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シティリーグジュニアs2優勝〜三神に勝ったほっぺすりすり

昨シーズンのシティリーグseason1の備忘録以来の、1年以上ぶり、2度目の投稿です。

2021年シーズンが始まり、息子(小3)がシティーリーグジュニア、シーズン1(11/28)、シーズン2(12/13)に出場し、シーズン1でベスト4、シーズン2で優勝という結果を残すことが出来ました。使用デッキは「ほっぺすりすり」です。こんなことは滅多に無いと思い、折角の記念なのでnotoに記録を残すことにしました。

シーズン1は準々決で三ザシに勝ってのベスト4、シーズン2では準決、決勝と三ザシに勝っての優勝でした。

ほっすりが最も苦手とする(と勝手に思っている)三神ザシアンとの試合内容は、私の場所から遠巻きに見えた事と、息子に試合の流れを頑張って思い出して貰いながらできるだけ細かく書きました。

とは言っても、運にもたくさん味方されての結果ですので、デッキレシピについては特に物凄い秘密がある訳ではありませんので、ご了承下さい。

自己紹介と今までの経過

●息子が小1の12月頃、タッグボルトが出た頃にポケモンカードを始めまた、愛知・名古屋のいちポケカ好き親子です。

●元々のホームはポケモンセンターのカードステーションでしたが、コロナ禍以降平日大会やがルーラタッグバトルなどの大会が中止になっており、今年は全く行けていません。ポケモンセンター以外では特別行きつけのお店はなく、親しいポケカ仲間もおらず、名古屋近郊のカードショップをフラフラと放浪しています。

●2020シーズン
CL東京  1stステージ突破(惜しくも4連勝止まり)
CL愛知 1stステージ突破
シティリーグシーズン1(ポケモンセンターオーサカ)ベスト16
シティリーグシーズン2(ポケモンセンターナゴヤ)出場

●2021シーズン
シティリーグシーズン1(ポケモンセンタ-ナゴヤ)ベスト4
シティリーグシーズン2(ポケモンセンターナゴヤ)優勝

実は昨年の12月21日にCL愛知に出場し、翌22日にシティリーグを終え、その後ポケモンカードを長い間(10ヶ月ほど)お休みしてました。

12月のCLとシティのあと次は2-3月のシティまで大きな大会がなく、しかもレギュレーションも変わったばかり。そして何より、クリスマスに我が家にSwitch(我が家初のテレビゲーム)がきてソードシールドを始めてしまった事により、カードから完全に離れてしまっていたのです。そこに追い打ちをかけるように新型コロナの流行。

お休みというより、ほぼ引退という状態で、全くカードを触らないまま何ヶ月もたち、もうやる事はないだろうな、とカードの処分も考えていたほどでした。

しかし、9月に新シーズンに入った頃には新型コロナも少し落ち着き、大会も再開。Switch熱も少しおさまってきていたため、そっとシティリーグの申し込みだけは済ませておきました。

10月に入り、シティシーズン1の4戦目に申し込んでいる事を息子に伝えてみると「出たい」と。9ヶ月ぶりのポケカ再開でした。

昨年と今年の使用デッキ

2020シーズンは、レギュレーション変更までは三神ケルディオを使用していましたが、レギュレーション変更や、Vポケモンの発表があり、次に握るデッキを考えていた頃に息子が「ほっすりやりたい!」と言い出しました。(この話については、1つ前の記事の最後におまけとして談話があります。我が家のほっすりの原点です。)

今シーズン使っている「ほっぺすりすり」デッキは、昨年、レギュレーション変更前の11月に参加させて頂いたレジェンド会(新レギュでの大会)で初めて握って以来、お休みを挟みながらも1年以上使い続け、何度も内容を検討し試行錯誤して作り上げた、我が家でいま一番信頼の高いデッキです。

…と言うか、我が家で大会に持って行けるようなまともなデッキは、今はこれ一つです。

1年近いお休みのせいもあり、この1年の新しいカードの情報も、今のジュニア環境の情報も全く無く、twittreのフォロワーさんにDMで色々ご相談したり、助けて頂いたりしました。本当に感謝しています。

