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野崎有真オンラインサロン 「デイジーとマーガレット」のご紹介 

2020年5月にスタートした野崎有真オンラインサロン「デイジーとマーガレット」。会員のみなさんに一緒に考えてもらいながら、サービス内容を2回更新してきました。シーズン3となる2022年のコンテンツや、デイジーとマーガレットへの想いを書きます。

デイジーとマーガレット(以下D&M)会員になると
どんなサービスが受けられるのでしょう?

1. ライブ先行予約が可能になります ※0
2. ライブ会場から一部instagram live配信(本番・リハーサル・終了後) ※1
3. D&Mご契約者の同居ご家族1名様までご参加頂けます ※2
4. D&M instagram liveは、月2回第1、第3金曜日21:00~22:00配信します。
5. D&M 声のブログは、不定期で月2回instagramで配信します。(生放送or収録)
6. D&M オリジナルポストカード直筆ハガキは月2回発送します。
7. D&M アルバムは2ヶ月に1度、6〜7曲入りリリースします。
8. 毎月リクエスト募集します。
9. 不定期で「野崎有真からあなたに届けたい曲」シリーズをお届けします。※3
10. D&Mメンバーのみなさんに作詞で参加頂き、2曲作曲します。※4
11. D&Mメンバーさんの誕生月にコーヒー豆をプレゼントします。※5

※0:全会場、一般発売の一週間前に先行予約できます。
※1:会場の配信規約によっては配信できない会場もございます。
※2:ハガキやCDなどの発送物は、連名にて1住所に1セットお送りします。
※3:リクエスト企画のアンサー企画で、野崎有真が選曲した曲をメンバーさん宛に歌います。
※4:テーマをご提案しますので、作詞を手伝ってください。メロディを作る時も、ライブ配信しますので、相談乗ってください。6月と12月に完成するよう、4月頃と10月頃から、制作をスタートします。
※5 Tsukikoya coffee roasterさんにて、野崎有真がコーヒー豆を100gセレクトします

ご入会方法など、詳しくは
LAMBELL STUDIO WEBSHOPよりご確認ください!

なぜオンラインサロンを始めたの?

きっかけは、無料のInstagram Liveを見てくれた方から「タダで見るのが申し訳ないくらい!」と喜んでもらえたことです。喜んでもらえるならば!と、それ以来、有料の配信や、投げ銭制度をトライしました。そして、その都度ご決済頂くより、月額定額にして、まるまるひと月楽しんでもらえるコンテンツを作る方に気持ちが向いていきました。最初はファンクラブとして、スタートしましたが「提供してるコンテンツが、ファンクラブの一般的なイメージとは違う」と気づいて、オンラインサロンに変更しました。
実際のライブ活動ができなくなり、対面のレッスン事業も先行きが見えない中で、スタジオの運営費など、どうやって売り上げを確保するのか、大きな心配があったことも動機の一つです。

オンラインサロンをやっている本人は楽しいの?

ものすごく楽しいです。大事なのでもう一度言うと、ものすごく楽しいです。
みなさんにもいろんな人間関係があると思うんです。近いから遠いまで。家族、恋人、友達、同僚とか。正直に言って、これまでの僕にとって、悩みが多くて、うまくできてない感覚があったのが、ファンの方との関係です。どう大事にしたら良いんだろうというか。せっかく大事に思ってくれてるのに。僕も大事に思ってはいるけれど、ちゃんと通い合わない時があって、心が窮屈になったり。そんなもったいない失敗をたくさんしてきました。今は「アーティストとファン」という関係だからこそ育める絆があって、それがとても素敵なものだなぁと、感じています。それは、デイジーとマーガレットの存在が大きいと思います。もちろんデイジーとマーガレットが始まる前から応援してくれてるみなさんとの歴史があってこその「今」ですけど。あと、僕も歳を重ねて40歳になって、2人の子供がいて、コロナ禍になって、いろんなコンディショニングが影響したから、と言うのもあると思います。僕は今、歌っていても、歌っていなくても、心の中にファンの方達がいて、いつもどこかしらで、みんなのことを感じる。すごく居心地がいいんです。だから、すごく楽しい。

なぜそう思えるようになったのか?

もうすぐ2年を迎える訳ですが、この2年の間に僕の中で、芽生えた変化があります。それは「ちゃんと気持ちを受け取ること」「ちゃんと気持ちを信じること」です。大事に思ってくれてることを「いやいやそんなそんな」と照れ隠しみたいにしないで、ありがとうって受け止められるようになって、楽しく思えるようになったんだと思います。やっぱりファンの方の気持ちを信じることですね。最近は特に、素直にできるようになったと思う。いや、今までも、ちゃんと感じてたし、受け取ってきたつもりなんです。高校時代からずっと。でも、40歳になって、ここ最近の受け止め方が、よりしなやかに受け止められるようになった気がするんです。渡すことに専念してればいいと思っていたけど、それは弱さでした。ちゃんと受け取る勇気がなければ、こちらの気持ちをちゃんと渡すこともできないですよね。

ずっと続けたいものなのか?

