2023 ハンドボール日本選手権
こんにちは!
気づけば、2023年も終わり…
個人的には、修士論文の執筆に追われ、師走を実感している日々です。
ひとまず、体裁的なところはある程度整えることができたので、今回は、少し前に行われていた
ハンドボールの日本選手権の振り返りをおこなおうと思います。
年の瀬の時期ですが、お時間許す際に、ご一読いただければと思います。
初戦;富山ドリームス
初戦の対戦相手は、今年度からJHLに参入した富山ドリームス
僕がスポーツ心理学を専攻するきっかけの1つになった中京大の大先輩吉村さんが監督をされているチームとの対戦
個人としては、大会の規模や対戦相手が変わってもそこまでやることは大きく変わらずGKコーチとして、アナリストをしていた時に学んだ分析の手法などを活用しながら、GKの選手とメインでコミュニケーションを取りながら準備をしていきました。
JHLのチームと対戦ということで、ある意味選手も割り切りながらかなりリラックスして試合に入って行けていたような気がします。
いい雰囲気のまま、試合序盤から連動したOF・相手のミスを誘うDFから速攻といった自分たちの一番理想の形で終始、試合を有利に進めることができ
大阪体育大学 39-27 富山ドリームス
で勝利。
体大出身のOBが多く在籍する湧永製薬との対戦に駒を進めることができました。
2回戦;湧永製薬戦
2回戦の対戦相手は、湧永製薬
JHLでも屈指のフィジカルを誇るチームで、今年度はそれらに加えて、速攻のスピードなども向上している印象を分析段階から受けていました。
とはいえ、ここからもJHLチームとの対戦ということで良い意味で割り切りながら、自分たちができることに集中して、試合に臨むことができたと思います。
試合としては、まさしく一進一退の攻防が続いた序盤から、相手の退場による人数有利な時間をチームとして、有利に活かしながら点差を広げていくことができましたが、前半終盤は、完成度の高いポストとの2:2で崩され、OFにおいても、相手DFに対しても段々とフィットされてきた結果、1点ビハインドで前半を折り返しました。
個人としては、試合中に記載している自チームのGKのデータとGKの感覚を擦り合わせながら、後半に対するいいイメージを作りつつ、後半へ
後半は、前半に狙われた部分をDFから修正し、いいOFにつなげることができた結果、徐々に点数を広げていくことができたように感じます。
特に後半のDFは、本当に全員で足を動かしながら、最後の最後はGKがセーブするといった理想の形
結果として
大阪体育大学 32 - 25 湧永製薬
で勝利することができ、日本選手権3連覇中の豊田合成との対戦が決定。
勝利した瞬間は、嬉しい気持ち半分、信じられない気持ち半分のような感じで、喜び大爆発というわけではなかった雰囲気が印象に残っています。
準々決勝;豊田合成
ベスト8に残っているチームのうち、大学生で残っているのは、体大だけという状況
選手紹介や動画配信サイトでは、テロップなども導入されるといった豪華な環境
個人としてもまさか学生の年代にこのような環境での試合に関われるとは…という感じ
日本選手権3連覇中の相手であっても自分自身ができる分析と対策は変わらないので、急ピッチでできる分析をやりきり、共有をすることはできたと思います。
チームとしても、もちろんやるからには、全力でチャレンジすることは変わらず、1年間チームとしてテーマとしてきたことをやりながら、豊田合成から30点をとるということを1つの目標に試合に臨みました。
結果としては
大阪体育大学 28 - 50 豊田合成
での大差での敗戦となりましたが、豊田合成相手に28点を取れたことはかなりすごいのではないかなと思いました。
感想としては、やはりJHLの覇者は半端ない
もちろん、試合だけを見てもそう感じましたが、個人的に縁あって日本選手権のトーナメントが出る前に少し勉強を兼ねて、練習見学に行かせてもらっていました。
詳細を記載すると長くなるので今回は、割愛します。
ここまでやっているからこその日本一なのだなと強く印象に残りましたが、試合においてもあの練習がこのプレーにつながっているということが理解することができた部分に対しても半端ないなという印象を持ちました。
もちろん、良い選手が集まっているから強いということもあると思いますが、それだけで継続的に勝利することができるほどスポーツは簡単ではないと思います。
何かの記事で誰かが「大谷選手の結果は、もちろんすごいのが本当にすごいのは普段の生活でのプロ意識」と言っていたことも思い出しました。
大会を終えて
結果としては、豊田合成が4連覇で大会が終わり、優勝チーム、日本一のチームと戦うことができたという貴重な体験ができた大会となりました。
正直、日本選手権に関しては修士論文に追われすぎて帯同しないでおこうかと何度も悩みましたが、練習に行って(行っても特に何をするわけでもないんですが)、練習を見るとやっぱり日本選手権に行かないという選択はないなということで、日本選手権前の期間は、今までの25年の中でもトップレベルで頑張れたんじゃないかなと思います。
自分自身も、大学生4年生時に日本選手権に出場しましたが、インカレ後の時期+JHLには勝てないじゃんという思考で中々モチベーションを維持することが難しい中でも、多くの4年生が残りいつも通りのクオリティーで練習をしていたことが個人的にはすごく印象に残っています。
大会を通して学んだ?というよりこの2年間大阪体育大学ハンドボール部に関わる中で学んだのは、やっぱり純粋にハンドボールを楽しむということがいかに重要かということ
勝ちたい、上手くなりたい、推薦をとれたから、ハンドボール選手になりたいから、モテたいから?などハンドボールを続ける理由は色々あると思いますが、結局はハンドボールが好きか、楽しいことが超大事。
自分自身もまだまだハンドボールを楽しむことはもちろん、より多くの選手がハンドボールを楽しむことができるように、少しでも貢献できればなと思います。
終わりに
年の瀬のこの時期に少し時期遅れな日本選手権の振り返りでした。
2024年は、就職などもあり、また大きく周りの環境が変わる(はず。)ですが、どんな環境でも楽しんで、自分らしく全力でやって行きたいと思います。
来年度も、よろしくお願いします!
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