我が家のほっすりデッキの歴史

我が家のほっぺすりすりデッキには1年以上の歴史(大げさw)があるので、そのデッキの流れも記念に記録しておく事にします。(古いデッキに興味の無い方は飛ばして下さい・汗)

第1期 ほっぺすりすりレシゼク・レック

第2期 ほっぺすりすりレックウザ(CL愛知、2020シティs2)

余談ですが、このデッキ、序盤はライチュウで攻撃し、エネが10枚ほどたまってるところで

①メイ→②レックウザ出して特性しっぷうどとう→③カプコケコせんじんのまい→④エネルギー手張り→⑤しまめぐりのあかし付けて→⑥エモンガと入れ替わり→1ターンでバトル場に出て300オーバーのダメージを出して逆転勝ち!

と言うコンセプトのデッキで、決まるとめちゃくちゃかっこいい自慢のデッキでした。

去年のCL愛知のサイドイベントで、息子、抽選に当たり松丸亮吾さんと対戦する機会があったのですが、その時このデッキだった事も思い出の一つです。(残念ながらレックウザ スタートでした・苦笑)

このデッキでの苦労があったので、パルスワンVが出てから、ものすごく動きが楽になりました。

第3期 ほっぺすりすりパルスワン1

パルスワンVが登場してからはかなり長い間この形でしたが、シティシーズン1の前の練習で(母相手のしょぼいデッキでのしょぼい練習ですが)、

①初手でエモンガが出せないことが良くある
②どうしても三神に不利

と言うこともあり、フォロワーさんにDMで相談に乗って頂き、シティの当週にデッキ内容を一部見直しました。

シティリーグで使用したデッキ


①に関しては、
・クイックボールかポケモン通信を足す
・デンジを足す

それに伴い、2枚カードを削らなくてはいけなくなり、まず1枚は

・そらのはしら

以前、ネクロズマGXの「めつぼうのひかりGX」にベンチを一掃された経験もあり、MMとピカゼクの多かった昨年は「そらのはしら」は必須でしたが、今年はピカゼクも少なく、V系だとジグザグマとドラパルト以外はベンチ狙撃系はないだろう、との事で1枚のみの採用に。

もう1枚の減案は

・雷エネルギー
・クラッシュハンマー

でかなり悩みましたが、三神対策で入れたクラッシュハンマーを息子がはずしたがらず、雷エネルギーを1枚減らすことに。

②に関しては息子と2人で不利ながらも三神対策をとことん考えました。その内容は後ほど。

第4期 ほっぺすりすりパルスワン完成版(2021シティs1、s2)

と言うことで、今年のシティリーグで使用したのがこちらのデッキになります。


我が家のほっぺすりすりデッキはじゃんけんに勝てば後攻スタート。

基本、後1、後2、と2回パチリスですりすり発電をしたのち、まずはパチリス1体とライチュウ2体でサイド3枚まで取りにいき、終盤、1ターンでパルスワンVが出て行き、相手のTAGかVmaxを倒す、というプランなのですが、それではオルジェネを打った三神には全く太刀打ちできません。

相手が三神の時は、ライチュウでは戦わずに早めにパスルワンを起動し、できればオルタージェネシスを打たれる前、それが無理でもアルティメットレイでベンチにエネ加速をする前に三神を倒す以外に勝ち筋はないと考えました。そうなると、すりすり発電を2回やっている余裕はありません。

後1ですりすり発電→後2でパルスワンが行く場合は、後2の段階で、

雷エネルギーが場に7枚+エレキパワー2枚

もしくは

雷エネルギー場に8枚+エレキパワー1枚

があれば、おまもり無しの三神を倒せます。

が、実際にそれが出来るのかを考えてみたところ、

・後1、ベンチ4体ですりすり発電
・後1後2ともにエネの手張りができている
・後2終わりまでにクイックボールでエネを2枚トラッシュorエネ1枚トラッシュ+手札にエレパ1枚
・後2でコケコ(orエネ付け替えorサンダーマウンテン)を持ってくる
・後2でパルスワンVを出す
・さらにエレパ1枚

色々考えましたが、この↑全てが整わないと後攻2ターン目で三神を倒すのは無理だと考えました。

安定して先攻2ターン目でオルタージェネシスを打てるプレイヤーさんは本当に強い選手だと思います。後2で三神を倒すことはほぼ無理な事を分かった上でのほっすりデッキ選択だったので、先2でオルジェネ打たれたらもうそれは仕方ないよ!と息子とは話していました。

