99%YESの選択をNOと選択して大好きな人を亡くした
僕は、現在26歳で、ある選択を間違えた末、ど田舎に移住することになった、そのストーリーをお話しします。
さらっと自己紹介
少しだけ自己紹介させてください!
僕は、小さい頃から動くことが大好きで、
なんにでも興味を持ち、やってみる!という性格でした。
おじいちゃん、おばあちゃんが大好きでいつもおばあちゃん家に
泊まりたいっていうほどでした。(ここ重要!)
99%YESの選択のはずが、、、
高校1年になった頃、祖父母が実家の近くに引っ越してきました。
おばあちゃんが夏休みの宿題を見て、「あんた、字が綺麗ね」って褒めてくれたり、おじいちゃんと夏の甲子園で盛り上がったり、最高の時間を過ごしていました。
大晦日、祖父母の家で初めて家族団欒できました!
夜も更けて、帰る時間になりました。そこで、母からこう言われました。
「ずっと泊まりたいって言ってたから今日泊まったら?」と。
私は、なぜか悩みました。ずっと泊まりたいって言ってたのに、いざ泊まれるとなると躊躇してしまい、挙げ句の果てに”泊まらない”という選択にしてしまいました。
NOの選択をした結果、、
”泊まらない”という選択をした結果、大好きなおばあちゃんは亡くなりました。死因は溺死。湯船に浸かった状態で脳梗塞を発症したからだそうです。
僕は、この選択をずっと後悔しています。
もし、僕が、”泊まらない”→”泊まる”の選択にしていれば、おばあちゃんのお風呂入る時間が変わって、入浴中の発症を防げたかもしれない。いち早く救急車を呼んで、助けてあげられたかもしれない。
そんなことばかり考えてしまいます。
その翌年、おじいちゃんも癌となり、亡くしました。
おばあちゃんからの遺言
僕は、この出来事から「迷ったら、とにかくやりなさい!」とおばあちゃんから言われたような気がしました。
そこから、興味があってもなかなか勇気が出なかった、東北復興支援ボランティアに挑戦したり、そこから有志を集め、大学祭で「南三陸ねぎ」を
2日間で約1700本売ることができました。
アンケートでねぎ嫌いの人が「このねぎのおかげでねぎ嫌い克服できました!」と言ってもらえた時は感動して、涙が出ました。
将来の夢
僕の夢は、『健康食品を開発し、健康な人を増やすこと』
この夢を叶えたいのもあの出来事があったからです。おばあちゃんは入浴後、ドーナツを楽しみにとっておいていたそうです。
それを食べられなかったのが悔しいです。だから、健康な人を増やすために商品を開発します!!
自分で選んで良かったこと
それは、「移住」の選択です。(やっと本題ですね笑)
私は、神奈川から徳島の人口1400人もいない町に移住しました。
移住するきっかけとなったのは、テレビの特集でした。
「過疎地に若者を呼ぶ 幻の果実」という特集をたまたま見て、興味津々でこの幻の正体を知りたくなって、弾丸徳島旅を決行しました。
現地に着いて、町民に聞いてみると、幻の果実の正体は、柚香(ゆこう)という柑橘でした。幻というだけあって、果実自体は見られませんでした。100%果汁を飲むと、最初にすっぱ!!からのまろやか〜という不思議な味に一目惚れしました。味わうたびに「面白いな〜この味、美味い!!」と思うほど、不思議なんです!
そこから気になって仕方がなく、移住を決め、現在は柚香を広める地域おこし協力隊として、活動しています。
町民から柚香の使い方を教わったり、実際に柚香を栽培させてもらったりといろいろな経験ができて、楽しい日々を過ごしています。
健康に良くて、美味しくて不思議な味をする柚香(ゆこう)。全ては、おばあちゃんのため。健康かつ美味しい商品を開発していきます!!!
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