見出し画像

投資初心者大学生と学ぶ 長期分散積立


2024年から新NISAが始まったこともあり、多くの人が投資について考えるようになったのではないでしょうか。
そして、「新NISA」と共によく耳にするのが「長期分散積立」という合言葉でしょう。この記事では、投資の基本を説明しながら長期分散積立のメリットについて解説していきます。わかりやすく解説していきますので、気軽に楽しく学んでいきましょう。

長期分散積立って何?

長期間の運用
色々な資産に分散
定期的な積立
この三つを軸に投資していく方法です。
投資をやったことのない人や投資に対して不安感を抱いている人におすすめのやり方となっています。

長期投資とは?

長期投資とは、資産を長期的に運用することです。
世界経済は、リーマンショック・コロナなどの影響で停滞することもありましたが、長期で見れば成長し続けているので、資産価値は上がる可能性が高いのです。世界経済の成長を表すGDPも1960年頃からずっと右肩上がりになっています。そのため、長期的な運用を目的に投資をしておけば、自ずと自己資産の価値も上がっていきます。

分散投資とは?

資産は主に株式・債券・不動産・コモディティ(金・原油など)などに分けられます。景気の良い悪いによってどの資産の価値が上昇し、下降するかを判別するのはとても難しいのです。そのため、自己資産を色々な形の資産にして所有することで景気の変動に対応することができます。

分散投資の仕組み

つまり、リスクを色んな国に分散させようということなのです。その時の情勢によってどんな資産の価値が上がるかわからないので分散投資が自己資産を守る上で大切になります。

積立投資とは?

株価は明日上がるのか、数年後に上がるのかを予測するのことは非常に難しいのです。このようなリスクを減らすためには、どこで儲かるのかを考えないで定期的なタイミングで株を購入し、購入時期を分散させることが大切です。定期的に株を買っていれば、その時々の株価を気にすることなく最終的に上がっていれば良いというようにシンプルに捉えることができます。

銀行貯金じゃダメ?

そもそも銀行での貯金ではなぜいけないのでしょうか?
例えば、
月々1万円を銀行に30年間預金した場合(金利:約0.002%):
積立元本は360万円となり、利息と合わせると360万1000円になります。
つまり、30年でたった1000円しか増えないのです。

月々1万円を30年間投資信託で運用した場合(運用利回り1.0%):
シュミレーションによると約420万円になります。
(計算結果は年一回の複利計算で手数料・料金などは考慮していないのであくまでも1つのシュミレーションだと捉えておいてください。)

以下の出典を参考にしています。
出典: 金融庁、資産運用シュミレーション

今回は投資信託の運用利回りを1.0%としましたが、株式での投資信託の場合一般的に運用利回りは3.0~4.0%となっています。また、複利的に増えていくことから利回り1.0%と比べても利益に大きな差が出てくるのです。

また、経済の成長に伴って物価が安定的に上昇していくと予測すれば、銀行にあるお金の価値は次第に下がっていくことになります。つまり、今1000円で買うことのできるものも30年後には1000円では買えなくなってしまうのです。これを避けるためには、自己資産も物価上昇などに連動して成長させていく必要があるのです。

今日の1分でわかるまとめ

本記事では、長期分散積立のメリットについて解説しました。

・長期投資とは、資産を長期的に運用すること
なぜ重要?
世界の経済(GDP)は歴史から見てもずっと右肩上がりなので、長期的に資産を運用すれば、自己資産は自ずと増えていくため。
・分散投資とは、自己資産を株式・債券・不動産・コモディティ(金・原油など)などに分けて所有しようということ
なぜ重要?
世界情勢を予想するのは非常に難しく、どの資産が増加し減少するのかは分からないのでリスクが資産を守る上で大切であるため。
・積立投資とは、定期的なタイミングで株などを購入していくこと
なぜ重要?
定期的に株を買っていれば、その時々の株価を気にすることなく最終的に上がっていれば良いというようにシンプルに捉えることができるため。

今回は、長期分散積立について紹介しました。
自らが学んだことをもとに掲載しています。現在も絶賛勉強中ですので新たなアイデア・誤解してしまっている部分などがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。

今後もこのように資産運用について学んだことを紹介していければと思います。ぜひフォローよろしくお願いします。

















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?