採用カードとその理由

●ポケモン…ごらんの通りです。たねポケモンは13枚
1ターン目で何が何でもエモンガを出したいのでエモンガのみ4枚。本当はパチリス全部サイド落ちも致命的なので4枚入れたいところですが、使っても1枚か2枚なので、枠の都合で3枚に。そのかわり、3枚ともサイド落ちしても「事故った!」って言うのなしだよ!と息子には話してました。(我が家は4枚積んで4枚ともサイド落ち以外「事故」って言うの禁止にしてます^^;)以前ならグラジオも必須)
ピカチュウ・ライチュウは3枚とも使うことはほぼありませんが、エモンガ特性ほっぺのつどいで手札に加えることができ、クイックボールやホミカのコストにも出来るので3枚ずつ採用。

●クイックボール・ポケモン通信…各3枚
こちらも、1ターン目で絶対にエモンガを出したいために採用。でもこれでもスタートでもって来れない事はあり、ホントは4枚ずつ欲しいところでしたが枠がなく、ギリギリのラインで各3枚。第3期のクイボ+ポケ通 合計5枚の時代と比べて1枚足しただけでかなり初動は良くなりました。

●ポケモン入れ替え…2枚、フウとラン…1枚
パルスワン・カプコケコ・ピカチュウでスタートになってしまった時や、役目を終えたパチリスをエネを切らずにベンチに下げたい時に使用。基本手札が潤った状態で戦うことが多いのでマリィなどは不採用ですが、初手の手札が悪かった時や、終盤にリセスタを打たれたなどに、フウとランは上の効果(手札を山に戻して5枚引く・5枚版シロナ)が役立つ時もある。

●エレキパワー…4枚
ライチュウで戦う時のダメージの上乗せで4枚必須。

●エネルギー回収…1枚
ジュニア環境だと分かりやすくピカチュウ・ライチュウが狙われやすいが、展開を知ってるプレイヤーだとエネルギーが3枚以上ついたエモンガを倒しに来られることも多く、トラッシュからのエネルギー引き上げ用に。

●Uターンボード…1枚
パルスワン・カプコケコ・ピカチュウでスタートになった時や、アブソルがいる時のエモンガに使用。バトル場がきぜつした後は逃げエネ0のエモンガをひとまず前に出して山を引いてからプランを練るシステムなので、敢えて入れ替えではなく1枚採用。デンジで取ってこれる。きぜつ後に再利用できるのもメリット。

●エネルギーつけかえ…1枚
パルスワンを1ターンで起動させるために使用。
パルスワンは攻撃技に2エネ必要&1ターンで出て狙いのポケモンをワンパンしないとHPが低くすぐ倒されてしまいます。(例えば、オルジェネ後のアルティメットレイは届かないが、ブレイブキャリバーだと届く)パルスワン起動時にカプコケコが使えない場合(サイド落ち、ベンチに枠がない、エネがトラッシュにない)に付け替えを使用。メイかデンジで取ってくる。

●クラッシュハンマー…1枚
三神ザシアンの水エネはがしが主な役目。デンジで取ってこれる。他のマッチングでも相手の動きを押さえるのに稀に役に立つ。

●デンジ…4枚
もともと3枚だったが今シーズン、4枚に増やした。ポケ通、ボール、いれかえ、つけかえ、エレパ、回収などの欲しいグッズと雷エネルギーをサーチして取ってこれる神様。デンジ様々。終盤は山はエネ切れになるので、取ってくるのはグッズのみだが、それでも価値はある。

●メイ…2枚
ほっすりはサイドレース上、序盤はパチリス、ライチュウ、エモンガがどんどん倒されていくので、その間にパルスワン起動の準備で、ボスやサンダーマウンテンなどを取ってくる。 本当は3枚入れたいが、枠がなく泣く泣く2枚。

●ホミカ…1枚
終盤にリセットスタンプを打たれても、エモンガ特性ほっぺの集いでとってきた使わないポケモンをコストに6枚ドロー。手札が潤う。こちらも2枚あるとめちゃくちゃ潤うが枠の都合で1枚で。

●ボスの指令…3枚
昨シーズンはグレートキャッチャー1枚+カスタムキャッチャー4枚を積んでいて枠がかなり厳しかったので、とてもありがたいカード。(みんな一緒か・笑)ポケカお休み中はかなりの高値だったようですが、復帰した10月には結構お値打ちになっていて(我が家はまだ持ってなかったので)ラッキーでした!

