伊藤雄馬

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伊藤雄馬

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記事一覧

2024/05/05

【引用はじめ】  私は、『並行書簡』においても、『小説風日記』においても、“雄馬”と書いてきた。普段の生活においては、“雄馬さん”と呼んでいる。私はこの現象が、…

伊藤雄馬
1日前
10

2024/05/03

 相変わらず賢さんの書いたものを横目に書いてはいるけれど、「並行書簡」のタイトルを外してみた。なんとなくね。この「なんとなく」がもたらす不思議さと、気味悪さと、…

伊藤雄馬
2日前
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並行書簡-47

【引用はじめ】 【引用始め】  「終わりたいと思っていないのかもしれない」と感じるのは、終わりを予感しているからだ。「0」が完成しようとしているからだ。  始ま…

伊藤雄馬
5日前
7

並行書簡-45

賢さんからの並行書簡がきた。「早くかけボケ!」みたいな終わり方で笑った。賢さんの並行書簡は笑いどころが必ずあって好きだ。今回は鏡の件が笑いポイント、だと思ったら…

伊藤雄馬
7日前
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並行書簡-42

【引用はじめ】  私は、雄馬に、いつも、前々から、思っていることがある。それは、「お前、誰?」である。  本当か? 本当に、そう思っているのか? 私は、わかって…

伊藤雄馬
9日前
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並行書簡-40

 久しぶりに完徹した。賢さんと会う前日だ。江ノ島の賢さんおすすめのレストランで、賢さんにご馳走になる予定だった。自分は賢さんと会う前に、体調を崩そうとする癖があ…

伊藤雄馬
11日前
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並行書簡-37

バイトに落ちた。 それについてはなんの感覚も感情もない。なんだか強がりみたいにみえそうな気もするが、本当にない。 なくて困ってしまうので、とりあえずネタとして扱…

伊藤雄馬
2週間前
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並行書簡-35

【引用はじめ】  ものを減らすと、そこに空間ができる。順序としては、空間があった、もしくは、あるから、そこにものを置けた。しばらく、そこに放置されていた。単なる…

伊藤雄馬
2週間前
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並行書簡-34

昨日の朝、清掃バイトの面接に行くために、比較的早く、でも社会的には普通か遅めに起きて、身支度をした。歯を磨き、顔を洗う。ヒゲは昨晩のお風呂で剃っておいた。鏡を見…

伊藤雄馬
2週間前
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並行書簡-31

深夜だけど、いつもより少し早い。なぜなら、明日の朝にバイトの面接があるからだ。 並行書簡の番外編的な位置付けを賢さんによってされた『お裾分け』のなかに、パートナ…

伊藤雄馬
2週間前
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並行書簡-28

また深夜になってしまったが、この時間に執筆するのは嫌いではない。賢さんの並行書簡-27を読み返す。ナンバリングを確認するためと、なんとなく読み返したかったからだ。…

伊藤雄馬
2週間前
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並行書簡-26

昨日の投稿を賢さんがとても喜んでくれていたので、書いてよかったなぁと思った。だいぶん前に書いたままになっていて、中々出せないでいたけど、出せてよかった。そんな書…

伊藤雄馬
2週間前
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並行書簡-24

原稿を先月末に書き終えてから、久々に賢さんの家に行って、ご飯をご馳走になった。賢さんの家に行く前日のトークイベントで、打ち上げのあと、ひっそりと終電を逃し、ぼん…

伊藤雄馬
2週間前
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並行書簡-04

10年来愛用している無印のリングノートがあります。無印のペンがリングにちょうど入って無くさないし、A5サイズで持ち運びやすい大きさだし、ハードカバーでフィールド調査…

伊藤雄馬
1か月前
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並行書簡-03

体操はもういいか、となった。 賢さんは日記風小説の中で、とまで書いたところで、ちょうど話しかけられて、何を引用しようとしたか忘れた。そしてもう、それはここではな…

伊藤雄馬
1か月前
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並行書簡-02

「賢さんの小説読んで書いた」という体の何かです。 並行書簡の初回はこちら。 コノハナノサクヤヒメという女神から聞いた、エナジーと女性性の話をします。 エナジーは…

