ワタシって''他の子と違う''って初めて思った日のこと
人はそれぞれに個性的なので、自分だけが特別に、あるいは、一方的に「他と比べて変わっている」ということはあり得ないのでしょうが
それでも、ワタシって''他の子と違う''と初めて思った日のことは今でも覚えています。
それは小学生の頃の話です(筆者は今の時点で45歳であります)
「尊敬する人とその理由」を書くといったような課題がでました。
ワタシはその質問の意味でつまずいていました。
尊敬する人ってナニ???
ナニを書いたら良いの??
頭真っ白です。
授業中に書き上げなければならなかったのでパニックです。
「尊敬する人」
意味としては解っていました。
ただ、自分にとって尊敬する人は誰か、となると、考えたことがなかったので、皆目検討もつきません。
そして、「理由」も書けなきゃいけないんだから、適当な人物をあげるとあとで自分の首をしめることになりかねない。。
小学生(低学年)のワタシは無い知恵絞りました。
理由から攻めることにしました。
すごいなぁ、って感心した記憶。どっかにないか??!!!
ありました。
祖父が聞かせてくれた「仁徳天皇(にんとくてんのう)」の話、、、
確か、毎朝、人々の暮らしを宮殿?から眺めていて、朝、煙突から湯気があがっていれば、あぁ、みんな、ちゃんと御飯食べられてるんダナー、良かった、と思って
逆に、湯気があがってないと、生活が苦しいのかなぁと思って、年貢だか税金だかを軽くする措置をした、
みたいな、(ずいぶん曖昧な記憶ですが大筋で)そんな話でした。
(この話しは、祖父の作り話の可能性もあるかもしれないなぁと大人になってからチラリと思ったこともあったのですが、去年たまたま読んでいた本の中に、バッチリ祖父から聞いたのと同じ話が掲載されており、本当のエピソードだったことがわかりました。)
それだ!理由と人物名が書ける!バッチリやん!
ってことで時間内に書き上げ、ホッと胸を撫で下ろしておりました。
そうしたところ、後日、全員の回答が壁に貼り出されるということに。
へー、みんな、何て書いたんたろ?(*^^*)
興味津々です。
でもって、拝読して唖然(;゚Д゚)
(;゚Д゚)
(;゚Д゚)
(;゚Д゚)
え?
おとーさん、、、
おかーさん、、、
近所のおじちゃん、、、
親戚のおばちゃん、、、
ええええーーっ!?
そんな身近な人で良かったわけ??
なんでそういう注釈?条件設定?を問題文に入れてくれなかったわけ??
ワタシだけ確実に浮いてるーーー( >Д<;)
ひどいーーー( >Д<;)
先生のばかーーー( >Д<;)
誰も教えてくれなかったーーー( >Д<;)
、、、というわけで、自分が他の子と違う、と初めて感じた日のことは、いまだに強烈に覚えております。ハイ、、、。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?