●そらのはしら…1枚
前述の通り、ベンチを一掃されるのが一番怖いので、念のため1枚は採用。あとは、相手に有利なスタジアムをはがすために使います。

●サンダーマウンテン…1枚
シティs1では息子サンダーマウンテンをうまく使えず(エネ足りてないポケモンをバトル場に出すのがなんとなく不安だったらしく)手札にあるのに貼らない、と言うことも多々。s2までに、サンダーマウンテンを絡めた動きを家でかなり練習しました。メイで取ってこれるのでパルスワンの起動時にも貼りやすい。

●雷エネルギー…15枚
パルスワンで300ダメージを目指すためには場に10枚欲しいので、きぜつでトラッシュに行く枚数とサイド落ちの枚数を考慮して、これ以上は減らせず。

シーズン1のマッチングと試合内容(ベスト4)

シーズン2の優勝の話を書く前に、シーズン1の対戦について。

シーズン1は、前述したように準備期間が短かったこともあり、少しでも余裕があったほうが良いねと言うことで、4戦あるジュニアのシティの最終戦に挑みました。

参加者10名で、そのうち8名が決勝トーナメントに進出。10名中4人がCSP圏内、という、人数的にはとてもラッキーな状況でした。

●予選1回戦 三神ザシアン 負け
詳細は記憶にないのですが、お相手のプレイヤーさんめちゃくちゃ上手で、デッキもめちゃくちゃ回ってて、3回ボスで呼ばれて3-6で完敗。(最終的にこの方が優勝でした。そして、s2も優勝されたようで12/27現在csp1位)

●予選2回戦 格闘デッキ(タイレーツ?) 勝ち
弱点をうけながらも6-4で勝ち。最初の手札にポケモンいなくて引き直しだったけど、1枚献上してでもラッキーなくらい引き直しが良かったみたいで、ニヤニヤしながらスタート。相手がバトル場のポケモン伏せる前に「ポケンモンありませんでした」って手札見せていたので、終了後にプチ説教。(デッキばれで相手のプラン変わってバトル場変わるかもだよ?と)

ほっすりは一応格闘が弱点なのですが、いざやってみると思ってたより弱点の影響は少ないかな?という印象。(パルスワン以外は×2倍しなくてもきぜつするので)

途中、引き分けが発生して階段が崩れ、予選は2戦で終了し、1勝1敗で4位で決勝トーナメント進出。

参加者10名というラッキーもありましたが、ポケカを初めて2年、3回目のシティリーグで初めての決勝トナメはやはり嬉しかったです。

●決勝トーナメント1回戦 三神ザシアン 勝ち
初手バトル場ピカチュウからベンチに下がれず、苦肉の策で打った「ほっぺすりすり」がコイン決まってマヒ。2ターン終わってお相手はザシアンはでてるけど三神はでてない?(遠くてよく見えない)が、こちらもまだすりすり発電出来ない状況(汗)。その後、準備中の三神の水エネをうまくクラハンではがし、オルジェネ打たれる前にボスでエネ無しのザシアンを呼び出し、時間を稼ぎながら6-4で勝利。三神に勝ってベスト4。

(余談)対戦相手は、息子が0歳の頃から知ってる幼なじみでした。幼なじみとはいっても私とママさんが仲良いだけで、息子たちは1-2年に1度顔を合わせる程度ですが。実はポケモンカードを初めて一緒にやったのがこのお友達で、彼にポケカを教えて貰ったと言っても過言ではないほど。当日、来ていることを知らずに、現場で久しぶりに会いました。