コロナ禍で売り上げをどうにか確保しなきゃいけないことも動機の一つで、ファン対応に難ありという自覚の僕が始めたデイジーとマーガレット。始めた頃は、慌てふためいたりして「楽しませなきゃ」が空回ることもあって、逆に心配をおかけすることもありました。せっかく好きでいてくれてるのに「退会する」を選択させてしまった方もいます。ガッカリさせちゃったことは、本当に申し訳ない。ご本人も悲しかったと思うし、僕も堪えました。でもその時その時、全力でやったきたのは間違いないんです。全部受け止めて、反省するけど、後悔を残さず。だから、僕はずっとデイジーとマーガレットをやっていきたい。なぜオンラインサロンを続けたいのか?考えてみると「好きだから」です。何が好きかって参加してくれてるみんなのこともめっちゃ好きだし、こんなステキな環境で音楽ができるという今のポジションも本当に好き。コロナが落ち着いても続けたい。モチベーションのうち、売り上げが占める割合より、情熱や愛着の比重がどんどん上がってるから、続けたい。

今後の展望や夢は?

僕はこのオンラインサロンが、ファンの線引きであってはならないと思っています。どれくらい応援してくれてるのか試すような踏み絵じゃダメです。みんなそれぞれに居心地のいい距離があるはずです。ただ、僕としては、デイジーとマーガレットを楽しい「点」が散りばめてあって、それを「線」に繋げていくのがまた楽しい!そんな場所にしていきたいし、そんな場所にすることで、気持ちよく人を迎え入れられるようにしたい

明確な展望を持って準備万端スタートした訳じゃなくて、「エイヤ!」で始めたデイジーとマーガレットなので、これからも「エイヤ!」で行こうと思っています。道すがら、みんなで見つける感動や喜びを、一つ一つシェアしていくというのが、ベースになると思います。僕は思いつきをなるべく少なく、ひらめきを大切にしたい。長く続けるためにも。デイジーとマーガレットはチームで運営してるので、サポートしてくれてるデザイナーや企画の方たちが、つい応援したくなっちゃうひらめきを持っていたい。

例えば、Instagramを見てくれてる人の7割がなんと男性。札幌大人座でのライブもそうだったけど、ライブ会場の男性率も上がっていくのかも?という気配がします。こうした傾向を踏まえて、「お。いつか、男性限定のライブして、暑苦しく歌ってみようかな」とかアイデアが湧いてます。これを、思いつきなのかひらめきなのか、運営チームでミーティングしたり、デイジーとマーガレットのみんなに相談したりして、企画を実現するか決めていきたいと思っています。きっとね、「女性を除け者にするのは寂しい」ってことになって、「一部配信します」みたいになってね、「配信するコーナーは、僕も男性客もちんまりする」っていう流れになって、「ウケる!」みたいなのがいいね!とか、になりそう😁笑

オンラインサロンを始めるまで、オンラインサロンがなんなのか、わかってなかったけれど、僕のオンラインサロンは、オンラインとオフラインを行ったりきたりできるところが、とても楽しいところだと思います。オンライン上にいろんな街から集まれる居心地のいい場所があって、オフラインの葉書やアルバムを届けて、実際のライブでも「やっと会えた!」があって。楽しめる「点」が連なって、「線」になっていくのが、あったかくて良いなと思ってます。

去年デイジーとマーガレットの皆さんと「ハミングカレー」を書いたけど、オンラインでアイデアやストーリーを持ち寄って、メロディーをつける段階もみんなで一緒に過ごして、それを実際のライブ会場で聞く。「点」が「線」になって、すでに「夢」があることをやっているんです。

まずは50人。次は100人。そうやって変化がある度に、進め方を書き換えていくデイジーとマーガレットにしていきたいです。

ありがとう!

最後まで読んでもらって、ありがとうございます!
デイジーとマーガレットの遍歴を辿りながら、「アーティストとファン」という軸から僕の中の変化や思いを記してきました。でも書き進めてきて、思うんです。「アーティストとファン」の間柄だけど、「僕とみんな」なんですよね。「僕とみんな」と思う気持ちがあるから、淀みなく気持ちを注げるし、みんなから気持ちがもらえるし、それを素直に受け取れるんだと思います。「アーティストは○○であるべき!ファンは○○であるべき!」というイメージから離れられて、居心地がよくなったのかもしれない。40代、歳を重ねたからこその味わいを。いい佇まいで音楽作っていきます。「僕とみんな」らしく、肩肘張らずに追求して、楽しんでいきたいです。
もう参加してくれてる「みんな」はどうぞこれからもお付き合いください。これから参加してくれるであろう「みんな」もいいタイミングでお越しください。


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