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海外で店を経営するあれこれ

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今だから話せる、異国の海外で店を経営するに伴う面白い話、勉強になる話、笑い話などなど、シェアできたら嬉しいです!海外で店を持つことに興味ある方、またはヨーロッパの食事状に興味ある…
運営しているクリエイター

#ポルトガル

リスボンの飲食業界が今直面している危機

何年も続いてきたお店が、経営難で閉めることになった時、よくSNSや他のネットニュースで話題…

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漫画「料理店の日報」のお知らせ

こちらで日記を書く機会がなかなかないうちに、あっという間に12月になってしまいました。 で…

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料理の香りと料理の匂い

ポルトガルで料理の仕事を始めて、日本とは感覚が違うんだなと感じることは色々あるけれど、そ…

もはやベジタリアンとヴィーガンが主流?

レストラン業を離れて、気がついたらもう1年が経った。あっという間だったような、本当にいろ…

日本の調味料との出会いと使い方

この日曜日もまた料理教室を開催しました。 今回は、日本の調味料の使い方。 この教室をしよ…

食文化と酒の好みは関係ある?

先日、リスボンの日本酒屋Sakemico(サケミコ)と、その日本酒の飲食店向け配達を担っている会…

日本酒 in  ポルトガル

ポルトガルではどんな日本酒が出されていて、飲まれているのか?と、お酒好きな人は興味を持ちませんか? 私たちが店を始めた約8年前から今日までの間に、ポルトガルにおける日本酒市場は随分と進化したなと思う。種類はごく限られているけど、今はいいお酒が結構飲める。 私たちが経営していた日本食料理店、Tasca Komeでは、食事と同じくらい、ドリンクにも力を入れていた。できるだけ、食事のコンセプトと合うドリンクの提供には、こだわりだった。生ビールはポルトガルのクラフトビール、ワイン

リスボンにはケーキ屋さんがほとんどないのでは?

前回、リスボンのカフェについて書き始めたのは、お持ち帰り、テイクアウトのことを書こうと思…

では、ポルトガルでの白ごはんの立場は?

何気なく描いた前回のお味噌汁のことが、思いがけず反響を呼んで、そうか、こういう日常の違い…

スウェーデンの工芸作家Michaelのお碗

先日のお味噌汁の話に続き、今度はお味噌汁茶碗の話。 お味噌汁茶碗は、店ではお昼の定食の時…

ポルトガルでの味噌汁の飲み方

日本食といえば寿司や天ぷらだけど、お味噌汁だって、こちらでもとっても人気で、認知度も高い…

マフラの陶芸作家、マルティンとカルミラの作品がついに届いた!

前回の続き。 マルティンたちに注文した器たちが出来上がるのにかかった期間は、約3ヶ月。そ…

ポルトガルの陶芸作家との出会い

リスボンで日本食レストランを始める際に、もう一つ調達しなければならない大切な難関は、器、…

サーモンがお好き?

みなさんが海外の日本食料理店で寿司や刺身を食べるとしたら、どんな魚を想像したり、期待したりしますか? どんな魚が出てくるのか、想像もできないかな?それとも、日本とおんなじよう魚を期待するかな? 日本のニュースなどで、回転寿司で最近の一番人気の寿司のネタは、サーモンだというのを何回か読んだことがある。 でも、日本は季節によって美味しい魚も変わるし、時期によって好みも変わるのかもしれない。 ポルトガルは大西洋沿いの国だから、魚にはとても恵まれていて、種類はそれこそ年中ほぼ