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博士号取得しました

博士(教育)の学位をいただくことができました


5年間、小学校英語教育の研究をしてきました。


仕事との両立に加えて、途中から環境市民活動も始め、思い返せば、ただただ必死で駆け抜けた数年間でした。喜びよりも安堵の気持ちのほうが大きいです。


先日、レオ・レオニの背景を知ってから、The Color of His Own のストーリーテリングを聞く機会がありました。


何度も親しんできたこの絵本、初めて、レオ・レオニは「連帯」のことを表現したかったんじゃないかって気づいて胸が熱くなりました。


―自分はこの世界で何者なのか全然分からない、たとえ「よし、私はここで生きてくんだ」と決めても時代のほうが変わっていく、結局自分の色は分からない。でも、横につながる仲間がいる。そして、仲間と連帯して生きていく。それだけ。


こういうメッセージを受け取りました。私は博士号とれた暁には、もう少し自分が何色かわかるかなと期待していました。しかし、この絵本のカメレオンのように、今でも自分が何色かちっとも分かりません。でも、やりたいことはこれまでよりも強く分かるし、それに向かって世界と向き合う仲間にも恵まれてる。だから、あまり自分に自信を失いすぎず、世の中にも絶望しすきず、これまでと変わらずがんばって一歩一歩生きていこうと思います。

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