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「世界人助けランキング139位」のニッポンを変えたい

はじめまして。フィジー共和国の永崎ゆうまです。
この度、ランサーズ新しい働き方LABの4期生に選ばれました☆
本記事にて、新しい働き方の実験について、記録していきたいと思います。

◆実験テーマ

「サンタクロースを育てる」という仕事は成立するのか?

◆実験の目的と背景

僕が住む南国フィジーは世界幸福度ランキング1位。
幸福度が高い秘訣はいろいろありますが、そのうちの1つは、ケレケレ(kerekere)という助け合いの文化です。
英訳すると「Giving without expectations」(見返りなく与えること)。

Giveの達人であるフィジー人は「自己肯定感」も非常に高く、「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)」にも恵まれています。
逆に日本人は「自己肯定感」も「ソーシャル・キャピタル」も世界ランキングで下位です。

「世界人助けランキング(World Giving Index)」において、日本の順位は142カ国中139位…。そんな現状を少しでも変えていきたいけど、どうすれば、変化ドミノを起こせるのか? 行き着いた答えが、「Giveを学び、実践すること」です。

これが、「自分には価値がある」と自信を回復させ、良質な居場所をつくる最善の方法だと感じています。

Giverのロールモデルとしてのサンタクロースから学びを得ていく。
そんなサンタ養成所(小中学生向け & 大人向け)をオンラインでつくってみます。

◆検証したいこと

(1)「職種:サンタ・メンター」は成り立つのか?
(2)昔からある小学生の間の論争「サンタはいるのか、いないのか?」に終止符は打てるのか?(正解はもちろん「僕らみんながサンタなんだ!」)

◆スケジュール・進め方

(7月)「サンタの学校」の法人をつくってみる
(8月)トナカイのゆるキャラをつくってみる
(9月)ソリ(キャンピングカー)で全国を巡り、サンタ募集活動をする
(10月)全国から集まったサンタ志願者たちと「サンタ道」を極めていく
(11月)サンタ志願者たちが世界を舞台にサンタ活動を実践する
(12月)実験終了の24年末までに50名にサンタ認定証を配る

◆最後に

日本は世界でいちばん便利な国であり、一人でも生きていけると「おひとりさま」社会を実現させつつある国。
だからこそ、自己責任感が強くなりすぎ、相互扶助が弱まりました。
「他人に頼らず、自分で解決せよ」と、サポートを求めにくい社会になっています。

『SOSをもっと気軽に発信でき、周りがそれをキャッチして、サクッと応援できる』
そんな空気感が漂う日本なら、もっと生きやすいはず。つながりレスな社会でオモシロく生きるためのトリガーは「Give」です。

IQ(知能指数 / Intelligence Quotient)よりもGQ(贈与指数 / Giving Quotient)の時代。
「GQ(与えるチカラ)」を高めていくオンライン・スクール「サンタの学校」で、老若男女、愉しみながら一緒にQOL(Quality of Life)も上げていく実験ができたらと思ってます。
そんな思いに少しでも共感してくれる方は、ぜひぜひご参加ください☆

↓ 「探究ランド(大人編) 〜小学生時代の好奇心を取り戻す〜」の1期生(24年9月17日、オンラインにて開講)を募集中☆
https://tankyuland-otona1.peatix.com/

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