このままの自分で

気だるい朝のモヤモヤを
口笛でやり過ごし
やっとペダル踏んでく
向かい風の橋を越えて
今日もあそこへ向かうのか
疲れた身体と心のままで

いつまでもただボーッと生きてたから
大事なもの全部手のひらから
こぼれ落ちてしまって

どうせこのままちっぽけな自分のまんまで
走り続けていくなら悩みなんて置いて行こう
よく見りゃこの世界も捨てたものじゃないさ
青い空に浮かぶ雲遠くへ鳥が飛んでく


傷ついたり傷つけたり
言葉なんてなかったら
この世界が一つなら

壊れかけた自転車で
今日もあそこへ向かうのか
戦う力なんて無いのに

いつまでもメソメソ泣いていたから
大事な人そばにいた事も
気付けないでいたんだ

どうせこのまま迷惑な自分のまんまで
生き恥を晒すなら遠慮なんて置いてこ
よく見りゃこの世界も捨てたものじゃないさ
立ち止まれば足元に名もない花が咲いてる

どうせこのままちっぽけな自分のまんまで
走り続けていくなら悩みなんて置いて行こう
よく見りゃこの世界も捨てたものじゃないさ
青い空に浮かぶ雲遠くへ鳥が飛んでく