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久しぶりにに人間と将棋

日曜日に、久しぶりに人と将棋をした。
場所は高田馬場にある将棋カフェCOBIN。
相手は以前からSNSで知り合いだった将棋二段の男性。

私は中学生の時に二段。
田中魁秀先生の道場にいた。福崎文吾九段、長沼洋八段。佐藤康光九段らと指していた。

それからブランクがあり、数年前に将棋のAiソフトを買い、PCで対局していた。
その設定も二段だが、ルールが『NHK杯ルール』

持ち時間が10分。それが無くなると考慮時間が1分、10回。それもなくなると、60秒の秒読みになる。

ところが今、アマチュアがやっているのは、持ち時間が10分。それがなくなると30秒の秒読みになり、30秒以内に指さないと切れ負けになる。

これに慣れない!

自分で時計を押すのも何十年ぶりか。

彼は振り飛車党、私は居飛車党で対抗型ばかりになったが、Ai二段にたまに勝てるから、人間には楽勝かとふんでたら、序盤の組み立てだけで五分、七分と使ってしまい、彼を見たら八分くらい残ってる。後半に入ると私はずーと30秒。
彼はまだ三分残してる。

勝てるか!(笑)

最後に一回だけ、彼が相居飛車にしてくれて、一手損角換わりという私の得意の形になった。

二人とも横歩取りが苦手だと後で判明。

一手損角換わりで私は5八に金を上げない変わった戦法を使う。4八に上げる。その後、2九に飛車を引き、代わりに9六の歩を突かない。つまり、将来9筋に玉を逃がす事は考えなくて、飛車が交換されたら、底歩で対応する。


【一手損角換わりの基本型】


彼はそれに戸惑って、なんとかその将棋だけ勝てた。
最後、詰み筋が彼にあったみたいだが、そこは人間。
Aiは詰みを秒で読むが人間は読めない。

最後に現役二段に勝てて良かった。

30秒切れ負けに慣れたら、もっといける。

楽しかった。ありがとう!



普段は自己啓発をやっていますが、小説、写真が死ぬほど好きです。サポートしていただいたら、どんどん撮影でき、書けます。また、イラストなどの絵も好きなので、表紙に使うクリエイターの方も積極的にサポートしていきます。よろしくお願いします。