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ノンストップ

年が明けるような時期から、密かに焦る。毎年焦る。GWまでノンストップの季節がやってきてしまった。毎年のことなのに、どうしても、焦る。

これは私の勝手な毎年のシュミレーションなのだけれど、

冬休みが終わって、2学期の業務を終えて、冬休みは子どもたちだけお休みだし、今年度中に終わらせなければならない仕事も片づけなきゃだし、来年度の準備を密かに進めなきゃだし、お正月なんちゃらかんちゃらやってたら本当にあっという間に25日間の冬休みなんて終わってしまうのだ。来年度の仕事が全然終わらないのに3学期が始まって、年度末にぎゅぎゅっと詰まって引っ越ししてきた行事を消化して、時数を計算して、謎の研修を終えて、成績表を作って、年度を閉じる支度をして、ばったばったしているうちに卒業式がやってくるのだ。なんとか終えたところで数日で修了式。なんということなのだコレは。

そうやってなんとか今年度を終えたところで、春休みと言う名の、ぎっしり仕事が詰まった休み?がやってきて、なんだかよくわからないうちに始業式入学式。迎えられるといい。新しい年度を動かし始めたと思ったら提出物と提案物の嵐がやってきて、要綱ができたらようやくひと段落GW!と思ったらもう運動会。ノンストップでどこで休むのか、もうよくわからないまま何年もこんな感じで生きてる。要領良く仕事をこなせる日はやってくるのか。

そんな毎日なんだけれども、ちょっと忙しいおかけで考えなくて済んでいることもあって。あの人はわざと私を忙しくしてくれていたのだ、と今になってようやく気づくことがあった。感謝。ただ、時間が経つことで解決されることもあって。良いことだと思うのだけれど、生き残った私には「慣れ」が生じてきていて謎の余裕のスペースが生まれてしまう。全然、余裕のカテゴリーじゃないんだけど。この間ツイッターで知った #さようなら 、サカイさん という #きなこさん  の記事を読みながら、何とも言えない気持ちになった。私は生き残りチームで、毎日をどうにか過ごしていくしかできない毎日だったのだけれど、今できることを丁寧にやる、という偉大さを浴びて、このノンストップを ひとつひとつ 大事に片づけていかなくちゃ、と思う。会いたいあの人にはもう会えないことは知っているのだけれど、どうしても会いたくなることもあるし、突然、もう、ひとりなんだ、と気がついてびっくりすることもあるし、なかなかうまくいかない毎日。友達の[会いたいと寂しいは違うのか]問題とか、なんかよくわからないし。ひとりでこっそり、ひとつひとつ消化していこう。ノンストップになるけど。がんばろ。

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