富山市ガラス美術館

次なる目的地に到着しました。

どーんと、ガラスの使い方が特徴的な建物がそびえ立ちます。こちらはTOYAMAキラリという建物。目的の富山市ガラス美術館や銀行、図書館が入っています。

受付でチケットを買って2階に進んだら、ほう、と思わず声が出そうになりました。

外からの光が入って明るくて開放的。木の板による装飾はやや過剰のような気がしますけど、一方でどこかほっとするものがあります。そこが木の力なのかもしれません。設計はあの隈研吾氏。最近本っ当に隈研吾建築に出くわすことが多いですね。
個人的にはこの案内表示が好きでした。さすがデザインの街。

さて、美術館での展示です。
現在は「ミクロコスモスーあらたな交流のこころみ」という展覧会を開催中。普段あまりガラスの作品は見ないのでいろんなタイプの作品が見られて面白かったです。
そもそも富山でなぜガラス?って思っていたんですけど、薬売りが盛んだった関係で薬瓶を作る職人さんが多くいたことがきっかけなんですね。調べてみて単純ながら説得力の高い理由にすぐさま納得してしまいました。

言上真舟さん。関西や名古屋でも作品を拝見したことがあって唯一名前を知っていました。割れたガラスで作られた下着や靴。影がきれい。

伊藤真知子さん。グラスファイバーというガラス繊維を編んだり束ねたりして形を作ってから焼成するという技法なのだそう。

谷口嘉さん。名前だけでは分からなかったのですが作品を見て瀬戸市新世紀工芸館の展示で拝見した方だと気づきました。

勝川夏樹さん。細胞分裂を繰り返して大きくなったような生命力を感じる作品でした。

小曽川瑠那さん。朽ちていく花の様子が上手く表現されていてぱっと見た感じではガラスとは思えませんでした。

猪野屋牧子さん。毒々しいくらいにカラフルで装飾的で見ていて楽しくなります。

渡辺知恵美さん。層になったガラスの表面に細かな模様が彫ってあってとても美しい作品でした。小品でもいいので欲しくなってしまいました。ぐっと引き込まれます。

そのほか階上のコレクション室も回っていろいろ作品を拝見。ガラスと一言で言っても手法はいろいろあるのだなあ、というのを改めて実感しました。

美術館を出たあとは近辺を散歩することに。
まずはTOYAMAキラリの裏側へ。壁面緑化が進められていました。

近くにあったレトロな建物。

何よりタイルで作られた文字がレトロ感があって素敵です。何となく長野まゆみさんの小説に出てきそうだなという感想を持ちました。
何の店だろう、と特に確認もしないまま上の画像をツイッターに上げてつぶやいたら、知り合いのフォロワーさんふたりにほぼ同時に「富山銘菓のお店です!」と突っ込まれて、せっかくなので購入することにしました。

店や商品のロゴは銘菓らしい和風なもので思っていたレトロ感はなかった、、、笑
帰宅してからいただきましたが、ふわっとした軽い食感が新鮮。ほんのり甘くて美味しかったです。

ぶらぶらと歩いていて目に止まったのが、こちらのお寺の本堂。

立派な建物ですが特に目を引いたのは屋根瓦。画像では分かりづらいですが黒くてツヤツヤしている! 調べてみたらガラス質の釉薬を使って雪を滑り落としやすくしているのだとか。黒いのも雪を早く溶かすため。なるほど、雪国の知恵なんですね。おまけに威厳もあって圧倒されます。

さて、散歩はまだまだ続きます、、、

【展示概要】
「ミクロコスモスーあらたな交流のこころみ」
2020年2月29日〜6月21日
富山市ガラス美術館(富山県富山市)

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