ファッション忘備録：ノーマカマリ・コレクション（１）

昔愛したお洋服たちを描いて残すのに、忘れちゃいけないのがノーマカマリ。阪急百貨店時代に、お店ではコムデギャルソンを着て、同じフロアのCODE4129なんかも買っていましたが、圧倒的に購入していたのは’80年代前半の当時流行していたノーマカマリ！　個性的なデザインが大好きでした。比較的丈が長めな作りだったのと、日本のメーカーがライセンス生産していたので価格もわりと手頃だったのも、買いやすかった理由です。ブランドの取り扱いが終わる90年代の終わりまで、20年間愛用。振り返ってみたらプチ”コレクション”って言えるくらいに集めてたかも…。

22歳に着ていたコットンジャージーの朱赤のワンピース。ロング丈でスカートのフレアもたっぷり、お袖はたっぷりドルマンスリーブで肘からしたはタイト、肩には定番のおおきなパッド入り。真ん中にはずらっと黒いエナメルのスナップボタンが素敵なアクセント。これに花柄の黒いネット柄タイツを合わせ、冬にはフェイクのシルバーフォックスのショートコートを羽織り。今考えるとド派手でしたね(笑)。それで普通に山手線とか乗って遊びに出掛けていたと思います。その後、なかなか着るチャンスに恵まれず、なくなく処分しました。

同じ頃に着ていた、こちらは渋め赤のジャージーオフタートルに、ペンシルストライプのティアードスカート。このスカートのギャザーも半端なくたっぷりで、長めの丈も大好きでした。お揃いの生地のストールもありました。もう手元にありませんが、今、着てもいけるんじゃないかしら？　色も形も大好きなセットアップでした。20代前半で専業主婦になって家で着るものがなくて、泣く泣く、これを普段着に下した時は、悲しかったなあ。

こちらは上記2点から10年後くらい、黒字にお花柄のコットンジャージの半袖プルオーバー。多分、スカートもお揃いであったような気がするけれど、上下花柄は似合わないかなと思って、でも黒字に白・オレンジ・黄色・黄緑の花柄の鮮やかさが可愛くてトップスだけ購入。合わせていたのはアウトレットで買ったラルフローレンのデニムミニスカート、と～ってもビビッドな強烈ともいえる朱色がかったオレンジ色。小学校中学くらいだった娘がこのスタイルが好きで「ママ、可愛い」と写真を自分の机の上に飾ってくれていました(笑)。

上記からさらに数年後くらい、90年代後半。サテンの濃紺のストーンとしたストレートなシルエットのロングコート、ダウン風にふかっとした作りでしたがそんなに暖かくはなかった気がします(笑)。ノーマカマリのお洋服はたいてい、一目惚れですが、これもそう。魔女の宅急便のキキみたい？！って、それよりずっと大人っぽいのですが、本当に素敵でした。袖口は大きめの折り返しがあったような気がします…（20年前のことで記憶が定かでない）。

これは、比較的最近、ZOZO TOWNのusedで購入したジャージーのトップス。ノーマカマリの定番のスタイルなので80年代とかあたりのものだと思います。肩パッドははずして利用。お気に入りの組み合わせは、同じくZOZO TOWNのusedで購入したDKNYのグレーのジャージのミニスカート。素材感とモノトーンで、合わせやすいです。

タイトルに（１）としたということは（２）もあるわけです。続きを描いたらアップしたいと思います♪