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お金の価値観を書き換える

今年は3月に引っ越しを敢行し、大規模に断捨離をしました。

大半の家具は処分したり譲り、ほぼ無の状態からの新生活。

ゆくゆくは自宅で仕事したいとの思いから、テーブルやパソコンまで新しくして

想像以上にお金を使いまくったw憧れのカリモクの家具を手にするなんて思いもしなかったのだけれど。(来客が来るたび、過ごしやすくなり大満足!)

モノとの徹底的な向き合いを経て、今はお金の価値観の見直しが大発生しています。

今度イベントにエッセンシャルオイルを活用したセルフケアをPRするブースを出すのだけど値段を付けるという行為がものすごく苦手で。ひとり、悶々としています。

普段から買い物は、服もフェアトレードが望ましいし、食べ物も極力知っている農家さんからオーガニックで買いたい。でもできたら安く買えたら、、、と矛盾した気持ちもあり。私のアロマ体験もできるだけ手軽に参加してほしいけど正当な対価をいただかないと長くは続かない、うーん。

そんな中、先日着物の展示会に参加しまして(秋から着付け教室に通っております!)

学びのため、好きな着物と帯を合わせて試着?して良いというので、値段も見ず気になる帯をいくつかセレクト。すると、「お目が高いですねえ!」との謎のお言葉をいただく。

聞くと、私がピックアップしたのはいずれも会場でトップクラスのお値段。確認するとなんと数百万円!!!車と同等の価値!!?私が実際見ることができるのは、せいぜい数十万くらいかな、と決めつけていたのが、まさか!

恐れ多くも当ててみるとやっぱり違う、全然違う!伝統的な技法で限られた高齢の職人さんが織っていると。後継も不足しており非常に希少なものと知ったのでした。不覚にも「こんな素敵な帯を、あれもこれも買えるような人になりたい、そして大切にして後世に引き継ぎたい、そしたら伝統文化も守れるのでは?」と心の奥底から願望があふれだしてきたのでした。そしてまだ一人では正しい着付けも難しいのに、着物姿で各地に出向き健康について語ったり、神社をめぐる私の姿が浮かんだのですw(伊勢や出雲に行きたい!)

今度私がブースを出すエッセンシャルオイルの業界にも似たような側面があります。私がオイルを使うことで産地の途上国や現地の方々の暮らしを支えていると。ドテラは水道を整備したり学校を作ったり、さらにはなんと!あの、ソマリアに病院を作ったり!簡単に行けるような場所ではないけれど、そんな所で私のエッセンシャルオイルは作られている。私の暮らしにおいて、もはや体と心のバランスを整えるのになくてはならないアイテムたち。

思えば着物も、エッセンシャルオイルも同じなのだな〜とすぐに脳内で結びつき。技術を持った職人さんがいて、それを求めるニーズがあることで経済は回りまた新たな製品が世に出回る。私がたくさんの価値ある着物を着こなせるようになり、私自身だけでなく他にエッセンシャルオイルを使いこなせる人をもっともっと増やせるようになったら、どんなに素晴らしいことだろう。

子供のころから、高価なモノや、価値あるものはみたらわかってしまう私はこの頃、モノを見ると背景にある感情が伝わってくる感覚があります。

住宅や車、服や食べ物、全ての形あるモノには持ち主であったり、作り手の思いがくっついているのを感じるのです。

価値あるものは値切ったりせず、真っ当な対価を払えるような私になりたい。私自身そうあることで、真っ当な商売ができる人間になりたい。

決意を固めようとしているところです(まだ揺らぎが)。大きな目標は見えたので、まずは目の前の小さな一歩から、進んでいこう〜と思っているところです。ここまで、読んでくれてありがとう!!!


写真は大樹町の生涯学習センター。大きなステージで、私もいつか話してみたいなと思って願いを込めて。もちろん着物姿で!








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