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「こんにちは」から始める鏡文字無言勢の上達テクニック

はじめに


このnoteは仮想空間でコミュニケーションを楽しむゲーム
"VRChat"を題材にした記事です。

この記事では、
無言勢の中でもアバターペン、QVペンを用いた
鏡文字無言勢の上達方法を取り扱う記事になります。
無言勢とは?といった内容については以下の記事をご参照ください。

鏡文字って?

デザイン文字も馴れれば鏡文字でできちゃいます

鏡文字は、文字を鏡のように左右逆さまにすることです。
特徴として、無言勢での文筆は一般的に、
相手に背中を見せながら文字を書くことが通常なのですが、
正面を向き合いながら会話をするために、
相手に読みやすいように書くテクニックの事です。

鏡文字を習得できれば、無言勢でもVRで円滑な会話やコミュニケーションが出来るようになるので、待たせてしまってるなーと感じたり、
うまく伝わらない…ということが軽減されます!

鏡文字の書き方

鏡文字の書き方については、
動画を作成していますので是非そちらをご覧になってください。

動画の内容でお伝えしていることを箇条書きで記載します。

  • 縦線を一本引っ張る

  • 縦線の片方に正文字で「こんにちは」と書いてみる

  • 反対側に回ると先ほど書いた文字が鏡文字になっています

  • 縦線の空いている方に鏡文字を参考にしながら書いてみる

  • もう一度反対側に回って確認してみる

こちらの内容はデスクトップ、VR両方でQVペンを使うなら練習できます。
馴れてくるまでは、ひらがなをあいうえお~書いていくと良いです。
おそらく「あ」や「お」、「そ」などはなかなか書けないということになると思いますので、難しいと思ったものは漢字ドリルのように
何回でも書き取りしてみましょう。

鏡文字に慣れてきたら

落書きだって無言勢の一つのコミュニケーション!

さて、鏡文字に馴れたなと思ったら、
フレンドと鏡文字でお喋りしてみましょう。
というのも、あいうえお~を書くのとコミュニケーションでは
頭の使い方が全然違います。

鏡文字の書き取りで、次の文字はどうしよう…と
文字の形を反転させることにフルで頭を使えますが
会話をすると、2つだけではなく返事の内容も考えなくてはなりません。
はい、鏡文字を書いているときにまず引っかかるのがすべて慣れてないまま
人と会話をしようとして誤字いっぱいで自分ってできないんだ…
と自己嫌悪に陥ってしまう事です。

そうならないためにも、人と会話をする前に鏡文字をひらがなだけでも
体が覚えてる状態にしておけば、会話中には、どう返そう?と返事の内容だけを考えるだけで済むようになります。

鏡文字練習会

鏡文字練習会での作品。え、なんで?

鏡文字についてはある程度、慣れるまでの上達方法はお伝えしたかと思いますが、なかなか一人だとしんどいなーという方もいらっしゃると思います。
そのため、今回はVRC内のイベントの一つである鏡文字練習会のお話をさせていただきます。

鏡文字練習会は「狐ノ巳(konomi)さん主催の
日曜日22:00~23:00のイベントです。


会場では動画のような書き方講座のほか、よく使う言葉の練習、
はたまた円周率から羅生門まで書き取りが面白い内容の展示がされています。

30人くらいのインスタンスで、毎週大勢の無言勢の方や、その場の雰囲気を楽しみたい方もお越しになられます。
みんな使う言葉は鏡文字。
鏡文字を練習したいという方にはとてもうってつけの内容になっていると思います。

会場の人と会話するのが一番の練習方法なのですが、
もし、初対面の人たちばっかりで気恥ずかしいな…と思っているなら練習会場をひとまず回ってみてください。
私が部長をしています非公式組織「鏡文字怪文書部」のメンバーがもしかするとこの表見出しのような「ん?」と思うような鏡文字を書いているかもしれません。

というのも、怪文書部というような怪しさしかない部ではありますが、
コミュニケーションだけで鏡文字が成立するわけではなく、
一つの作品として披露するきっかけになっても良いという想いから発足しています。

誰しも初対面の人に積極的に話しかけられるわけではありません。
ですので、一つの作品をきっかけに話しかけられるツールの一つとして私は活動しています。

おわりに

例の部活

さて、私は23年1月からVRCで活動しており、もう早半年が過ぎております。
おかげさまで、色々なコミュニティへ所属させていただいておりますが、
ここまで記事のなかでも大部分なのが無言勢のお話です。
私自身が無言勢として活動しているので、記事の題材にはとてもしやすい内容ではあるのですが、なんと言ってもこの界隈では非常に色々な影響を私が受けております。

無言勢は外的な唯一の肉声すらVR内に持ち込まない集団です。
そのため、バーチャル美少女ねむさんなどのお言葉からお借りするなら
おじさんの美少女化、というのがより顕著に外部の方から思われることが多いです。
最も会いたい自分になっている人たちが多いとでも言いますか。

言葉を話さず、筆記やジェスチャーのみで伝える者たち。
容姿や年齢、役職などのフィルターも通さないすべてが平行にある世界に、
私たちがいます。

あなたも理想の自分になってみませんか?

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