韓国語の短いスピーチをやってみた

韓国語の練習を兼ねて韓国人相手に韓国語のスピーチをしてみた。

どのような環境でスピーチしたのか

・3歳以下の子供たちとその親が集まっている場所。
・但し、日本語を理解できる人はいない。

スピーチの目標

スピーチの長さに制限は無いが、短ければ1分程度、長くても5分程度が主なようだ。

このスピーチにおける自分の目標は3つ。

第1の目標:スピーチ文の添削や発音の確認は韓国人に頼るとしても、韓国語の文面作成は自分でやること。

第2の目標:なるべくネイティブが発声するときと同じ程度のスピードで発声すること。

第3の目標:ネイティブが聞いても違和感を感じないレベルの発音にする。

スピーチの準備

1. 日本語でスピーチ文面を作文
2. 韓国語に翻訳
3. 韓国人に翻訳手直し
4. 韓国人にスピーチ文面を発声してもらい録音
5. できあがった韓国語文章を精読
6. 文単位、全体で何度もシャドーイング、リピーティングを実施

2で韓国語への翻訳を自分で実施しているため、5の段階での精読は実質的に3に対する精読になったが、自分で作成した文章をネイティブに直してもらい精読できるのは勉強になった。第1の目標はクリアできた。文面の長さは1分ちょっとくらいで話せる内容にはなった。

6は数えられないくらい何度も実施した。始めの方は、少しだけ長い文になると文全体でシャドーイングをするのがつらく、文の途中で一回切る必要があるようなくらい酷かったが、短く切ってシャドーイング、リピーティングを繰り返しつつ、切る長さを徐々に長くしていくうちに、最終的には全て通しで第2の目標をクリアできるようにはなった。

第3の目標に関しては、最終的な発音チェックをしてもらったところ、やはり日本語にない母音(오と어、우と으など)は難しい。特に우に関しては、日本語のウと同じように発音すると違和感があるようで、より唇を前に出すイメージで発音する必要があるようだ。日本語と同等のウが無いので「ウ」のように聞こえる母音の「우」も「으」も中途半端になってしまっている。

スピーチの結果

・1度だけ、つかえてしまったが比較的スムースに発声できたとは思う。録音しておけば良かったことに気付いたので、次は録音しておこうと思う。
・日本にない母音(오と어、우と으など)の発音はやはり難しい。

感想

自分が発声する文法を知っているとスムーズに発音できるようになる。韓国語のリーディング時の発声がおぼつかず、苦労しているときに、自分が知らない表現はスムーズに読めないよね、と言われていたのだが、実際に実感できた。発声する文章の文法、単語、そしてそれの意味を知っていることは発声に大きく寄与しているな、と。

そういえば、最近子供向けの韓国語絵本も以前よりは多少スムーズに読めるようになっている気がする。何度も読んでいる影響もあるが、知っている表現が増えてきたこともあると思う。今回のスピーチを通して、文法も語彙も勉強していくモチベーション維持になった。

レッスン前に時間が取れるときには、予習としてテキストのシャドーイング、リピーティングを取り入れている。授業の密度にも影響するのでなるべくこの予習時間を確保していきたい。

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