#15「ちょっとだけ先輩ママの魔法の話」〜1人遊びの話〜
みなさんこんにちは^^
「ちょっとだけ先輩ママの魔法の言葉」にご来訪ありがとうございます!
保育士をしながら2人の男の子育児真っ最中のおおともゆうこです。
このnoteを通じて私が伝えたいことはコチラから
↓↓↓
前回、子どもと遊びについてのお話をさせていただきたくさんの方に読んでいただき嬉しく思います。
前回もお話しましたが、今回は子どもの遊びについてもう少し深掘りして「子どもと1人遊び」についてお話させていただきます。
よく「公園に遊びに行ったら、周りの子は友達と楽しそうに遊んでいるのに、うちの子はひとりで砂遊びばかりやっているんです…」や「うちの子他のお友だちとも遊んでいますか?」
と、保護者の方から相談をいただくことがあります。
子どもの成長には「遊び」がとても大切というお話は前回させていただきました「遊びの場=学びの場」です。
しかし、子どもたちは最初から「お友達と遊ぶ!」と、みんなでわいわい遊ぶわけではありません。
遊びにもしっかりとした発達段階があるんですよ^^
大事な大事な遊びの順番
何もしない行動(0ヶ月〜3ヶ月)
何もせずぼんやりし、興味があるものがあれば見る、という時期です。ただ、ぼんやりしているからと言って何も考えていないわけではありません。
この時期の赤ちゃんは自分の体に手がある事、足があるこ事、指がある事を舐めたり触ったりして体感します。そうして自分の体地図を完成させていきます。
ひとり遊び(0ヶ月~2歳)
玩具の取り合い以外は他の子どもと関わることはなく、自分の遊びに熱中する時期です。
この時期は子どもの興味が決まりがちです。例えば電車や車、アンパンマン等。
そうすると興味のあるおもちゃを使って隣で遊んでいるように見えますが実は「一緒に遊んでいる」と、いう認識はこの頃の子ども達は感じていないことが多いです。
傍観者行動(2歳)
他の子どもの遊びを傍観し、口出しすることはありますが、遊びに加わろうとはしません。
この時に大人が良かれと思って一緒に遊べるよう促しがちですが、ここはそっと見守って^^
遊びは誰かに強制されてするものではありません。
自分が自分のタイミングで「楽しそうだなー」「一緒にやってみようかなー」と、思えた時に1歩踏み出せるのです!
平行遊び(2歳以上)
お絵描きをしたり折り紙をしたりと、皆で同じ遊びをしますが、遊びが平行して展開するだけで子ども同士の関わりは見られません。
ただし、「一緒に遊んでいる」という感覚はある状態です。ここが上記に書いてある傍観者遊びとの違いですね!
連合遊び(3〜4歳)
遊びの中で子ども同士のやりとりがあり、道具の貸し借りができるようになります。
しかし、役割を分担したり、リーダーシップをとったりする子どもは見られません。
また、同じ遊びをしていてもイメージが異なっていることが多く、例えば、積み木を一緒に遊んでいるときでも、ある子は「家」に見立てる一方、ある子は「お城」に見立てて遊んでいる、ということがままあります。なので遊びの中でケンカも多く見られます。
私は職場でも家でも喧嘩が起きた時はケガが起きない距離で黙って見守ります。決して裁判官にはなりません。
黙って聞いていると彼らは本当に面白い解決方法を生み出します^^
共同遊び(4歳以上)
いよいよここからが他者との遊びが始まります。
子ども同士で一緒に遊びながら、その中で役割を分担し、それぞれの子どもが違った役割を担って1つの遊びを展開します。
遊びの中にルールを取り入れることが可能になり、子ども同士でルールを話合うこともできるようになりリーダーシップをとる子どもが現れる時期でもあります。
「お友だちと遊んでいるか心配」
「いつも1人でいることが多い」
大丈夫です!
1人遊びをしっかりじっくり行うことでだんだん誰かと遊びたくなって遊びを展開したくなります。
そこに大人のものさしはいりません^^そっと見守ってあげてください。
いつもは元気に遊んでいる子も今日はママやパパから離れるのがちょっと不安。そんな時もあります。
子どもたちの心はとっても敏感です。そんな時は「今日は一緒にお友たちが遊んでるのを見てようか?」そんな日があってもいいと思います^^
人は1人では生きていけません。
周囲の人と深くいい関係を築けるかが必要になります。
これを「社会的スキル」と言います。
ケンカをしたり意地悪したりされたり、そういうことを避けては通れない。そしてこの社会的スキルの土台となるのは深く愛されたという経験。
愛されたから愛することができるのです^^
少し話が脱線しましたが、ママやパパがそばで見守ってくれれば子ともたちは大丈夫です!!
今週もお疲れさまでした^^
「楽天ルーム」にて絵本や育児本(その他も笑)を載せています。
お時間ある時にご覧いただければと思います^^
↓↓↓
今回の記事を読んでいただいた方、ちょっとでも興味を持っていただいた方、ここで出会えた縁を大切に大切に育てていきたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?