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コロナ禍のなかの金沢暮らし@5月28日(木)「飲食店の通常営業再開は6月から」

近江町の地元客の動向が安定してきた。近江町も行きかう人が増え、写真を撮ろうとすると怪訝そうな目を向けられることが多くなった。

飲食店によるSNSでの情報発信が活発化している。6月に入ると本格的に通常営業再開するらしい。あわせて、テイクアウトの中止や一部継続の店も増えている。店内飲食の自粛が解除されたことで必要性がなくなったためか。器などの消耗品がなくなったことを区切りとするところもあるようだ。梅雨の到来によって食中毒を懸念するところも。それもそうだと思う。

飲食店が店内飲食を再開するにあたり、衛生対策のひとつとして上げているものに「次亜塩素酸水の導入」がある。新型コロナが蔓延して以降、入手しにくくなった消毒関連品の代替品として注目されるようになったと認識している。4月上旬には市内の飲食店で次亜塩素酸水が配付されていたと思ったら、今度は噴射されるようになった。飲食店でじわりじわりとその取り扱いが浸透している。

だが、次亜塩素酸水の認可は医薬用消毒剤として手指消毒が可能、という程度にとどまる。普段づかいとしての手指消毒剤や噴射による人体への影響が安全であるかどうかは示されていないようだ。この点については、経産省、厚労省や専門家の山岡昇司教授(ウイルス制御学)を取材したものが詳しかった。

なかでも噴射は、新型コロナの感染者に対応している病院でさえしていないことのようだ。飲食店はお店を守るためにできることはなんでもしようとしている。こうしたなかで、ビジネスチャンスとして煽るように次亜塩素酸水関連商品を発売しているところに関しては決してその名を忘れないようにしたいと思う。

夜。友人から出産したと連絡があった。コロナ禍のなかで弟の結婚に次いで嬉しいニュースである。妊娠してると知らされてなかったので彼女らしい報告だった。高校以来、10年以上の付き合いになる。数年前の結婚式がまだのように思い出される。新たな人生の門出の日に招待してもらっただけでもありがたかったのに。大切な人がこの世に初めて生を受けた日に、その祝福を伝えること機会をもらえたことは大変光栄なこと。こうした状況でなければすぐにでも駆けつけたい気持ちである。いまは我慢のとき。母子ともに健康であることを喜び、彼女の大切な人の誕生日を祝い、そしてこの先の人生が希望と幸福に満ち溢れていることを心から祈りたい。

会社の帰り際、飲み会の話になった。新しい人が配属されたことにより来週にも飲み会をしたい、と前上司。正直なところ正気を疑った。会社として企画するのではなく仲の良いメンバーで行こうという話だが、自分とのリスク管理の差に愕然としている。北九州市では第2波の到来がほぼほぼ確定となってるように見える。東京でもクラスターが発生したようだ。そうした状況も知らず驚いていた。結局、仮押さえという形で来週の日取りが決まったが全く行く気にはなれない。

実はその翌日に大切な人と食事に行く予定もしているが、それは特別な関係性であるがゆえ。社内の勤務体制や会議などはまだ特別措置となっている。バレなければ良いみたいな風潮だが、出席者全員の口が軽い。絶対に断ろうと思う。会社の人は好きだが、まだまだそこで食事に行こうという気にもなれない。

自分の社会に求めるハードルが高すぎるのかもしれない。だが、そうやって様々なリスクを回避して生きてきたという自負ある。正しく恐れる、なんてことは私には難しい。そうであるならば、ストレスを抱えない程度で私は私の新しい生活様式というものを検討したい。もしかしたら、人づきあいが悪いと捉えられることになるのかもしれないが、他人の目を恐れて行動するというのも愚かしい。

今日は新しいことひとつやってみた。音声による入力である。実はこの記録はスマホの音声認識によって入力されている。聞き取れる範囲はそれほど多くないので途切れ途切れの文章が生まれるが慣れてくると大変便利だ。今日は徒然と書くのではなく、だらだらと話してしまった。いつも以上に取りとめのないないことばかりである。

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