●準決勝 セキタンザン 負け
またもや弱点(汗)。ただでさえ不利なマッチングで、最高のスタートをしても厳しい戦いなのに、こりゃまた運悪くパルスワンスタート。パルスワンをなかなか下げれない厳しい状況のなかお相手のクラハンでエネまではがされる(次のターンにクラハンではがし返してたけど)。終盤、なんとかVmaxを1体倒し、残りサイド3-2。このまま次のターンが来れば勝てる状況で、お相手バトル場はエネのついてないセキタンザンVmax。チャンスありか?と思ったけど、エネ1枚手張りからのふんかだんで40+90の弱点で260ダメージでパルスワン倒れて、敗退。でも、パルスワンスタートから弱点相手によく頑張りました。

以上のマッチングで、シティリーグs1は4位という結果に。CSP25ポイントを獲得することが出来ました。


シーズン1からシーズン2までの葛藤


シーズン1を終えたあと、名古屋のジュニア環境をざっとまとめてみたところ、全50人中

・三神系9
・セキタンザン・格闘9
・ムゲンダイナ6
・炎系(V・GX系3,小ズガ3)

このあたりがジュニアの環境の中心でした。

実際に息子は、参加者10人のs1で、4戦中、三ザシに2回、格闘デッキに2回当たっており「ほっすりはやはり環境的に不利すぎる…」と言うことで、s1最終戦→s1初戦の2週間という短い期間にデッキ変更を決意。私の使っていたデッキ(三神カメポチャ)でトレリに参戦ししたりと、色々試してみました。悪いデッキではなかったのですが、やはり使い慣れない本人は思うようにまわせず、シティ1週間前にほっすりに戻すことに決めました。

1年以上大切に使ってきた「ほっぺすりすり」も、Bカードのレギュレーション落ちでもう大きな大会で使うことはなくなるし、勝ち負けは気にしなくて良いから、最後に思いっきり楽しんで、出来れば沢山勝って、チームほっすりに花道を飾らせてあげよう!と息子と話しました。その時は、まさかこんなに素晴らしい結果でほっすりを終えることになるとは思いもしませんでした。

シーズン2のマッチングと試合内容(優勝)

参加者15名。うち5名ほどは女の子でとても華やか^^)私も時々プレイするので(シティリーグに出たこともあったりします)、女の子が多いのはなんとなく嬉しい♪

予選が始まり、ざっと見たところマルヤクデ含む炎系がめちゃくちゃ多く15人中5人くらい。三神系が5人くらい?あとは、ムゲンダイナ、ジュナイパー、MM、うちのほっすり…など。三神が多いのは予想通り。セキタンザン含む格闘デッキを見かけなかったのは嬉しい誤算でした。

ほっすりは、三神以外のV・GXデッキには比較的強く出られるので。

●予選1回戦 炎系(リザ-ドン?)勝ち
またしてもパルスワンスタートの苦しい展開。しかも、いつもならじゃんけんに勝っても負けても後攻を取って(取れて)後1で「すりすりはつでん」なのですが、お相手がじゃんけんに勝って後攻をとり、息子が先攻。その時点で、あー炎でフレアスターターだなと確信(遠くてよく見えないけど)。息子の盛大なプレイエラーでお相手にご迷惑をかける事件もありながらも、なんとか勝ち。

シティリーグ シーズン1、2通して、この1戦のみが先攻でした。

●予選2回戦 ムゲンダイナ ジグザグマ回収ネット入り 負け
初手バトル場パチリスで、後1でエモンガ出せず、ベンチ ピカチュウのみですりすり発電でエネ1枚付けてる姿を遠巻きに見て、母、苦笑い。デッキの内容を精査してからは割と初動は良くなっていたにもかかわらず、本番で立て続けにこのスタートはきつい^^; でもここで諦めないのが息子の良さでもあります。後半かなり追い上げて、対戦相手も頭を悩ませてる様子だったけど、あと少しのところで届かず、負け。追い上げていただけにとても悔しそうでした。

●予選3回戦 炎系 勝ち
お相手、ワタシラガスタート。序盤でたね切れになり、勝ち。
息子はちょっとADHDぎみの特性持ちで、手持ちぶさたになるとゴソゴソしてしまうので、待ち時間はあやとりをさせて待たせてたのですが、早く試合が終わり他の卓を待っている間、対戦相手の年下の女の子と楽しそうにあやとりをして待っていて、とても微笑ましかった。(コロナ禍なので本当はだめなのでしょうが・汗)

