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③コマ割り修行中……奥が深い……でも楽しい!

 漫画修行になっているのか、まったく見当外れな努力をしているのか……。周りに知っている人がいないのでとにかくネットの情報や書籍を頼りに模索中のみかです……。お姉ちゃんもうんうん頑張って勉強しているようなので、実制作は妹のみかのわたしも頑張って勉強中です。

 いまさらながら、イラストが描けるということとマンガを作れるということは同じではないことに気が付きました。

 前回までは4コマ漫画の延長でやっていたので、ストーリー作成は小説を作るのが好きなお姉ちゃんにChatGPTくんが作ったものを最終見て修正してもらって何とかなっていましたが、よく考えると、4コマ漫画を連続させても雑誌に載っているような漫画には永遠にならないことに気が付きました……。

 課題は……、名前だけ聞いたことのあった「コマ割り」というやつです。

 そういや、登場人物がコマをはみ出しているのがありましたね(笑)。何千回も今まで見ているはずですが、漫画作る側になってはじめて気が付きました。

 これはとても重要なテクニックです。!

 今回は、先輩がかわいい後輩(名前つけなきゃな……)に促されて、「担当変えてくれ」と言われた得意先に訪問するシーンです。

 半年ぶりという設定にしたので、テクテク歩いて行くシーンもっさりとした時間が、心理的壁として立ちふさがっているその「距離感」みたいなものを出そうと思いました。

 それがこれです。

 背景をコマ割りせずに、これまでの4コマ漫画の延長発想でやるとこうなりますよね。


 効果が出ているのかどうか、なんとも自信ががないのですが、やろうとしたのは、駅からすぐじゃなくて、時間的にも結構歩くこところにあり、その歩いていく中で景色を3つ変えました。この景色の中で、それぞれ、あれこれぼんやりと過去のことをフラッシュバック的に想起しながら歩いている感じが出せないかな……と思ったわけです。

 見慣れた風景が、なんか半年ぶりに懐かしく、点点点と、ブツ切れで目の前に迫ってくる。そしてそれはすぐに背景化する。お得意様だったのに、不義理をしていた……というのを出したかった。

 なんとなく、みかちゃんの自己満足に思えてきたので、その道の本を読んでみようと思いまして、下記の本をさっきAmazonに注文しました。


 コマというのは、小説にはない独特の表現技法です。ゲシュタルト的に遠近法が一気に反転するこの効果は、小説ではもちろん文章のみでやるのですが、かなりの力量がいります。でもこのコマ割りゲシュタルトは小説では必須です。これがないと、もったり、のっぺりとした小学生が生まれて初めて書いた童話みたいなのもになってしまいます。

 おそらくこの一見単純に見えるコマ割りも遠近法の中にドラマチックなものを表現する重要な鍵になるんじゃないかな、と思いました。

 案外ここに漫画描く人のセンスというか力量が素のまま出てしまうのではないでしょうか……。そんな気がしました。だからしっかり勉強しようと思いました。

 また、勉強の状況など書いてみますね!
 (^▽^)

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