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2021/8/27 レッスン記録とバスクラについて語る

少し時間がたってしまったが、レッスン記録を。

今回はバスクラリネットを見ていただいた。蛇足だが、我が師匠は演奏のお仕事の大半が低音系クラリネットでは?と思われる方で、私がバスクラに興味を持ったのも師匠の影響が大いにある。

なぜ今バスクラのレッスンをお願いしたのか。ひとつには所属オケで10月の演奏会でバスクラを担当する予定だったから。しかし緊急事態宣言やらまん延防止措置やらで演奏会を中止せざるを得なくなり、この曲の演奏は再来年に延期となってしまった。

そしてもうひとつ、自身の「音」に対する考え方(理想)や今実際に出せる音の方向性がおかしくないかを確かめたかったのだ。あくまでも個人の考え(もちろん大いに師匠の影響)だが、バスクラの音は近くで聴けばビリビリ、ジージーいうくらいの「芯」が必要だと考えている。練習でもそれを意識していたが、吹きすぎて散らかった音になているような気がして不安だった。

理想の音に関する考えはそれでいいと確認できて安堵したが、実際に出している音への不安も当たっていた。

散らかった音に対して対処方法は・・・セッティングの見直し。マウスピースとリガチャーの変更だった。マウスピースはバンドレンB45、リガチャーはリードをしっかり固定できるようにと金属製を勧められた。お借りして吹いてみて、その違いは明らか。ちょっと意識を変える(ことにより息の入れ方が変わる)と、音のまとまり、芯ができた。

それと「まだ楽器が鳴りきってないなぁ~」とのことで、師匠が私の楽器をお手本演奏を兼ねてしばらく吹いてくれた。その演奏、その音は、私の理想そのもの。その音を出したい、それだけ自由に演奏したい!レッスン中に感激して叫びたかった。

その後「だいぶ鳴るようになってきた」とのことで、オケで演奏予定だった曲のフレーズをそのセッティングで吹いてみた。が、やはり吹きすぎていて「がなって」いるような音になっていた。「ここはチェロと同じことやってるはずだよね?チェロと合うように寄り添うように吹いてみて」この意識だけで音や響き方がガラッと変わった。

今後の練習用に、ひとまずマウスピースは師匠の私物をお借りした。(買い取りたいな。。。)リガチャーは手元にあった唯一の金属製のもの、約一年前にバスクラを購入した時にマウスピースとともについてきたオマケのリガチャーをひとまず使ってみた。もともと使っていたものよりはよい。が、しっかり留めるようにとねじをしっかり目に締めていたら、2日で壊れてしまった…。この週末は楽器店行き決定である。

ありがたいことに、10月に吹奏楽のエキストラ出演のお話があり、参加させていただくことにした。それまで練習あるのみ。

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