台北當代2020

台湾の話、その1。
まずはアートフェアを見てきた話を。

台北當代は昨年よりはじまった規模の大きいアートフェアなんですが、知り合いのビッグ・コレクター氏からVIPカードを譲っていただいたので、恐れ多くもヴェルニサージュの時間に入ることができました。関係ないけど「ヴェルニサージュ」って言葉は語感が良くて何度も口にしたくなります。

会場の南港展覧館に着いたらもう入場待ちの列ができていて、日本でも名の知れたビッグ・コレクターさんが普通にいて、ちょっと緊張してしまいました。

いやー、広かった。これまで経験してきた大規模なフェアって、私の場合はアートフェア東京ぐらいなんですけど、それよりも確実に広い。下手したら倍とかあるのかな。
とはいえアートフェア東京の場合は古美術が混じっていたりするから、現代アートだけでこれだけ広いスペースを埋めているのはやはり壮観です。しかもペース、ガゴシアン、ペロタンと、私でも知っているようなメガギャラリーが並び、また著名な作家の作品が数多くならんでいたのでお腹いっぱいです。

いちいち載せていたらキリがないのでひとつだけ。

ハンス・オプ・デ・ビークの作品。
昨年の瀬戸内国際芸術祭の小豆島で見た「静寂の部屋」にまつわるモノクロームの作品。とても良い展示だったなあ、、、と懐かしくなりました。彼の作品もそうでしたが、著名な作家さんは複数のギャラリーから作品が出ていました。

会場では、出品作家による大がかりなインスタレーション作品もありました。

アイ・ウェイ・ウェイの作品。
他にも画像は撮れなかったのですが、泳ぐ人を映したスマホぐらいの小さなモニターをたくさん水に浮かべていた陳萬仁の作品が面白かったです。プレビューの日はそうでもなかったですが、一度に入れる人数が限られているので、土曜日は入場待ちの列ができていました。

さて、はじめての海外、そして大きなフェアに足を運んで、ちょっと浮かれてしまったんでしょうね。1点、自分にしては大きな買物をしてしまいました。本物のVIPの真似事をしてみたくて、、、なんて。これからコツコツお支払いをしていく訳なんですが、支払いが終わったらまたアップしたいと思います。


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