伊藤雄馬
1か月前
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2024/05/05

2024/05/05

【引用はじめ】
 私は、『並行書簡』においても、『小説風日記』においても、“雄馬”と書いてきた。普段の生活においては、“雄馬さん”と呼んでいる。私はこの現象が、ずいぶん前から気になっていた。『並行書簡』でそれを取り上げようと思ったことも、何回もあったが、いざ書かれ始まるとその話題は全く出てこず、あれよあれよという間に、『並行書簡』自体が終わってしまった。「ちょっと、ここらで心機一転。」という気持ち

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2024/05/03

2024/05/03

 相変わらず賢さんの書いたものを横目に書いてはいるけれど、「並行書簡」のタイトルを外してみた。なんとなくね。この「なんとなく」がもたらす不思議さと、気味悪さと、苛立ちと、煮えきれなさからくる「ま、遊ぼっか!」を受けて、「ウェーイ!」と返事してみるよ。ウェーイ!

【引用はじめ】

 あぁもう本当にうるさい。私はこの箇所を何度も引用しているかもしれないが、私はこれを読むと、なんとも言えずイライラする

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並行書簡-47

並行書簡-47

【引用はじめ】

【引用始め】
 「終わりたいと思っていないのかもしれない」と感じるのは、終わりを予感しているからだ。「0」が完成しようとしているからだ。

 始まりの、終わりの、予感がある。
【引用終わり】
 いやいやいや、読者よ。意味、わかるか? こいつは、本当に、意味がわからん。言語学者ですよね? わかるように、言語、書いていただいても、よろしゅうございますでしょうか?

【引用おわり】

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並行書簡-45

並行書簡-45

賢さんからの並行書簡がきた。「早くかけボケ!」みたいな終わり方で笑った。賢さんの並行書簡は笑いどころが必ずあって好きだ。今回は鏡の件が笑いポイント、だと思ったら最後に「ボケ!」と来たもんだ。シンプルでストレートな落ち。素晴らしい。

賢さんの並行書簡を読んでいるぼくの反応を見たパートナーが、何かを察して笑って言った。「ゆうさんといる人はみんなそんな感じになるよね」。自分といる人は、自分と一緒にいる

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並行書簡-42

並行書簡-42

【引用はじめ】

 私は、雄馬に、いつも、前々から、思っていることがある。それは、「お前、誰?」である。

 本当か? 本当に、そう思っているのか? 私は、わかっているくせにわかっていないことにしている可能性がある。“わざと”という言葉が浮かぶが、どうなんだろうか。

【引用おわり】

 そういえば、noteには引用機能がある。なぜそれを今まで使わなかったのかしら。それは、並行書簡の引用と、その他

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並行書簡-40

並行書簡-40

 久しぶりに完徹した。賢さんと会う前日だ。江ノ島の賢さんおすすめのレストランで、賢さんにご馳走になる予定だった。自分は賢さんと会う前に、体調を崩そうとする癖があるのだろう。

【引用はじめ】

賢さんの家で食事をする予定のあるときは、なぜか「不調気味」で行くことになる自分がいる。今回のように寝不足だったり、風邪気味だったり。そして、ご飯を食べて元気になるところまでがセットだ。この日も、ご飯、お味噌

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並行書簡-37

並行書簡-37

バイトに落ちた。

それについてはなんの感覚も感情もない。なんだか強がりみたいにみえそうな気もするが、本当にない。

なくて困ってしまうので、とりあえずネタとして扱うことにして、笑うことにしたが、周囲の反応は、そこはかとなく慰めてくれたり、理由を考えてくれたり、採用担当者の見る目のなさに怒ったりしてくれる人がいるなど様々で、人って面白いなぁと感じている。

ものごとは、何もないところからシャボン玉

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並行書簡-35

並行書簡-35

【引用はじめ】

 ものを減らすと、そこに空間ができる。順序としては、空間があった、もしくは、あるから、そこにものを置けた。しばらく、そこに放置されていた。単なる「放置」ではなく、活用すべくそこに置かれ、次第に、いつのまにやら、「放置」になった。
 ふと、気付く瞬間が訪れるーー「捨てよう。」ーーこれは、「ぁ、『放置』してる。」だ。
 使われているうちは、循環があるが、「放置」になると、溜まる。滞る

