"らしく"いたいということ
"普通"になりたくない。
でも、"普通"であることは楽。
思ったことありませんか。
学級委員ってかっこいいけど、大変だしまとめられる側の"みんな"でいる方が楽でいいや。私が最初に葛藤を感じたのは、あの時です。無理矢理にでも手を挙げてよかった。私は中学まで、そうした役職をやり続けました。
高校生の時、母にこんな言葉をかけられました。
「あなたいつからそんな、その他大勢の人になっちゃったのよ。」
もちろん当時は、その他大勢ぐらいが気持ちいいよ!と反発しました。しかし悔しい気持ちもあって、高3ではまた役職につきました。
ここ数日、何十回と聴いてしまう曲があります。歌詞がグサグサ刺さるのです。
なぜだろう。よーく、聞いてみました。この感情は私にとって大切にしている何かを、示してくれているように思います。
「異端なスター」Official髭男dism
ねえ聞いて 面白くなけりゃダメで
見た目が良くなきゃダメで
そうやって選ばれたスター 人気者さ
僕らは後ろをついてまわって
照らすライトの 1つとなって
それが「人生」 醜いリアルだ
誰もが憧れるスターは、自分を「作って」できた人気者だった。そうしないと表舞台で注目されない。そんなの悔しい。
『調子にのって出しゃばった火をつけ回る異端なスター』
そんな汚名着せられてもいいから どうか 叫んで 歌って
何か変えたいなら どうか 歌って
周りがどう言おうと"自分らしく"いられるスター。こうなりたいんじゃない?
ねえ聞いて 空気が読めなきゃダメで
頭が良くなきゃダメで
そうやって選ばれたスター 敵わないな
僕らは後ろをついてまわって 悔し涙を隠して笑って
これが「人生」だなんて 醜いリアルだ
人気者の芸能人も俳優も、きっとどこかで自分を押し殺している。周囲に求められるものに応える事で、彼らのスター性は成り立っているから。 それが人生なの?
いつからか 失敗ばっか重なって
自信をなくして落ち込んで
目立つことが怖くなって
尖ってるやつを馬鹿にして
だけど何処か羨ましくて
鏡の前でだけ妄想に精を出して
「幸福だ」って意地張った 悲しくて 1人泣いていた
そんな夜から逃げないで
『愛情求めさまよった天真爛漫なディザスター』
そんな自分が好きなら胸張っていいから
どうか 歌って
君なら出来るから どうか 歌って
スターになりたくて、挑戦した事に冷ややかな目線を向けられると苦しい。逃げたくなる。でも、このままの自分はもっとイヤ。
何か行動を起こそうとすると、それを批判してくる人は必ずいるのです。そんな人に構わないで、あなたはあなた"らしく"いて。周りの期待に応えるスターじゃなくて、あなたらしさが光るスターになって。きっとそれが本当の幸せだから。
人は誰からもよく思われたい。褒められたいし認められたい。だから自分をさらけ出すことは怖いんです。受け入れてもらえるか分からないから。
でももっと怖いのは、自分を出せなくなって、そのうちに本当の自分を見失ってしまうこと。
そういうメッセージを伝えたかったんだと思います。私なりの解釈ですが。
そしてこうやって"自分らしい"スターに、誰もがなって生きていきたいとどこかで思っているからこそ、聴いてる人の心に響くのではないでしょうか。
ちなみにこの曲をインスタのストーリーにあげたら、同世代の沢山の友達から私もその曲好きってコメントがきました。
みなさんはどんな、スターになりたいですか?
それが本当に望んだ姿ですか?
自分"らしく"生きること。
これは私が目指す、幸せの定義の1つです。
"らしさ"については長くなるので、次のnoteで更に深めていきます。
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