見出し画像

先月はつらかったな、で終わらせないために

私にとって「書くこと」は、なんかもう生きていくために必要なことなので、「誰かのためになるかも」とか「仕事のため」とか、そういう社会的な理由は一旦置いておいて、やっぱり書きたいから書く。ということを、もうちょっと大事にしていきたいなと思う。ってもう何百回も思ってますがw

ちょっと長めのX(旧Twitter)の投稿って感じで、できるだけ頻繁に脳内の思考を書き出していければいいなと思います。

できれば1記事30分くらいで毎日サクサク書きたいけど、1日の時間の使い方を今とっても試行錯誤中なので、それはまだ難しいかも笑。

そして本当は全部です・ます調の丁寧な文体で書きたいところなのですが、自分の正直な気持ちや考えをそのままの温度で書こうと思ったら、日記を書くみたいにざっくりとした文末の勢いで書いたほうがよっぽどリアルなので、あえての両方混ぜ混ぜスタイルで書いています。なんかその方が筆がすすむんですよね。

人生にはいいときも、そうでないときもある

私にとって、今年の9月はとてもつらい1ヶ月でした。
しばらく体調がすぐれず、気持ちも落ち込み、思うようにいかないことばかりでした。すごくやりたいことも、頑張りたいこともいっぱいあるはずなのに、何をやる気力も元気も全くなくなってしまって、本当に毎日生活するので精一杯になってしまっていました。

いやでも、もうしばらく頑張ればなんとか乗り切れるのでは?ととても悩み、でもやっぱり全然何をするのも無理なままで、やるべきことが進まないこと自体もいつの間にか大きなストレスと苦しみになっていました。でも、本当は無理な状態なのを隠して、無理して何かを提出できたとしても、依頼してくれた方たちのためになるような仕事の質が担保できないのではとても失礼だし、意味がないと思いました。

数日くらいならなんとかなるのですが、「実はしばらく体調がすぐれず、当初の予定通りに仕事を進めるのが難しい」なんて言いづらい…だなんて最初は思ってたけど、いやいやそんな自分のしょーもないエゴなんてどうでもいいから、正直に状況をお伝えして、まずは絶対守らなければいけないデッドラインの確認と、期限を伸ばしていただける余地があるかどうかを相談させていただくことが一番の誠実さではないかと思い至りました(そう判断するまでにしばらく時間がかかったのも、思考力が低下していたのを感じます)。

幸いにも今私がお仕事で関わらせていただいている方たちは事情をお伝えすると温かいお気遣いの言葉をかけてくださる人たちばかりで、心身ともにいっぱいいっぱいだったそのときの私にはそういう対応をしていただけたことはこれ以上ないくらいありがたく、お伝えしてよかったととても安心したし、ほんとに涙が出るくらいでした。

9月末にはもう自宅でできる最低限の対応だけして、一旦仕事の進捗の心配をするのをやめて1週間ほどまとまった休養の期間をとらせていただき、おかげさまで体調は回復してきました。

私はこれまでの人生で体調を崩したりすることがそう多くはなかったので、「自分のコンディションが良くない」という状態が続くことに慣れておらず、そういう状況をあまり想定せずに生きていたんだなと思いました。

自分はいつでも頑張れると思っていたけど、そうとは限らない

こうやって文章にすると当たり前すぎるけど、あまり実感として持っていなかったことに気づきました。

あともうひとつ大事な気づきとして、ものすごくつらいときにあたたかい言葉をかけていただけることのありがたさも、改めて強く心に響きました。

今は医療現場の仕事も整形外科のクリニック勤務なので、かつての混合病棟で勤務していたときのように、明らかに患者さんの精神的なケアが必要な場面はそう多くありません。

私は自分が醸している雰囲気が「優しい看護師さん」というタイプの人間でないことは自覚していて、それは持って生まれた性質でもあるからもう仕方ないかな、それよりも信頼されるような仕事ぶりを大事にしようという考えでやってきましたが、やっぱりもっと思いやりを明確に示すこと、寄り添っていることが相手にも伝わるくらいの言葉かけや姿勢を今まで以上に意識したいと反省しました。それは看護師として患者さんに接するときだけでなく、普段のあらゆる場面も含めて。

決して相手のことを考えていないとか思いやりを大事にしていないわけではないのですが、それをうまく表現できている自信はあまりないというのが正直なところです。少しずつ変えていきたい。


つらい時期だったという事実は変わりませんが、どんな出来事であっても、自分がそれらをどう受け止めるかで人生が作られていくのだと思います。

みんなSNSとかに書かないだけで、誰の人生にもいいときとそうでないときが必ずあるのだと思います。深く悩むほどではなかったとしても、不安も心配事もなんらかのトラブルも一切なく、人生の全方位が完璧にずっとうまくいっている人なんていないのではないでしょうか。

つらいときはすごくつらいと思っていいし、生きていくうえで、悩んだり悲しんだり落ち込んだりしていいと思います。していいっていうか、そういう感情は無理して押さえ込んだりなかったことにせずに、ちゃんとつらいときはつらいと感じたり、泣きたいときは泣いたほうがいいと思います。

私の場合は、あれから時間が経過してすっかり季節も秋らしくなり、少しずつ元気を取り戻し、"人生の中のよくないとき"をまたひとつ経験したおかげで人としての器がちょっと広がったのかも、などと都合よく受け止めつつ、これからまた自分のペースで頑張っていこうと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?