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自分への取材は本当に人生を変えると思う。

数ヶ月前からアウトプットの場を本格的にはてなブログに移行し、色々調べつつブログの環境を整えながら記事を書いていたら、しばらくnoteを開いていませんでした。

以前まではあまり人から見つけられたくないからわざとブログではなくnoteに書いていたのに(笑)、"書く"という莫大なエネルギーを、やっぱり単なる自己満足のためだけに費やすのはもったいないとしか考えられなくなってきたので、意を決して人に見られるために文章を書くようになりました。

でもそうやって気合入れてブログの記事を書いているせいか、気ままにnoteに書いていた頃よりも格段に筆は重くなりました。記事のクオリティは(たぶん)上がったと思いますが・・・。

おかげさまで、ここ数年で一番気合入れて書いた(4時間くらいかかった)脳振盪に関する記事が、SNSの拡散によって、知り合い以外の方からもちょこちょこ読んでいただけています。

その流れで私のブログのことを知って、他の記事まで読んでくださった方がメッセージをくださったりして。意見を交えてリツイートしてくれたり、わざわざフィードバックをしていただけることほど嬉しいものはないんだなと改めて実感しました。

数ヶ月前に考えていたその気持ちは、もう思い出せない

noteについてのコメントもいただいたので、どんな記事書いてたっけか、と久しぶりにnoteを開けてみたのですが、一番最新の自分の記事を読んで軽く衝撃を受けました。

☝︎これですよ。
何が衝撃かって、この2点。

①今の職場にいながら自分のやりたいことを実現できるのかもしれない、とできるだけ長くこの職場にいることを目指していたこと。

②会社のオフィシャルな名刺を作ってもらうことが、1年越しの夢だったということ。

一体どういうことか?ひとつひとつ解説していきますね。

2ヶ月前までは、「ここで」夢を叶えたいと思っていた

記事の日付を見ると、書いたのは今年の10月17日。最近はブログのことばっかり考えていて、最後にnoteを書いたのなんてめちゃくちゃ昔のことのように思っていたけど、実際はほんの2ヶ月前の私の頭の中です。

で、今の職場に対する考え方なんですが、この頃と大きく変わりました。

個人的な話になるので詳細は割愛しますが、私のビジョンがより明確になったことや、2ヶ月前には見えていなかったもの、まだ出会っていなかったこと、そういう様々な新しい要素が人生の中に入ってきた結果、「来年中には退職することを目指して頑張ろう」というのが、(あまり大きい声では言えませんが)正直な今の方針です。

自分では少しずつこの考え方にたどり着いたと思っていたので、実際はたった2ヶ月で、180°方向性が変わってしまっていることにびっくりしました。

この記事を書いていなかったら、具体的にどの時点でどういう考え方をしていたのか知るすべはもうなかったでしょう。

あんなに強く願っていたことも、叶った瞬間に忘れていた

もうひとつ。

前述の記事の中に詳しく書いていますが、名刺がなくて困ったことは一度や二度ではなく、「看護師とATCの両方が入った」会社のオフィシャルな名刺を作ってもらうことは入職直後からの大きな目標のひとつでした。

色々あってそれが実現し、セミナー後の懇親会などでもスムーズに人に話しかけることができて、とてもありがたく思っています。

でも今日この記事を久しぶりに読み返すまで、会社の名刺を作ってもらうことにこれほど燃えていた、あの熱い気持ちはすっかり忘れてしまっていました。

今の私にとっては、名刺があることはある意味当たり前になってしまっていて、「私だけ特別に、しかも今の仕事に関係していないATCの肩書きも入れて名刺を作ってもらうなんて・・・無理かな〜でも欲しいな〜〜〜」とかもんもんと思っていた気持ちは、もう全然リアリティのないものだからです。

でもたとえば「今年達成したこと」なんかを振り返るとしたら、それはがっつり入れていい項目の一つなはずです。

同じように、【欲しいもの】【やりたかったこと】【会いたかった人】・・・

大小様々な「達成した夢」が本当はたくさんあるんだと思います。

だけど、夢ってある一定の地点ではなく日々の生活を指すものなのであることがほとんどで、気づかないうちに達成したかつての自分の夢は、今の自分にとってはあまりに当たり前すぎて達成したことにすら気づいてなかったりするんですよね。

「夢を実現させながら生きている」と自覚しよう

こういう記事を書こうと思ったのは、12月1日に発売された、はあちゅうさんのスマート新書『自分への取材が人生を変える』を読んで、確かにそうだなと共感し、自分の例を振り返ろうと思ったからです。

目標とするところはいつでもかなり先にあるように思えて、私なんて全然まだまだだ、何も達成していない、いまいち前に進んでないとか、そういう気持ちは意識しなくてもふとした瞬間に、簡単に感じることができます。

それに比べて、一体この1年でいくつの夢を叶えたか、どれだけのことを達成してきたかをまじまじと実感できる機会は、意識せずにはなかなか訪れることはないでしょう。

「やれば絶対にできる」「目標は実現できる」と自分に対していつも肯定的な姿勢でいることは、大きな夢を達成するためには不可欠です。

人は自分のことさえも忘れていく生き物だけど、有名人のように映像や記事として誰かが歴史を残してくれるわけではないので、自分で自分の足跡を記録しておくことは、前に進んでいく人生にとっての鍵となるかもしれません。










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