予選2-1で、ぎりぎり8位で決勝トーナメント進出。

弱点の格闘がいなかったことと、予選で三神に当たらなかったことは本当にラッキーでした。

●決勝トーナメント1回戦 超MM(ゲンミミ・オロヨノ)  勝ち
8位通過だったので予選1位の選手との対戦。もしかしたら、ほっすりの最後の試合かな?という覚悟半分、MMには今まで割と強くでられたので、ワンチャンスあるか?との期待半分で挑む。遠い席でほとんど盤面は分からず。
遠巻きに、息子の手札が珍しく乏しいのと、なにやらカードが山に戻されているのでオロヨノだなと把握。10分ほど経過したがどちらのサイドにも手がついてない様子で、盤面見えてないのに母は心臓がバクバク。息子のポケカの対戦を見守っていて、こんなにドキドキしたのは初めてでした。最後は粘って予選1位の選手に勝つ大金星。ベスト4でCSP を25ポイントは確保しました。

●準決勝 三神ザシアン 勝ち
次に当たる山が三ザシ対三神カメポチャだったので、どちらにしても三神と当たるのは覚悟での勝ち上がりでした。
お相手はデデンネスタート。後で聞いたところによると、山札引いた後何も出来ずにターンを返されたとのこと。息子の初動はそこそこ良さそうなものの、前述しているとおり、やはり三神には圧倒的に不利。その後、遠巻きに、息子のライチュウが倒されお相手が山からエネルギーを3枚取ってくるような動きが見え、その際に取ったサイドは1枚。ん?オルジェネじゃなく、アルティメットレイを打った???

試合後の息子の聞き取りによると、

先1:何もせず終了
後1:すりすり発電で場にエネ5枚
先2:ベンチに三神→エネ手張り、ザシアンふとうのつるぎで1エネ
後2:すりすり発電2回目、場にエネ10枚
先3:三神に手張り(エネ2枚目)→デデンネと入れ替え→ボスでライチュウ呼ぶ
  →ザシアンの鋼エネを三神に付け替えしてアルティメットレイ
  →後ろのザシアンにエネ加速・ライチュウきぜつ(残りサイド6-5)
後3:パルスワン起動し、エネ3枚付きの三神を倒す(残りサイド3-5)
先4:ザシアンがパルスワン倒す(残りサイド3-3)
後4:パルスワン2体目起動し(もしかしたらライチュウ+エレパかも?)ザシアンを倒す(残りサイド1-3)
先5:不明 
後5:(何かを倒す。デデンネ?)

(息子の怪しい記憶なので間違えているところもあるかも分かりませんが…汗)

先攻3ターン目、息子のベンチに戦えるポケモンがライチュウしかおらず、ベンチにスタンバイしてるピカチュウもいなかったので、オルジェネを打たずにアルティメットレイでライチュウを倒せば後ろのザシアンに加速できるし、ピカチュウを出してライチュウに進化する1ターン時間が稼げるという読みだったのかもしれないけど、息子に聞くと、パルスワンを出すために敢えてピカチュウを出さずに枠を空けていたらしいです。あそこでオルジェネを先に打つプランを取られていたら、パルスワン2体でサイドを3-3枚取られるのでたぶん負けていたと思います。ほっすりはなによりオルジェネに弱いので。

息子とはほっすりで行くことを決めたシティの1週間前から、どうすれば圧倒的不利な三神に勝てるかをたくさん話しました。できればオルジェネを打たせないプラン、もし打たれてもアルティメットレイを打たせず後ろにエネ加速させないプラン(ライチュウは行かずに、序盤からパルスワンで三神を倒しにいく)をずっと一人回しで練習していました。いや、我が家には三ザシデッキはないし、1人回しではなくただひたすら目の前に三ザシをイメージしながら自分のデッキだけを回していただけなのですが(汗)。

先2でオルジェネを打たれたら、ほっすりは、ほぼ負けます。先3でも厳しいです。

でも息子も昨シーズンは三神を長らく回していたので、先2でオルジェネを打つ難しさはよく知っていて、オルジェネが、先2より先3、先3より先4と遅れれば遅れるほど、ほっすりには有利で、その隙を狙った勝負になるのは想定内でした。この大一番で、息子は諦めずに自分のプランを考えてよく頑張って回したと思います。

