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人生=仮ゴールの連続

私のゴールって何だろう。

スポーツをしてきた時みたいに、圧倒的にこれをなしとげたい。というものがあって、その高いところにある目標を追うことにワクワクする。そんなゴールは何だろうか?目先の「やりたい」ではなく、高い目標で手が届くか分からないけど人生で絶対に成し遂げたい何かを探してきました。

その魂燃やせる何かに立ち向かっている過程にいることが私の人生にとって、楽しい状態だから。そのフィールドは、今人生という範囲に広がった。自分の意志で探し、自分の意志で決めていかなければ絶対に満足のいく人生は送れないと、思います。

「死ぬまでにどれだけのものを得たか」で人生の価値は決まるのではなくいつエンディングが訪れても「楽しい人生だった」と胸を張れる、そんなわくわくする日々を送ってるかどうか。瞬間瞬間いつも上を見上げて、上を見て、成長するための努力そのものを「Excitingで面白い」と感じているだろうか、そういったことで人生の価値は高まっていく。

明日死んでも後悔しないか。その基準は今この瞬間が常に人生で一番楽しくてワクワクしているか、です。そのワクワクは、生半可な何かではなく心から決めた方向に走っている道半ばにいることで生まれます。

だから私にとって、心から求める大きなゴールがあることがすごくすごく大事。今目の前にある数々の「やりたい」なんてレベルじゃなく、人生かけて果たしたいゴールは何か?少しずつ手を出してみてはいるけれどどれが本気で達成したいゴールなのか、はたまたそれにはまだ出会えていないのか。

大きいゴールで、「本気でこれ」と思えるものに出会えたら、逆算して猛烈に走り出すのに。方向が定まらなくて迷子なんていう状態は私の中で一番不甲斐なく、こんなにも体力が有り余って今にも走り出したいと願っているのに何をしてるんだ?という気分になることが私を苦しめていました。


そんな私の持つ、「夢について」の文章を記載させてください。

外国人の友達にあてて書いた英文が、自分の正直な気持ちだと思いました。

My dream is making the world where everyone can be alive obeying our real voices and real desire. I think that shapes of our happiness is different one by one. But, there is a common point. It’s if everyone could have own dreams. In Japan, there are a lot of people who has no dreams. As we grew older, we can’t talk about our dreams. We only pay attention to assignments in front of us because almost desire is earning money. I think that earning money is a way how our dreams come true.

When we lost our dreams? This is my answer. Many people forget moving honestly. When we’re children, we could be moved by many things, for example the rising sun, beautiful pictures, delicious breakfast and so on. We could live honestly to our feelings. But as we grew up older, something happens inside ourselves. It’s another person except me. It stops showing my feeling outside. But it is a fact which happens when we grow up. If we could move honestly and showing our feelings easily, we could recognize what we really like and what we really dislike. And then, we could find our real desire. This is the way how we find our dreams.

So, my dream is making the world we can live just like characteristics of ourselves. To realize it, I’ll give a moving moments to people and a community where everyone can live honestly to our feelings.

私の夢は、「誰もが自分らしい幸せをつかむ社会を作ること」です。

きっかけは、フィリピンに留学したこと、インドネシアのNPOの活動に携わったことでした。

海外で過ごした時、そこには収入や職業や肩書など関係なく、好きな人に囲まれて好きな人を愛して好きなことをして自分の幸せを生きている人がいました。夢の大小にかかわらず、日々やりたいことがあって誰かと自分の幸せを争うことなく、満たされて生きていた。対して日本人の生活を帰国してから俯瞰してみると、誰かに遠慮をしたり自分の意志に反することでも従ったり、そうやって自分を大切にしていないように見えてしまったのです。

海外の、決して日本より恵まれているとは言えない地域に住んでいる人のほうが日本人よりも幸せそうに生きていたその姿を見て、日本人がどこか誰かに生かされて生きている姿に疑問を感じてしまいました。誰もが自分の本当にやりたい事、大切にしたいものに正直になって、争うのではなくお互いを尊重して生きられるようになったらもっと幸せになるのでは?じゃあ幸せの定義ってなんだろう?それが前回までのnoteに書いたことです。

この夢を実現したいことは分かったけれど、ではどんな手段で?

これが私の望むゴールになる。

それをずっとずっと、考えてきました。
そして最近分かったことがあります。

人生仮ゴールの連続だ!


夢さえあれば、小さい”やりたい事”の数々が出てくる。その一個一個やりたい事を達成した先により大きなやりたい事が生まれて、それがいつか自分が人生で達成したい大きなゴールになる。

周りの大人を見ても、人生かけて達成したいゴールを探してる。それなのに私は、何十年先のゴールまで設定して逆算しようとしてたのです。

アーティストだって、スポーツ選手だって、俳優だってきっと、「デビューを果たす」というようなゴールは人生かけてた達成したいような大きなものに見えるけれど、それすらも通過地点。それは「今夢中になっている」ゴールであって、達成したら次の頂が見えてくるはずなのだと思う。

いくら考えても、人生という長いプランは見えないから。生きていくうちに変わるものだから。人生って、どうしても予測できないことが起きるハプニングと、予想していたことが起きないノンハプニングで形成されてて、それに乗っかって生きていくこともまた人生の楽しさだから!

「今夢中になっているやりたいこと」が人生通じて果たしたい事かどうかなんてわからないけれど、そう思って仮のゴールを設定したほうが人間走りやすいのです。そしてその仮ゴールを果たすたびにゴールは更新されていく。仮ゴールの連続をしていくうちに、いつか人生でこのゴールを達成したい!という最後の終着点が見えてくるのではないかな!と。

だからこそ、人生のゴールなんて捨てる。なりゆきで生きる。代わりに目の前にあるやりたい事には仮ゴールを設定して、死に物狂いで取り組む。

そう思ってから私は、今目の前にある仮ゴールをひとつづつ達成していく決心がつきました。    

これが、私の”仮ゴール”たち。


IOCに採用されて世界中にスポーツで感動する瞬間を届けたい

地方に、強烈に心動かされるもの・応援したいものが存在する日常を作りたい。それを通じて魅力発掘に繋がってほしい。

世の中に存在するありとあらゆる”知らないもの”を知って記事としてアウトプットするまで理解したい

そこに来れば、自分”らしく”変身できるコミュニティを作りたい

世界に生きて日本を見つめ、自分が情熱を燃やして解決したい社会課題はどこにあって何なのかを見つけたい

コーチングを自分のものにしてその人が本当に望むものを引き出してあげたい

教育現場以外で自由で独創的なことが魅力なんだよと子供に教えてあげたい

日常の枠の中にとどまっていて夢が見つからない人に、旅へ出る一歩を後押ししたい

...

達成していくたびに更新されて、人生のゴールに近づいていく気がしています。


ジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんも、人生なりゆきだと。けれど自分の声に正直に生きて、目の前のことには誰よりも全力で取り組んできた結果なのではないかなと思います。

「今ここ」に情熱を燃やして生きることで心を満たしながら。      
人生の仮ゴールを更新していく生き方が理想なのかもしれません。

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