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Gwent on Day off(2021/7/3)

じわじわ流行っている古のデッキ


ランクマッチでよく見かけるデッキもお決まりのデッキ達になってきました。

そんなティアデッキの影に隠れて密かに増えているのがグウェント歴が長いプレイヤーにはお馴染みの「ハイパーシン」ニルフ。

そもそもハイパーシンって何?


ハイパーシンとは「スペシャルに薄い」「どちゃくそ薄い」という意味です。
つまり圧縮カードを多数採用してデッキを極限まで薄くするデッキの事を指します。

新旧ハイパーシン比較


古代のハイパーシン

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かつてはデッキ圧縮とデッキパワーを両立するのが難しく、デッキ残り1枚までの圧縮も出来なくはなかったのですが、残り2.3枚までの圧縮が強さを両立する限界でした。
デッキのスペシャルカードを増やすことでこの弱点をカバーしていたのが当時のハイパーシンです。


豊富に積んだ戦術カードによって超ブーストした《ヴェネンダル師団の精鋭》を軸に1ラウンドを戦います。

このハイパーシンにはユニットカードが少ないため、初手に出した《ヴェネンダル師団》の戦力を保ちつつ戦術カードを使って戦うのが基本戦略。

上手く1ラウンドを取れたら2ラウンドはプッシュを試みます。
迎えたショートの3ラウンド、デッキに残した《ティボル・エッゲブラフト》、《インペリアルゴーレム》を活かして、《イェネファー:占事》《トリス・メリゴールド》《ザーシシウス》でポイントスイングして勝利を目指します。

現代のハイパーシン

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従来のものと比べるとユニットが多く採用されているのが目を引きます。

エンジンユニットも豊富で、圧縮しつつテンポを出せるカードが多いのが特徴です。
圧縮パッケージが多数存在するため事故率は高いですがその分デッキパワーも高いです。
極めつけはその薄さ。
なんとデッキの残りを《ティボル》1枚まで薄くする事が出来ます。
これにより《ザーシシウス》と《イェネファー》はそれぞれ確定18点、16点のカードへ化けます。

1ラウンドは圧縮しつつテンポを出します。
《全能の神》のバフ先は《ティボル》、《リエンス》がオススメです。
《ティボル》をバフする事で間接的に《ザーシシウス》、《イェネファー》が強化されます。

2ラウンドはプッシュ、3ラウンドショートで一気に勝ちに行く基本プランは従来と同じですが、リーダーアビリティ名采配により3ラウンドの手札事故は無かったことに出来ます。
さらに3ラウンドがロングラウンドになった場合もそれなりに戦えるのが特徴です。
プレイ難度は現代の方が遥かに難しくなっています。

仮面舞踏会や敵のデッキにゴミを詰め込むのに飽きたけどニルフ使いたい!という方は是非お試しあれ。

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