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あなたは手動派?それとも電動派?

珈琲ミルを久しぶりに電動に変えました。

2~3年前に手動のハンドルをくるくるするのを買いました。それは、優雅に豆を挽いて美味しい珈琲を淹れる、というスタイルに憧れていたから。

でも、現実は厳しかった…。

デザインもそこそこお洒落っぽいミルを買ったのはいいけれど、左手で本体を抑え、右手でハンドルを回そうとしても、どうにも本体が安定せず、結局床に座り込んで膝の間に本体を挟み込んでハンドルをぐるぐるするという絵にならないどころか、人様にお見せできない行儀の悪い姿で挽く羽目に。その時点で優雅は一気に遠のいた…。

また、夏はもっぱら水出し珈琲なので一度に大量の豆を挽く必要があり、そうするとキッチンの床に座り込んでゴリゴリ挽き続けること15分…汗だくの大仕事。

とにかく時間は要するのでちょっと飲みたい時に手軽に挽くという感じではないのよね? 朝食の支度をしている時に「あ、珈琲豆挽いてなかった!」となると、時間はないし、音も煩いので断念せざるを得ず、珈琲が飲めない残念な朝のスタートになったり。

しかも最近は、空回りしてちゃんと挽けないことも多々あり、豆を挽くことが楽しみを通り越してストレス化しつつあった…。

そこへ娘の鶴の一言:「ママ、優雅に豆を挽くのは90歳とか、完全に引退してからにして、まだ忙しいんだから、電動にしたほうがいいよ。」
「確かに…」といっても、89歳まで現役で働くとも思えないが…(笑)。

彼女の提案の裏には、「(ママが買ってきた)珈琲を淹れて飲んでもいいけど、飲むなら自分で豆を挽いてね」と要求されるので、その負担軽減の狙いも見え透いてはいるものの、おっしゃる通りでもある。

ということで、電動式に変えました。

一瞬で挽けるのが、こんなに楽だなんて~! 電動ミルは見た目もそっけないし、豆を挽く過程を楽しむというような情緒はまったくないけれど(結局、手動にしてもそれは得られなかったわけだし)、味もなんとなくこっちのほうが美味しいかも? 私は酸味系の珈琲は苦手なのでいつも苦みやコクの強めのものを選びますが、電動で挽いたら甘みが出た感じ。

またしばらくリモートワークの日々が続くので、お家珈琲を美味しく淹れることは重要課題のひとつ。

豆の分量と挽く時間(秒数)の塩梅など、研究しながら美味しい珈琲を楽しもうと思います!




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