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コレクションリストを作ろう

すっかりごぶさたのnote更新となってしまいました。

外出自粛で美術館もギャラリーもクローズになってしまった4月後半〜5月の約1ヶ月半、現代アートに触れることができなかった影響でnoteからもついつい遠ざかってしまっていました。そろそろ本腰を入れて再開していきたいと思っています。

この1ヶ月半、現代アートに関係することはほとんど何もしていなかったのですが、唯一やっていたのが、コレクションリストを作り直すということです。

はじめて作品を購入してからおよそ10年。途中までは細かく残していたのですがここ数年はまったく手つかずの状態でした。なので作品の箱に貼られたシールや販売証明書を確認したり、ネットで調べたり、実物のサイズを測ったり。いろいろしながら空白を埋めていきました。

ちなみに今回は
・通し番号
・作家名
・作品名
・サイズ
・素材、技法
・購入ギャラリー
・購入時の展示
を表にまとめることにしました。そして作品の画像も添付する欄も作って。

いやー、図らずしもこの10年を振り返るいい機会となりました。リストを見ていると当時の自分の気持ちが蘇ったり、興味の変遷が分かったり。購入した当初は地元の愛知県立芸大の油画・版画の作家が中心で、2014年から本格的に関西(特に京都)を回るようになったことから関西の作家の占める割合が増えていき、2015年にはピークを迎えていちばん作品を買っていましたねえ。狂ってた、という言葉がまさにぴったりな一年でしたね。
その後は購入点数こそ落ち着いてはいるけれど、風変わりなものに心惹かれているような気がするラインナップになっている気がしますね。

今年で10年めなんですが、購入した作品は170点近く。購入しはじめた頃の作品を見ると「今だったら買わないなあ(笑)」と思うのはもちろんあるのですが、実際に作品を見ると当時の好きだった思いは伝わってきますし、「いい作品買ってるじゃん」と誰にともなく胸を張りたくなりました。
今後も「その作品が好き」という気持ちを大事にして作品を購入していきたいなあと改めて思いました。

と、リストを見て思い出すこともあれば、リストを見てもまったく当時のことを思い出せないものもしばし出てきます。
例えばこちら。

リストのスクショを撮ったんですけれども、ちょうど狂ったように展示を見て作品を購入していた2015年の部分です。
今回リストを作成するにあたって購入時の展示の日付を調べて入力していったのですが、永井天陽さんと新平誠洙さんの個展、同じ日にはじまっているんですよね。
現時点で自分が記憶しているのは、新平さんの作品は個展初日に足を運んで購入した、ということのみ。リストの番号は購入を決めた順番に振っているので永井さん→新平さんの順番で展示を見ているのは間違いないのですが、まさか名古屋から大急ぎで大阪に移動したのかなあ。今だったら絶対にやらないけど、当時は狂ってたからやっていたとしてもおかしくないのかな。これは謎のまま残りそうです。

思いがけずこの10年を振り返ることになったコレクションリストの作成。まだまだ画像欄が埋まっていない作品が多いので、時間をかけて年内には完成できるようにしたいなあと思っています。

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