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No.5 -Ganesh:Lord of Obstacles-

Ganesh:Lord of obstacles は No.5 と関わりがあり、組織と、あらゆる経緯にまつわる全ての障害を示している。これは、その世界の中心と自分の意向とのやりとりや、曼荼羅などと関係していて、曼荼羅は精神を保護する神秘的な輪の事である。このカードはタロットの法王といくつか似ている部分がある。

ガネーシャはヒンドゥー教の、頭が象で身体は人間の男の神である。

彼は蜘蛛の巣の真ん中から高みの見物をして座っているように見える。4つの手を持ち、手に持つものそれぞれをシンボル化(基本的に地の性質のもので、彼のルール下で働く)したもので、身体の微妙な基盤の領域を示している。

彼は斧を持っており、これは彼がヒーローだという意味で、さらに精巧な王冠とオーナメントも身につけており、これはガネーシャがいつもヒンドゥー教の儀式を始める際に呼び出されている印である。彼の名はあらゆる障害がやってきた際に助けを求めて呼ばれる。彼は自然に、同情と豊かな知識を見せてくれる。

蜘蛛の糸は「マヤ」という幻のシンボルで、物事を歪め 全てに関わっている横糸が絶対的なものの反対として存在する。「ほら、ここに蜘蛛の巣がある」と、ガネーシャは見せている。彼の助けがやってくるのではなく、マヤという幻によって罠に仕掛けられているのだと。


神託・占いの意味

このカードは障害がやってくる事を示している。

世界に存在する蜘蛛の巣状の障害を通り抜けるのがただ一つの道であり、それらの錯覚に関わることは、障害になってしまうことでもある。

これらの出来事に対峙するのが唯一できる事であり、重要なことは、障害を見通して物事を見る事。そして、その背後にある原因の元を除く事。もしこれらに到達できれば、侵入されることも取り囲まれる事もない。

そして1つが3つになるような世界になり、巻き込まれるのではない尊敬に到達し、その地の利を得られる。

これらの障害は間違いなくあなたから生まれたものであり、解決のためには基礎から始める必要がある。成長していきたい という自分の意思を認め、個人的なおまじないを通して忘れないようにしつつ、徐々に手に入れていく事。ガネーシャは見えない世界における悪魔の助手である


Base...この位置では強さとポジティブな地位を示す

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