行くたびに新鮮なまち、京都
先日、アメリカから友人が日本に遊びに来ていたので、一緒に京都に行ってきました。
私は関西の中でも北摂生まれ・北摂育ちなので、小・中・高と学校の課外活動で、もちろんそれ以外のプライベートでも、何度となく京都に訪れたことがあります。
でも、そのときの自分の年齢も含め、誰と行くか、何を目的にどの地域に行くかで全く違った体験になるので、何度行っても新しい発見があり、何度行っても飽きないまちだなと思います。
新幹線で待ち合わせ
友人は日本が好きで、これまでも何度か日本に来たことがあり比較的日本に慣れていて、Suicaか何かの交通系ICカードも持っているような子なので笑、京都に向かう日は品川に宿泊していた彼女とは「私が乗るのと同じ新幹線に乗ってきて。またLINEする」と雑な約束w をしていました。
平日の午前遅めの時間だったけど、すぐに自由席は埋まってしまったので私は東京駅からホームで早めに並んで座席を確保しておいて正解だったなと思います。
それまでもどこに行くかはいろいろアイデアを出し合ってはいましたが、なんとなく考えていたようで、結局何も決まっていませんでした笑。
わざわざカリフォルニアから来ている友人ほどではないけれど、私もわざわざ休みを取って往復新幹線に乗って行くので、もちろん私も興味があるところに行きたい。ということで、彼女の希望を優先しつつ(といっても、ただ京都を歩くだけで楽しいからどこでもいい。と彼女は言う)、主に私が行き先を提案しました。
中に入らないと意味ない!二条城
京都駅のコインロッカーにスーツケースを預けてまず向かったのは、二条城。世界遺産にも登録されている、大政奉還が行われた貴重な歴史遺産です。
友人が以前京都に来たときはもう閉まっていたそうで、門の前までしか行かなった。というので、ぜひ中に入るべき!と私がゴリ推しました。
私も用事のついでなどで京都に宿泊することがあっても、「じゃあ二条城でも行くか」とはなかなかならないので、記憶の限りでは中3の遠足的な班行動で来た以来だと思います。だから、"なんかすごく行って良かった思い出"はあるけど、どんな風だったか何も覚えていません。だから大人になった今、わざわざ行ってみたいなと思っていました。
二の丸御殿の中は撮影禁止だったので写真はありません。いろいろな間があり、障壁画や書院造りの特徴などの解説を読みながらぐるっと一周して見てまわります。
子どものころは文化財の価値や歴史といっても「へぇ〜」としか思えなかったのですが(笑。みんなそうですよね)、やっぱり歳をとると、"ここに確かに存在していた歴史"の先に今の私たちの日常があるんだな、と、日本の礎を築いてきた先人達へ畏敬の念を感じるとともに、なんだかとても感慨深い気持ちになります。
このお城もおそらくこれまでたくさん修復されているだろうけど、もしかしたらこの柱の木材は400年前の築城当時からここにあるのかもしれない。と思うと、人間ひとりの一生よりもずっと長くこの世に存在し、語り継がれるものって偉大だなと感じます。
友人もとても楽しんでくれたようで良かったです。
この後は京都御苑にもちらっと行ったのですが、2人ともちょっと疲れていたのでほんとちらっとだけ行って笑、早めにお宿に向かうことにしました。
荷物を預けていた京都駅で一瞬自由行動。私は抹茶パフェをどうしても食べたかったのですが、駅周辺の有名店はどこも混雑していて入れず。抹茶ラテだけは飲みました。京都で飲む抹茶ラテ最高。
だから面白い。自分では絶対に選ばないお宿
京都での宿泊先は友人が手配してくれました。彼女はヴィーガンなので、食事には気をつかいます(だから、彼女を付き合わせて待たせたりしなくていいように、抹茶パフェは1人のときに食べたかったのです)。
日本人がよく使うRakutenトラベルや一休.comには載っていない、外国人オーナーが経営するヴィーガン民宿に私たちは宿泊しました。京都市内にはリーズナブルで便利で素敵な宿泊施設が本当にたくさんあるので、自分では絶対に選ばない選択肢です。他人のフィルターを通した世界に足を踏み入れてみるってめちゃくちゃ面白いなと思いました。
最寄り駅から徒歩18分はビビりましたが笑。友人も「アクセスとかは全然見てなかった…駅から遠くてごめん」と言ってくれましたが、「いや、むしろおもろい」と、坂ばかりの住宅地の中を2人でGoogle Mapを見ながらスーツケースをガラガラ引いて訪ねました。
おそらく普通の民家を改装して宿にしているのかなと思います。オーナーはオーストラリア人のご夫婦でした。6年前に日本に来られてこの民宿を始められたそうです。
ウェルカムドリンクにりんごジュース、ビール、日本酒の中から好きなものを1つ選んでいいよと素敵なおもてなし。電子レンジ、冷蔵庫、食器類も揃っており、水やコーヒー、紅茶などもご自由にどうぞという居心地のよさ。洗濯機が使えたのはとてもありがたかったです。
この日は私たち以外に他に宿泊者がいなかったのも気楽でよかったです。めちゃくちゃくつろげました。地元の民宿最高〜〜!
友人は元々すごく早寝早起きなのですが、この日はおそらく旅行疲れもあってかチェックイン後すぐにシャワーを浴び、19:30頃から布団でゴロゴロしだし、そのままもう寝てしまいそうだったので私も急いで寝る準備をしました。
私は普段0時ごろまで起きているので、21時にはお風呂入って髪も乾かして消灯して布団に入ってるなんて…私も多少疲れているとはいえ、もう全然寝れませんでした笑。友人の寝言というか、急に夢の中で口論(?)して叫びだすのも怖くてw、まじで眠れない夜を過ごしました。。
2日目に続きます。
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