き上げる時にフィルムが千切れた。しかもカバー開けて感光もした。
終わったーーーと思って一応カメラ屋さんに出したけど、なんとか生きてた。
なんなら感光がそこまで侵食しなかった。


僕も結構ライブを楽しんだんだけど、
1番印象的なのは僕の横に居たこの若い二人組の男性達。
多分フロアの全員が覚えているであろう、
あの笑い方(引き笑いと止める事ができない時の笑いが混ざったやつ)。

確実にこの2人が1番楽しんでた。
好きなんだろうな。
多分彼らにとってOsteoleucoがメインだったんだろう。
その証拠にメインアクト開始30分間は上のフロアで座ってた。(ちゃんとそのあと下に移動して観てたっぽい。)

それぐらい彼らの心を動かしたOsteoleucoに脱帽。
波動という言葉と感性を僕に教えてくれたkskと相方のShimonは、
確実に自分達の波動を放ち、皆んなの波動を掴んでいた。

また観に行きたい。また聴きたい。
知らない人はApple MusicやSpotifyで聴いて。
気に入ったらライブにも行きたくなるはず。
回し者じゃない。僕は人生を変えられたから素で言ってるだけ。


にしてもShimonの笑顔は素敵だ。

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