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海外で店を経営するあれこれ

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今だから話せる、異国の海外で店を経営するに伴う面白い話、勉強になる話、笑い話などなど、シェアできたら嬉しいです!海外で店を持つことに興味ある方、またはヨーロッパの食事状に興味ある…
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#リスボン

リスボンの飲食業界が今直面している危機

何年も続いてきたお店が、経営難で閉めることになった時、よくSNSや他のネットニュースで話題…

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日本の調味料との出会いと使い方

この日曜日もまた料理教室を開催しました。 今回は、日本の調味料の使い方。 この教室をしよ…

食文化と酒の好みは関係ある?

先日、リスボンの日本酒屋Sakemico(サケミコ)と、その日本酒の飲食店向け配達を担っている会…

日本酒 in  ポルトガル

ポルトガルではどんな日本酒が出されていて、飲まれているのか?と、お酒好きな人は興味を持ち…

リスボンにはケーキ屋さんがほとんどないのでは?

前回、リスボンのカフェについて書き始めたのは、お持ち帰り、テイクアウトのことを書こうと思…

では、ポルトガルでの白ごはんの立場は?

何気なく描いた前回のお味噌汁のことが、思いがけず反響を呼んで、そうか、こういう日常の違い…

スウェーデンの工芸作家Michaelのお碗

先日のお味噌汁の話に続き、今度はお味噌汁茶碗の話。 お味噌汁茶碗は、店ではお昼の定食の時以外にも、夜もよく注文が入るので、本当によく使う。 こちらの規則で、基本的に全て食洗機で洗える食器でないといけないので、普段は樹脂の物や、塗りっぽい感じのプラスティックのものをフル活用していたけど、会席料理などの、ちょっと値段もはる食事のサーブにそれを使うのは、気が引ける。 どうしようかなぁと考えていた時に、たまたまよく来る常連さんに、声を掛けられた。 「木で茶碗を作っているのだけ

ポルトガルでの味噌汁の飲み方

日本食といえば寿司や天ぷらだけど、お味噌汁だって、こちらでもとっても人気で、認知度も高い…

マフラの陶芸作家、マルティンとカルミラの作品がついに届いた!

前回の続き。 マルティンたちに注文した器たちが出来上がるのにかかった期間は、約3ヶ月。そ…

サーモンがお好き?

みなさんが海外の日本食料理店で寿司や刺身を食べるとしたら、どんな魚を想像したり、期待した…

ポルトガルの魚を仕入れ続けて感じたこと

今回は、ポルトガルの魚やその仕入れの話。 私たちが店を開店させた8年前から今まで、ポルト…

ポルトガル飲食店のまかない事情

この店では、どんな賄いが出されて、どんな風にたべられているんだろう? て、皆さん、気にな…

私が見てきたポルトガルのコーヒー事情、その1

先日、Tasca Kome時代にずっと使っていたコーヒーロースターのゴンサロが使っているカフェ兼焙…

リスボンの地元民に出す毎日の日本の定食

お昼の定食は、開店から今日まで、ずっと同じスタイルでやっている。 日替わりで、 肉の定食 魚の定食 ベジタリアン定食 そして 寿司定食、刺身定食、天ぷら定食、黒豚の豚カツ定食に、漬け丼定食 途中で、寿司はメニューから外そう、とか、日替わりではな週替わりにしよう、とか色々変えようとしてみたけど、お客さんの反応を見たら、やっぱりすぐにこれに戻るのだ。 こちらは、日本にいた時よりも、ベジタリアンの人や、肉を食べない人が結構多い。そして、日本食レストラン=新鮮な魚がある店