提案が一方通行になっていないか。伝え方を考える。

こんにちは、ビジョンコンディショニングコーチの中塚です。
ビジョンコンディショニングを伝える際、また店頭にて商品を販売するとき様々な場面で「モノやコトを伝える」場面があります。

改めて考えると「商品の良さ」を伝える事が多いなと思い返して反省する事がありましたので、自分用にnoteまとめとして。

ただ一生懸命すすめることって正解?

店頭販売員時代を思い返してみると、はじめは商品知識を得てこの商品がいかにいい物なのかをお客様に一生懸命伝える努力をしていました。
熱意が伝わると、「お兄さん一生懸命だから、そこまで勧めるなら買おうか」なんて購入いただく事もありましたが、思い返すと商品の良さや商品からくるメリットだけを伝えていることが多かったなと思います。

メガネの場合だとよく見えることは当然としても、メーカーからくる資料を鵜呑みにして商品のメリット「歪みが少ないです」「〇%薄いレンズです」などを伝えていたような気がします。

「これはいい物だから後悔させません、買ってください」スタンスって、世の中の販売員は本当に思っていて、その価値を一生懸命伝える事に陥りがちではないでしょうか。いや、そんなのお前だけでしょと言われればそれまでですが。。

でも、相手がこの商品を使うことによってどういう風に生活が変わるかとかそういった視点は見失いやすいような気がしています。

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「ドリルを買うんじゃなくて、穴を買う」

なんていうこともよく言われますが、ドリルを買うんじゃなく、穴を買うんじゃなく、その穴をあけた事によって変わる生活を買いたいという事が本質なんじゃないかなと思います。

メガネで言ったらその眼鏡を買うことで「かっこいい」って言われたとか、細かいものが見えなくなってできなくなった大好きな趣味がまたできるようになったとか、感じるベネフィットってその人それぞれなのかなと思っています。

その昔よく参加した某大手通販サイトの講習ではベネフィットは何?ってよく言われてました。メリットはその商品を使うと得られる得する事、ベネフィットはその商品を使うことで変わる生活そのものっていう認識なのかなと。

「こどもといっしょにどこいこう。」

ステップワゴンの広告コピーで使われた言葉ですが、この車を買ったらキャンプに行きたい!とか、家族と一緒に楽しい買い物に行きたい!とか想像させるとても好きなコピーです。

ビジョンコンディショニングやトレーニングも、そしてメガネも皆さんの話をたくさん聞いて、行う事や購入することでその後どうなるかわくわくさせるような提案ができるように常に考えていかなければと思います。

あまりまとまりなく長文になってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました!

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