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ウェビナーのコツ【番外編】質を上げる3つの演出ポイント~出演者Ver.

前回の記事では全く初めてウェビナーを開催する人にも読んでいただけるようなウェビナー開催ノウハウの初級編でしたが、今回はイベントをクラスアップさせるための「演出」のコツを番外編としてお伝えします。

1.まずは音質が第一優先

ウェビナー用の配信環境を整えるにあたり、つい「画面」を優先したくなりますよね。動画であるからには見やすくて綺麗な画質がいいし、途中で見せるスライドもおしゃれで綺麗な方がいい。でも、参加者アンケートをとって改善点を聞くと画質やスライドについて言及されることってほとんどなくて、大事なのはとにかく「音」なんです。思い返せばリアル講演だって、講師の顔がちょっと見えづらかったり、スライドが急ごしらえクオリティであったりしても話している内容がさえしっかり聴くことができたら一定の満足は得られます。それは基本的にはウェビナーでも変わらないのでまずは「音」をしっかり届けることを主軸に配信環境の準備をしましょう。

2.表情、ちゃんと伝わていますか?

いくら音重視の配信環境とはいえ顔も写っていますし、何かを他人に伝える時に表情って大事です。そこで抑えておきたいのは「眉毛」と「唇」です。動きがある箇所なので、その動きさえみえていれば、粗っぽい画質でも表情が伝わってきます。逆光で真っ暗、逆に明るすぎで真っ白になっていないかチェックする際のポイントに、自分の「眉毛」と「唇」がきちんと写っているか、確認すると良いでしょう。
ちなみにZoomであれば、男女問わず美肌補正フィルターを使うことをおすすめします。メイクについても、フィルターさえ通せばファンデーションやアイシャドウの存在がほぼ見えなくなってしまうのであまり手をかけず油分を抑える程度でイケるので楽ちんです。
詳しくはこちらを参考に。

ちなみにリップは、普段では信じられないくらい濃い派手な色がおすすめです。表情が伝わりやすく、画面が明るくなります。
真ん中:普段使い
上下:オンライン用(派手ですw)

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3.洋服は明るい色を着よう

リモートワークの浸透でスーツ以外の格好で仕事をすることも珍しくなくなりましたが、それでもかしこまった場だと暗い色のジャケットを着る人が多いようです。しかしウェビナーはそもそもの演出材料にとぼしいので、関係者全員が暗い色で画面に映るとウェビナー自体がますます暗い印象になってしまいかねません。明るい色のワンピースや、派手かな?と思うぐらいのシャツやネクタイなどパッと華やかな色の格好にしておくと画面に映る色の印象で雰囲気の明るさをサポートしてくれます。それと、リモートワークのノリでつい部屋着に近い格好になってしまう人もいますがシワシワのパジャマのような服などはさすがにダメですよ!直接会っているわけでなくても、あくまで「たくさんの人の目の前に立っている」という意識は忘れずに。

マナーではなく「演出」だと割り切って

というわけで、今回はどんな規模のウェビナーでも使えるクオリティ底上げのコツを書いてみました。参加者からの質問受け答えの体制や、使うweb配信システムなどについては様々な考えやサービスがありますが、意外と演出面についての話は見かけないなと感じていたので汎用性のあるもの重視で絞ってお伝えしました。さらに詳しく知りたい方はイメージコンサルタントの方などが解説している記事も調べてみるといいかもしれません。web会議のお作法(?)が生まれたりもしているかもしれませんが、マナーどうこうというより演出として取捨選択していくのが大事だと私は考えています。特に身だしなみについてはウェビナーに限らずweb会議でも同じことが言えるので、リモートワークでメイクを可能な限りしたくない人にも是非真似していただきたいです。眉毛と唇だけ整えてあとは美肌フィルター、とっても楽ですよ〜。

ちょうどこんなニュースも出ていて、コロナ収束後も続くであろう、まさに新しい生活スタイルだなと思いました。


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