日本にあふれるいい人 考察

私のブログのメインキャストのハルオサン。

こんなブログを書いて、

投げ銭がたくさん来たそうです。

。。。想定内。。。

私と言えば投げ銭をぐっと我慢し、様子見をしてみました。

twetterフォロワー1000人増えて25000人のパワーとはどんなものかと思いまして。いつでも投げ銭はできるし。

たくさんのご支援?ふぁ!? 流石です。

ここまで想定通りの行動をしているな。

ここからどう出るかを見ているのです。

「首の骨が曲がってから5年が経った」を読んでの感想はちょっと私の予想と違っていた。

■『殺人犯がいた職場の話し』(前編と後編)

こんな体験をして、結局、こんな職場や人間関係に染まらずに抜けなければならない。と思っているのかなと思ってたけど、ハルオサンは

みんな必死に働いて。みんなで笑って。
なぜだか楽しかった思い出ばかり蘇る。
私は・・・あいつらが好きだった。
世間の奴らがどう思おうとも・・・
あの会社が・・・私の青春のすべてだった。

あの話の通りだよ・・・
・・・結局、私も生き方を変えられなかった。
おわり

かあ。。。

首の骨を曲げても会社へ労災を認めさせることをせずに、紹介で入った会社だから紹介者にも労働者に対して安全配慮義務のある会社にも強く出れずに泣き寝入りかあ。

私とは違うな。大抵の人は裁判するにしても、金も時間もないし、泣き寝入りするんだろうな。

私が上司と会社を訴えたときも、私より何人も何人もパワハラして追い出しておきながらその事実が発覚しなかったのは、みんな泣き寝入りしたからなんだよね。

追い出された人はお金もないから時間もないし、もめても、会社の弁護士に直接示談に持ち込まれてうやむやにされてた。

私は労基へ行って証拠提出してとりあえず残業代を企業側の弁護士と決めて、だけど支払う代わりに違法解雇した分は訴えないとか念書書かせようとしたから、再び労基に相談したわ。

既に労働した給与を支払いに条件をつけてそれを飲まないと支払わないというのは合法なんですか?と。

会社はいろいろ抵抗したけど、ついに支払ったね。

あ、秘密保持条項はないんだ。いつか書こうと思ったから。ここで実名出し手この会社の株価が暴落したとしても私には責任ないわけ。ほんとのことだし。

支払う直前に「ひとりしかいない人事部」は退職したね。人事も企業に雇われてるから、絶対にあいつに支払うなというお達しがあったんだろうね。

上場会社が社則に残業代の支払いをするという項目があるのに、支払わないというのは大問題ですよ。労基に社則提出してるわけですから、その通りにしなければ人事も会社も社会的に責任を問われるのだと思う。労務士資格もあるしね。

だから、労基も人事の退職を待って、会社に指導したっぽい。彼の経歴が汚れないように。

忖度がイタイですな~。労基も口が滑ってこう言った。

残業代が出るのは会社側の弁護士のおかげです。感謝してください。

こっちにとっちゃ「はっ?」て話です。

社則にも載ってる当然の権利だし、命の危険を感じるほど長時間働かせて人事に訴えても改善されなくて、その上内緒でクビにしたんですよ?

なにを感謝しろというんだよ。

そういう経緯に気づいて、労基もその直後から言葉を濁しにかかりましたが。

***

残業代支払わないために裁量労働制をとっていたけど、だからって無限に労働させることはできないわけですよ。だから嘘の労働時間を労基に提出していたことも無事労基にバレました。

その会社はその後一切「裁量労働制」を労基に届けることができなくなりました。

私はその後、その残業代を元に弁護士を雇い、違法解雇について裁判し勝ちました。

私がいいたいのは、自分の経済的な問題は、つまり生きるか死ぬかなのだから、安易に泣き寝入りしてはいけないと思うのですが、大抵の人は泣き寝入りします。

みんなが裁判を起こすようになれば、サビ残はなくなると思うのに。

日本人は他者に対して都合の「いい人」でいるのはやめてほしい。

自分に正義あると訴えてほしい。筋を通すならそこですよ。

搾取されて、落とされるだけ落とされて、いい人でいるなんてやめてほしい。

つまり、最後は死ぬだけですよ。

無理かなあ。そんなの私の勝手な願いであって強制することはできないですもんね。

ハルオサンの首の骨の話になると思いだしちゃうんですよね。

それが、5年も続いて会社からも役所からも支援を受けてないなんて、民生委員とか相談しないのかなあ。と私なら思うけど、自分に肯定感を持てないで3X歳にまでなってしまうと泣き寝入りが楽になってしまうのかなあ。

脳卒中したとき気づいたんだけど、何かあったとき人間は自分を責めるのが一番楽なんですよ。何も他者に働きかける必要ないので簡単なんです。

ほんとは自分が変わるしか手がないんですけどね。他者は変わりませんから。

こんなにわかりやすいのはネット時代だからなんでしょう。どんな創作よりも弱者が落ちていくのがリアルに観察できるのは。

文字にしてしまうと冷酷なのがはっきりしてしまいますが、そういうことなんでしょう。

でも、その劇を垣間見て大勢が投げ銭するのも時代なんですね。

何より彼に自尊心を持ってほしいけど、彼の処世術は真逆へいってしまってます。

そして、多くの人たちが、気づいた人も気づかぬ人も自己肯定感を持てずに生きている。

こんなに豊かな時代なのに不思議ですね。




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