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授乳は分からないことだらけ(2)

「赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけ母乳をあげましょう」
「産褥期のママは家事は手を抜きながらできるだけ身体を休ませましょう」

と、様々な育児書などに書いてあるけれど、そもそもこれって矛盾してない?
母乳をあげる行為が、こんなに時間も体力も栄養も消耗する作業だとは、やってみるまで分からなかった。胸を覗き込む姿勢は肩も首も凝るし、抱っこは腕や手首が痛いし。
家事も赤ちゃんとの生活では掃除も洗濯もゴミ出しも増えるし、子守のお手伝いに来てくれている義母との生活では、料理も大胆にいい加減にはできないので手を抜くどころか、産後は家事の負荷がぐんと増えたと思う。
双子だと、あのダブルフットボール抱きの同時直母授乳ができない限りは、授乳時間や手間の短縮はできないのかと、ますます「分からない」のループにハマってしまう。

搾乳+ミルク ブレンド方式のメリット/デメリットを考えてみた。

メリット:
- 母乳の栄養と粉ミルクの栄養、両方あげられる
- 母乳の量が少なくてもミルクで補える
- 授乳した量が把握できる
- 二人分同時に用意できる
- しっかり搾乳できれば胸が張らない
- ママのタイミングで搾乳できる
- 哺乳瓶での授乳だからママ以外の人もあげられる(義母や夫はあげられるのが嬉しいみたいでこのやり方に疑問はないよう)

デメリット:
- ママと赤ちゃんとのスキンシップが直母より足りない
- 搾乳器のレンタル・粉ミルクのコストがかかる
- 搾乳に時間がかかる(その間に赤ちゃんに泣かれても動けない)
- 洗浄・除菌に手間や時間がかかる
- 外出先では自動搾乳器で搾乳できない

1ヶ月健診で助産師さんに、このやり方でよいのか聞くと、全く問題ないとのこと。ママの身体も無理せず、他の家族に手伝ってもらえるし、母乳だけにしたら、ママの身体は半分くらいに痩せ細りますよと。

より効率的な授乳方式がないかと考えるも、例えば、1回の授乳で、1人に母乳だけあげるとしてももう1人はミルクを作ると、そこに哺乳瓶が登場するわけで、やっぱり哺乳瓶の洗浄・除菌ループからは抜け出せない。
であれば、やっぱり2人分哺乳瓶を使うやり方でもいいのか??

私の双子授乳はどこにゴールを設定すればよいのだろう??

モヤモヤと考える中、助産師さんが訪問してくれることになった。

続く。

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