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並行書簡-34

並行書簡-34

昨日の朝、清掃バイトの面接に行くために、比較的早く、でも社会的には普通か遅めに起きて、身支度をした。歯を磨き、顔を洗う。ヒゲは昨晩のお風呂で剃っておいた。鏡を見ると、そこには見慣れない男の顔があった。

(ふーん、こんな仕上がりか、悪くないかな)

もちろん、その顔は伊藤雄馬であり、ぼくはその顔をなかなかに見慣れている。しかし、その顔が見慣れない顔に映る瞬間はぼくの人生には普通に存在する。そのとき

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並行書簡-31

並行書簡-31

深夜だけど、いつもより少し早い。なぜなら、明日の朝にバイトの面接があるからだ。

並行書簡の番外編的な位置付けを賢さんによってされた『お裾分け』のなかに、パートナーの「働きたくないぃ」からのテヘペロアイス(さっきまでお金はなくても働きたくなくて泣いてたのに、お金を使ってアイスを買って食べてケロッとしていること)の話があった。

それを読んだ賢さんは、おそらくそんなぼくらを見かねたのだろうか、並行書

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並行書簡-28

並行書簡-28

また深夜になってしまったが、この時間に執筆するのは嫌いではない。賢さんの並行書簡-27を読み返す。ナンバリングを確認するためと、なんとなく読み返したかったからだ。すると、予想していたように、少しトリッキーなのを確認した。

昨晩、自分の書いた回(26回)とは別に『お裾分け』を今朝、書いた。賢さんは、これも「並行書簡だ」と感じ、これに並行して、27回を書いた。実は、『お裾分け』はnoteからはもう消

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並行書簡-26

並行書簡-26

昨日の投稿を賢さんがとても喜んでくれていたので、書いてよかったなぁと思った。だいぶん前に書いたままになっていて、中々出せないでいたけど、出せてよかった。そんな書きかけの原稿が山ほどあるのだけれど、旬を過ぎると難しくなる。「昨日のアイデアは今日のゴミ」みたいな話を賢さんは前書いていたけど、ちょっと昨晩は違って、「ゴミもタデも好き好きだぜ」などと勢いで続きから書き、なんとか書き切った。偉いのである。

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並行書簡-24

並行書簡-24

原稿を先月末に書き終えてから、久々に賢さんの家に行って、ご飯をご馳走になった。賢さんの家に行く前日のトークイベントで、打ち上げのあと、ひっそりと終電を逃し、ぼんやりと力みなく完徹して行ったら、

「なに疲れてんだよ!」

みたいなことを玄関で賢さんに言われた(もう少しやわらかい言い方だった気もする)。

賢さんの家で食事をする予定のあるときは、なぜか「不調気味」で行くことになる自分がいる。今回のよ

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並行書簡-04

並行書簡-04

10年来愛用している無印のリングノートがあります。無印のペンがリングにちょうど入って無くさないし、A5サイズで持ち運びやすい大きさだし、ハードカバーでフィールド調査中も書きやすいし、ちょっとした書類を挟んでおけるポケットもある。最高です。

そのノートの最初のページ、いや正確に言うと裏表紙っていうんでしょうか、罫線のない少し厚めになっているページがあって、そこに必ず書くことがあります。なんて書いて

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並行書簡-03

並行書簡-03

体操はもういいか、となった。

賢さんは日記風小説の中で、とまで書いたところで、ちょうど話しかけられて、何を引用しようとしたか忘れた。そしてもう、それはここではない。

万事がそんな風なので、体操というものをやろうにも、「よっこいしょ」がいる。「よっこいしょ」は例えば、座っているときに立ち上がったりするときに発する。座っている自分と立っている自分。これだってぜーんぜん違う自分なのだ。同じ「自分」と

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並行書簡-02

並行書簡-02

「賢さんの小説読んで書いた」という体の何かです。

並行書簡の初回はこちら。

コノハナノサクヤヒメという女神から聞いた、エナジーと女性性の話をします。

エナジーはエネルギーのことです。最近はエナジーと言う方がぼくはしっくりくるので、エナジーと呼びます。シナジーっぽくてよい。

女性性はこれからの時代のキーワードだと思いますが、いろんな意味があり、いろんな意味があるということは、ほとんど意味がな

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