病って不幸なの? 大月市でがんのお話☕
先日、山梨県大月市真木地区へ行ってきました🚞
今年6月にも伺い、2度目の講演になります。
行きの電車から見える山々は赤や黄色に色づき、とてもきれい🍂
空は青く、澄んでいます。きもちいい~✨
2020年、わたしが秋葉原社会保険労務士法人で仕事をすることになってすぐ、ある人がわたしの住む町まで訪ねて来てくれました。
その人が講演に招いてくださった、株式会社コミュニティーアーティストの真木調剤薬局 管理薬剤師 福井英人さんです。
福井さんはわたしががんを抱えながら、仕事に就き、がん患者の理解をひろげる活動をすることに感動し、応援してくれています。
そして、「陽だまり通信」というニュースレターを作成するお仕事を一緒にするようになって、間もなく1年になります。
福井さんは沢山の在宅医療の経験の中で、感じてきたことがあります。
それは、「人は健康で長寿であっても、必ずしも幸せではない。」という現実です。
そういえば…
わたしもがんになった時、自分を責めていました。
生きてる意味なんてない、と考えたり・・・不幸を背負っていました。
がんは罹患後1~2年の間の自殺率が一般の約24倍なので、精神的に追い込まれることは仕方がないことではあるのですが・・・
人はなにか問題が起こると、自分で自分を責めてしまうのですが、はたから見ると、責める要素なんて、なにもないんですよね・・・
がんになることも偶発的な要素もあるので、原因を断定することは難しいと感じます。
福井さんにはわたしのことを「命を輝かせている人」と、よく言ってくれます。(正直、お恥ずかしい限りなのですが💦)
わたし自身も闘病する先輩患者さんの存在に助けられながら、ここまで来れたと感じていますし、経験を活かして、活動する方の存在に心動かされてきました。
大月市の公民館ではこんな表題でお話させていただきました。
基本的ながんに関する知識として、がん教育の内容も含めました。ある日突然、奈落の底に落ちないよう、知っておいてほしいからです。
前回に続いて参加してくださる方もいらして、嬉しい限りです✨
特に、予防医学のための健康食教室を開催されている熊坂さんは、お年を伺うと、びっくりしてしまうのですが、本当にお元気で、シャキッとされ、とても可愛らしい方なんです。
最終ページでは、こう締めくくりました。
真木地区の皆さん、本当にありがとうございました!!
終了してから、福井さんが耕している畑で、サトイモ掘りをしました!土をいじること、大切ですね🌾
送っていただく帰りの車中では、がんの話して持ちきりになりました。
第4期がん対策基本推進計画の内容についてや、がんにまつわる課題で「できそうなこと」を語り合いました。なんて、有意義な時間でしょう!
干し柿が、山並みが、とてもやさしく、豊かな気持ちにさせてくれました。
では、今日はこの辺で。
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