夫がコロナで無職になりました

小学生の子連れで再婚し、二人目を出産した私。

この度、夫が無職になりました(笑)

下の子はまだ0歳で、フリーランスの私は育休中。

社長の告知から無職になるまで、残された期間はわずか5日。

これは、、チャンスと思うしかない!

夢だった【田舎暮らし】を叶えるための。

無職宣告←からの1週間で私がしたことをまとめてみようと思う。

1.上の子をその気にさせる
2.移住先を検討
3.夫の気持ちの整理がつくのを待つ
4.移住先の下見
5.移住先決定

まずは
1.上の子(♂)をその気にさせる ために
転校に対する気持ちや「もし移住したら〜」の話し合いを丁寧にして
移住への気持ちをポジティブにセット。

休校中、妹のお世話や自分のペースで勉強が出来る環境にさほどストレスがなかった息子。(むしろ楽しんでいた)
お友達とは全然遊んでいなかったので、今の環境に対してそこまでの執着はない様子。
(こればっかりはコロナに感謝。タイミング良かった…)

転校への不安はゼロではないけれど
それよりもこの四人家族で田舎暮らしの魅力が上回るんだとか。

次!
2.移住先を検討
昨夏に山梨県北杜市にショートステイしたのがとてもよかったので
漠然と山梨か長野がいいねってことでネットで情報収集。

調べてみると、長野県は移住先として人気らしい。

長野に嫁いだ友人に現地の感じを聞いてみたり
ネットにある山や町並みの写真を見たりして
息子と二人「長野にしよー!」と
ざっくり移住先を決める。(ほぼインスピレーション)

週末を利用してレンタカー借りて下見にいこっかなー?
とぼんやり計画。
でもその前に

3.夫の気持ちの整理がつくのを待つ

無職宣告から最終出勤日までの5日間、仕事に行くモチベーションを保つのもしんどかったと思うし
いきなり「移住しよう!」「下見に行こう!」なんて言われても、きっと気持ちが追いつかない。
(もちろん移住の話はしていたけれどあくまでぼんやりと)

まずは、その5日間の途中にあった休日に
家族揃ってお墓参りに出掛けた。
私と息子は初めて。
夫は10年ぶりくらいだとか。

そして、最終出勤日の前夜、改めて移住への気持ちを夫に確認。

心は決まったようなので、次の週末なんて悠長なこと言わずに
翌々日、つまり無職初日に移住先に下見へ行くことに。
すぐにレンタカーと宿泊先を押さえ、学校には「私用でお休みします」と伝え家族揃って、いざ。

(この間、移住経験者のnoteを見たり候補地に実際に移住した方のブログを見たりコメントを書いたり色々と情報収集を続けていた)

4.移住先の下見
乳児を連れて初めての遠出になるので
あまり細かいスケジュールは決めずに、ピックアップした行きたい場所を可能な範囲で行くことに。
チェックイン時間は18:00にしておいた。

初日
・まずは土地の波動を感じる
・候補にしていた物件いくつか
(不動産屋が定休日だったので坂道やお店、景観などの周辺環境と外観のみ)
・周辺の小学生と中学校
・役所(移住担当窓口と教育課)
→移住者への補助制度と、各学校の規模(生徒数)や学区をリサーチ

役所で聞いて気になった学校に行ってみたら、アポなしなのに校長室に通して下さり色々と聞かせてくれた。
既に下校時刻はとっくに過ぎていたので、翌日授業見学の約束をして、ホテルへチェックイン。

と、ここで寝不足と長時間運転と動き回った疲労が出たのか私が頭痛と吐き気に襲われ部屋で倒れ込む。

しかし乳児のお風呂前後や寝床など諸々考えたり決めたりしないといけないことが盛りだくさん。
夕飯も食べてないし。

「食事を取ったほうが良い」
と冷静に言う夫の言葉を聞き入れ
そんな体調でも食べられそうな食事にありつき、元気を取り戻す。(美味しい食事ってすごい)

