連れていくよ

扉を閉じて
もういつから
目覚めているんだろ
灯りを点けるよ

思い出話始めるよな
空気じゃないよね
笑ってみせる

どこかで見つけた
たわいのない話を並べて
ベッドの君が
少しだけ微笑んだ気がした

連れていってね
連れていくよ
どこへだって一緒だって
言っただろう

連れていってね
連れていくよ
この世界の果てにだって
きっと行くよ


僕らの距離は
もういつから
遠くに離れて
しまったんだろう

手を伸ばせば
その頬にさえ
触れられるこんなにも
近くにいるのに

二人で見つけた
飾りのない小さな幸せ
季節が巡るように
当たり前に続くと
思ってた

連れていってね
連れていくよ
どこへだって一緒だって
言っただろう

連れていってね
連れていくよ
この世界の果てにだって
きっと行くよ

連れていってね
連れていくよ
どこへだって一緒だって
言っただろう

連れていってね
連れていくよ
この世界の果てにだって
きっと行くよ