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あぁ、やっぱり……、という感想がまず出てきました。

前澤友作が所蔵するバスキア大作、フィリップスで競売へ。予想落札価格は80億円以上

前澤友作氏がバスキアの大作を手放すというニュースです。
以前から噂では聞いていましたが、現実のものとなってしまったんですね。

前澤友作氏の現代美術コレクターとしての名前を世界的に広めることとなったこの作品、以前のnoteにアップしたように、日本とは深い縁のある作品です。

ファルマコンを探して (5) バスキアは今も人びとを魅了する｜ひしがた｜note

85年のアキライケダギャラリーでの個展、および90年の幕張メッセでの「ファルマコン」にも出展されているんですよね。

ただ、前澤氏が落札したあとに行われた2019年のバスキア展にもこの作品は展示されなかったようです。

前澤氏のツイートより。

美術館構想に向けてコレクションを少し入れ替えます。赤バスキアと青バスキアの内、赤バスキアを今回オークションで売却。暗号通貨での支払いもOK。青バスキアは美術館に展示予定です。

前澤友作が所蔵するバスキア大作、フィリップスで競売へ。予想落札価格は80億円以上 https://t.co/46lku8gpQb

— 前澤友作☮️ (@yousuck2020) March 1, 2022

青バスキアの方はバスキア展にも出ていたようなんですが。まあ、横5m近くある作品なので、展示する場所を選ぶ作品ではあります。美術館を作るにあたってその辺りのことがネックになったのかもしれません。

いったいどんな人が購入するんでしょうかね。ただ、日本のコレクターあるいは美術館ではおそらくないだろうというのは容易に想像できます。
一度日本できちんと展示して欲しかったなぁ、と思うばかりです。