2021キャロットクラブ募集馬雑感

2021年のキャロットクラブ募集馬カタログが送られてきまして,動画も公開されて選考が開始されました.僕はキャロットのみなので,他のクラブを見比べた上でもう少し予習しておけばよかったと毎年思っています.それでも雑感を備忘録的に書いておきましょう.

・ディープとキンカメがいない
今年からいません.これで値下がりすると思いきや,ロードカナロア↑,エピファネイア↑↑,の影響で値下がりしていません.というかむしろ,低価格帯の募集馬が増えて,2000万円以下の馬がかなり減っています.以前は1800万円くらいの馬で掘り出し物がたくさんいたんですけどね・・・ というか,2016年産馬とか,募集価格の下から順に出資していっても全部勝ち上がっているという現象も起こったりしていました.

画像1

しかし,こんな現象も今は考えられません.実際に,募集価格の低い馬たちはやっぱり脚が丈夫でなかったり,故障要因を抱えた馬が多かったと思います(それでも勝ち上がれる脚力はあった).それでも,脚が丈夫で勝ち上がれない馬よりも競走馬としては確実にエラいので,個人的にはこのような馬に出資しても御の字です.

・新種牡馬リアルスティール,サトノダイヤモンド
NF産のディープ後継の本命と言われる馬たちの産駒が出てきました.特に,世界的良血のリアルスティールは良さそうと思われますが,結局のところ「Kingmamboの(ニアリー)クロス」に支配されそうです.クロスすること,しないことを改めてよく考えるほうがよいと思います.

・期待の種牡馬サトノクラウン
日本のサンデー系,サンデー持ち優勢の中の救いのような存在になるのか,それともチチカステナンゴ程度で終わってしまうのか?興味はつきません.里見オーナーの中でも最高級の買い物だったと個人的には思っています.こういう種牡馬が5年後のリーディング5位あたりにいると競馬は面白くなると思いますね.

・他の少頭数募集の種牡馬
意外とこのあたりが欲しかったりするんですよね,ヘニーヒューズはダートリーディングですし,マジェスティックウォリアー産駒はベストウォーリアと3/4同血でしょう.持ち込み馬は将来的にアワブラッド化する可能性がありますから(実際にはきょうだいが募集されるケースが多い)

結論的には募集馬の半分が母優先ですので,今年もけっこう辛い抽選になりそうです.でも逆にマークが薄くなって一般でも出資できてしまう可能性もあるので要注意です.一般票を確実に投げておきたいと思います.数年前に機械学習でトライした指標をつかってみても.回収率が有望として期待されるのは高額馬か悪名高いドゥラメンテ産駒でしたので(3歳全馬骨折など),今年も頼りにできるかはわかりません.機械学習のデータセットにアグネスタキオン産駒入りにすべきだったか・・・

最後に,初出資馬の子供のエーティーマクフィが札幌2歳Sに出るようです.テンシンランマンはクロフネ,ロードカナロアの子がデビューできなかっただけに辛いところでしたが,ついに子供が競馬場で走ってくるようになっています.アワブラッド活動の一環として楽しみにしています.



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?