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日記 20240529WED
母のお友達から枇杷をいただいた。嬉しい。
とても好きな食べもの。両親はあまり食べないので、ほぼ私が食する。美味しい。
かつては家の庭にも枇杷の木があったのだけれども、建て替えの時に伐らざるを得ず残念だった。種ばかり大きくて、酸味が強くて、でもあの枇杷が一番だったな、という思いがずっとある。生育時に食べ馴染んだ味というのは、どうにも忘れられない。まして、もう二度と食べられないのだから。
お向かいさんには昔からの大きな枇杷の木があって、毎年大量にお裾分けしてくださる。古い木だけあって、野趣あふれる懐かしい味。美味しい。私が好きなのをよくご存知で、食べても食べても、第二陣、三陣と押し寄せてくる。今年もたくさん実をつけて色づき始めている。図々しくも楽しみにお待ちしております。どうぞよろしく。
枇杷は花の季節も楽しみである。香りの良い、白い花を咲かせるのは冬のこと。通りがかりに少し離れていても分かる、甘く濃厚な香り。香水でもあればさぞ素敵であろうにと思うが、実をイメージしたものはあっても花の方はないようだ。身につけるというよりは部屋で香らせたいなぁ、などと、早速いただいた枇杷を食べながら思う。
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