②AIのべりすとでマンガシナリオ会話文を自動生成する
前回の続きです。
前回はみこお姉ちゃんの試練として、ChatGPTくんが作ったビジネスマンガのシナリオ（ダメサラリーマンが『７つの習慣』を読んで超絶デキるビジネスマンに変貌）に、会話文とト書きを付けなさいということでした。
ここで、妹みかちゃんが発見してきたのがこれです。
YouTuberみこちゃんの心の師（まだ面識ない、YouTubeチャンネル登録者１０００人になったらコンサル申し込む予定）YouTubeマスターDさんも絶賛しています。
日本人が作った小説作成に特化されたAIなので、Dさんが言うように、内容がすごく人間らしいです。ChatGPTくんの冷徹な優等生的なものではないですね。
例えば、妹がさっそく作らせた昨日のシナリオはこんな感じです。
「あーあ、今月もノルマ達成できないな」
平岡武夫は会社入社して２年目の営業マンだ。今日も上司から叱責されていた。
「ノルマを達成できなければクビだと何度も言っているだろう！」
「はい……申し訳ありません……」
「どうせお前には見込みがないんだ。早く辞めてくれよな」
「すみません……必ず来月には目標を達成しますので……」
彼はただうなだれるだけだった。
そこに、一つ後輩のいつも平岡が可愛がっている女性がやってきた。彼女の名前は美幸といった。彼女は少し天然だが明るくて素直な性格をしていた。
しかし、その性格ゆえによく先輩社員からセクハラを受けていた。そのため、彼だけは彼女のことを気遣っていた。
美幸：「また、課長に怒られちゃいましたね……」
武夫：「部長の言うことも最もなんだよね。こんな営業成績じゃ、他の営業部員に養ってもらっているようなものだよ。まったく情けない。なんで営業成績が上がらないんだろうな」
美幸：「もしかして……」
武夫：「え？何」
美幸：「いえごめんなさい、何だか先輩に偉そうに言っちゃって」
武夫：「かまわないよ。今はどんなアドバイスだってわらをもすがる思いなんだ。気がついたことがあったら遠慮なく教えてほしいんだ」
美幸：「はい、わかりました！じゃあ、思い切って年上の先輩に本を勧めます」
武夫：「どんな本だい」
美幸：「『７つの習慣』です」
武夫：「ああ、有名な本だね。有名すぎて逆に読んでいなかった。どうして今の俺にお勧めなの？」
美幸：「それは、この本がインサイド・アウトという考え方が重要だと言っているからです」
武夫：「インサイド・アウト？どういう意味？」
美幸：「えっとですね、ちょっとその部分読んでみますね」
どうでしょうか？多少手直しと、あとは若干のコツがあるのですが、こんな文章が見ている眼の前でずらずらずらーーーーーっとあのChatGPTくんみたいに出てくるのです。
最後に、『７つの習慣』のキーワードであるこれで締めています。
武夫：「インサイド・アウト？どういう意味？」
美幸：「えっとですね、ちょっとその部分読んでみますね」
もう次のシーンからど直球で本題に切り込んでいける、非常にテンポの良いシナリオになっていると思います。
こういう文章が出てくるのなら、これまで動画を作ったことのない方、マンガを作ったことのない人も、何だかできそうな気がしてきますよね……。
ここまで妹のみかはほとんど何もやってません。
そこで、みこちゃんはさらに指令を出しました。とにかくこの調子で会話とト書きを最後までつくりなさい。
そして、４コマ漫画の下敷きを作りなさい。
さあ、いよいよ最大の難関、「絵」になってきました。
みこちゃんの妹ですから、みかも絵心はまったくありません。
でも、みかは平然としています。
ここで出てくる次の秘密兵器が世間を騒がせているStable Diffusionを筆頭としたAI画像製造機です。
漫画描けちゃうんだよ！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？