●決勝戦 三神ザシアン 勝ち
「予選7位と8位による決勝戦になりました!」と対戦前にアナウンスが。対戦準備中、息子と、お相手の女の子が、2人ともニコニコととても楽しそうに準備を進めていて微笑ましかった^^)世界への切符や、あれこれが掛かったジュニアの大会は、選手も、保護者も、割とぴりぴりした雰囲気を感じる事が多い中、対戦している本人たち2人が凄く楽しそうにしているのを見て「あーなんかいいなぁ」と凄く思いました。楽しいのが一番。

盤面はあまりよく見えなかったのですが、お相手は1ターン目のふとうのつるぎでエネつかず???それでも序盤に三神は出せてて(と思います)、悪くはない動き。息子は、後1でエモンガ出せてすりすり発電というこちらもベストな動き。やはり勝負どころはオルジェネをいつ打たれるか、と言うところだったのですが、私からは三神に2エネついてるように見えたのだけど、まずブレイブキャリバーを打った?ように見えました。入れ替われなかったのか?入れ替わらなかったのか??サイドは1枚しか取ってないように見えたので、オルジェネはまだみたいだな、と思った記憶が。

中盤、息子がエネルギーの数え間違いで倒せなかった三神をターン返した後にエネの数え間違いに気づき、お相手と2人で手をあげてスタッフさんを呼ぶ。スタッフさんの確認の元、盤面を復元し三神を倒す。

我が家では巻戻しは厳禁で、いつもなら、エネの手張り先を変える1秒すらもカードから手が離れていたらアウト。なので、決勝戦も、母的には息子のプレイエラーで自分に降りかかったことなので、そのまま進めて頂いて、負けなら負けで仕方なかったのだけど、この時はスタッフさんの立ち会いのもと盤面は戻ることになっていました。親は何も出来ず見ているだけ。プレイエラーはあってはならないので、今後は勝ち負け以上にプレイエラーをなくすために練習を積むことが課題です。ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。

この件もあり、母はこの後、もうまともにプレイを見ていられなくて、はっと気がつけば息子がガッツポーズをしていました。

シティリーグs1,s2を終えて

この三神、セキタンザン環境の中、ほっぺすりすりでシティリーグを優勝することが出来ました。シーズン1もベスト4という結果で、本当に夢のようです。

ポケカ仲間が沢山いるわけでも、練習相手が沢山いるわけでもなく、環境デッキも持ち合わせておらず、しょぼい母のデッキとの練習や1人まわし。日々お稽古事に追われなかなか練習できない中、レギュ落ち前のほっぺすりすり最後の大きな大会でこのような結果を残すことができ、感無量です。

今回の勝因の一つに、「環境デッキじゃなかったこと」もあるかなと試合後に思いました。

印象的だったのは、決勝トーナメントの1回戦で予選1位の選手に勝ったあと、たまたまお隣で対戦相手の親子さんが話されていたのが聞こえました。「どんなデッキだった?」「なんか…雷デッキで…ライチュウが攻撃してきて…」というような内容(具体的には違ったかもしれませんが…)。ほっぺすりすりは今の三神全盛のジュニア環境ではあまり使っているプレイヤーがいないので、以外と知られていないのかな?と感じました。対策もあまりされていないのかもしれかいな、と。ライチュウで200+エレパ追加30〜60までのダメージがくるイメージはあっても、パルスワンが1ターンで飛んできて300オーバーを出してくる事はジュニアのプレイヤーさんにはあまり知られていなかったのかも?これに味を占め(?)て、次回のシティも環境でないデッキを使おう!と息子と目下企み中です。

対戦頂いた皆様、運営やスタッフの皆様、相談に乗って下さった皆様、ありがとうございました。プレイエラーでご迷惑をおかけした皆様、本当に申し訳ありませんでした。

運にもたくさん味方されましたが、今回の結果は、1年間使い続けてきた、息子のほっすり愛の賜物だと思っています。

長文、駄文におつきあい頂き、ありがとうございました。おかしな点、間違えていることなどございましたらご指摘いただけると幸いです。

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