娘を寝かしつけ、一人温泉につかる。

翌日見学に行く学校の学区に物件があるかどうかネットで探し、webで内覧予約を送り、就寝。
(ベッド派だから畳に布団で眠れるかちょっと心配だったけど結構ぐっすりだった。笑)

二日目
思いのほか寝覚めがよかったので授乳後こっそり一人朝風呂(大浴場)に入り家族に探される笑

・朝イチでハローワーク
・物件の下見
神社の近くですごく場の気が良い物件があったのだけれど、そこの物件には空きが多く「なんでかね?」と言いながら

・開店時間に不動産屋→内覧
↑神社の物件は手入れがされていない(大家さんがするつもりない)物件で断念。中見たけど酷すぎた。
続いて初日に外観だけ見に行った候補物件を見せてもらうことに。

・その二軒目で即決!いざ、審査(申し込み)
って待って待って、世帯主、無職よ?
職業欄なんて書く?
自営業の私で通してみても良いけど産育休で収入わずかだし
いくら東京より家賃安いとは言え無職じゃ貸してくれないでしょー…
と知恵をしぼり、
「独立したってことにして、自営業で書いてみたら?」
ま、実際フリーでも活動出来る職種だししてる人いるし一つオファーだって来てるし私も自営だからなんとかなるっしょ!
と、不安そうな夫の背中をごりごり押しまくる。

ひとまず昨年の年収額を書き身分証のコピーを提出し、追加で必要な資料(預金残高とか確定申告書控えとか)があればその都度対応ということで進めてもらった。

続いて
・小学校の見学
息子は「一目惚れだったけど、ますます好きになっちゃった。ここ以外考えられない」ともうゾッコン宣言いただきました。
(近くに物件ないんだぞ!毎日1時間かけて通えるのかよ!)

校長先生も教頭先生もとても良い方で、授業の様子を見てきた夫も「とても優しい空気が流れていた。涙が出そうになってしまったよ」とのこと。←アナタ今ココロ荒んでるからネ
(私は下の子と外で校長先生とお話しながら待っていた)

「じゃ学校はここで決まり。少し遠いけど申し込んだあの物件で決まる(審査通る)といいねー」
なんて話しながら、

最後に
・中古車屋へ
離婚を期に手放した車。これからは必須アイテムなのでとりあえず中古の軽(できればマニュアルがいい!)を見て回る。
→マニュアルなんてワゴンか軽トラくらいしかない(笑)

とその合間に不動産屋から電話が、

結果、、、

審査通ったーーーーー!!!!!

夫「信じラレナイ・・・」
私「やったー!!やってみるもんだ!あなたは無職ではない!!書けばそうなる。独立おめでとう」

というわけで
5.移住先決定

さて、東京に戻ろう。

とふとインター近くで目に飛び込んできた中古車。

軽で5速マニュアル!

キターーーーー!!!

乗せてもらいながら移住予定の旨話し、手続きの相談。
(住民票移さないと登録出来ないんだそうだ。知らなかった。てことは移住当日から乗れないの?困る。。)

10年ぶりのマニュアルに心躍る妻。
とりあえず助手席に座る夫。
(東京生まれ東京育ちの夫はペーパーではないものの、もう20年近く運転していない)

その夫も気に入ったようなので

「よし、決めよう!」
と家に続き車も決めちゃう。
(移住当日から代車出してくれるって!)

時間がないので名刺だけいただき、インターへ急ぐ。

無職宣告から一週間

かなり弾丸の移住先下見ツアー
(本当は3つの市をめぐってとりあえず移住先になる市を決めるつもりだった)
下見のはずが家と学校と車まで決めてきちゃう怒涛の一泊二日になっちゃったけど
とても気持ちが楽になったし、家族の絆も強くなった。

あとは前に進むだけ。

引っ越しに向けて(超絶苦手な)断捨離やらなきゃストレス半端ないけど

泣いても笑っても残り3週間!!

がんばれ私っ!!!

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