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イヤフォンの実質コスト

前回のノートPCに引き続いてガジェット系の内容です。

もうスマホはあまりにも一般的になりすぎて、「みんなスマホを持つようになったなぁ」なんて言う事は完全に無りました。そして現在、それを追うように普及してきたのがBluetoothイヤフォンです(当方が思う以上に一般的になっているのかもしれないが、そこはもう少しということで)。

現在、市場に出ているBluetoothイヤフォンを調べてみると、それこそ膨大な種類の製品が販売されています。そのうち、高性能イヤフォンにフォーカスすると、売れ筋の一番はアップルのAirPodsシリーズではないでしょうか。

そして次点にSONYのWF-1000シリーズやBeatsのBeats Fit、Samsung のGalaxy Buds、Bose製品などが続きます。

イヤフォンのバッテリー寿命

充電可能なバッテリーはすべて寿命があります。一番身近なのはスマホでしょう。だいたい2~3年で電池の持ちが購入時の半分程度になってしまうのはどうしようもないことで、おおよそ受け入れたれていると思います。

ではイヤフォンはというと、やはり同様に2年程度で電池の持ちが著しく低下してくようです。私はSONYのWF-1000M4を使っていたのですが、2年経った頃には満充電しても30分程度しか電池が持たなくなってしまいました。私の妻はアップルのAirPods Proを使用していますが、同様に約2年で1時間程度しか持たない状態になりました。1万円程度のミドルクラスなら電池が劣化した時点で買い替えるという選択もあるかもしれませんが、2~3万円の製品を買い替えるのにはやや抵抗があります。

イヤフォンは【充電しながら使うことが出来ない】

イヤフォンのバッテリー劣化がスマホと比べて明らかに問題になるのは、この点に尽きます。スマホであれば、バッテリーが切れてしまっても、不便ではあるものの充電ケーブルを繋ぎながら継続使用が出来ますが、イヤフォンはそうはいきません。充電ケースに戻して再充電が必要です。ごまかして使い続けることが出来ません。

ということは必然的にバッテリー寿命がきたら、①バッテリー交換する、②イヤフォンを買い替える、の二択になるという事です。

バッテリー交換の費用

AirPodsの場合、素人のバッテリー交換はほぼ不可能というデザインになっているため、正規のサービスを利用することになるでしょう。購入時にApple Care+(4600円/2年)に加入していると2年以内にアップルの劣化規定を満たせば無償でバッテリー交換してもらえます。2年以降はApple Care+を延長していれば無償交換、延長していなければ7900円。2年以降のバッテリー交換を想定すると、いずれにしても8000~10000円程度の費用が発生するようです。

一方、SONYのWF-1000M4というと、素人でも最低限のツールがあればバッテリー交換が可能なデザインになっています。AliExpressで対応する交換用バッテリーや必要なツールセットを購入し、YouTubeの動画を参考にしつやってみたところ、特に難航することもなく完了できました。かかった費用は約$18(約2900円)。メンテナンスが簡単というのは重要ですね。

  • ヒートガン($5.96)

  • 交換用バッテリー&ツールセット($7.99)

  • 工作用マット($1.99)

  • B-7000接着剤($1.76)

バッテリー交換用に購入した物

実質のコスト=値段+ランニングコスト

スマホと同様に、むしろイヤフォンのバッテリー寿命はスマホより致命的です。ごまかして使い続けることが出来ません。一度買ったら機能的に壊れるまで使い続けられると思っていた分、今回のことで実質のコストを考えるきっかけになりました。それなりの頻度で使うものなので、それにどのくらいのコストをかけるのか、そのモデルを選ぶのか、各々の使用頻度や使用用途によって選ぶものを考えることが必要ですね。

イヤフォン選びについて

最後に、これらのことを踏まえたうえで、自分のイヤフォン選びの現状を紹介して終わろうと思います。
私の場合、職場と家でひとつづつ別のモデルを使っています。職場では主にあまり頭を使わない作業をする際の音楽鑑賞用のハイエンドのノイズキャンセリングモデル、WF-1000M4。家では料理や洗い物をしながらYouTubeを観る専用のローエンドモデル、OnePlus Buds。家用にひとつ置いているのは、持ち歩くのが面倒であり、なおかつ家での用途は音質にこだわりが無いからです。仮にバッテリー寿命がきても、気兼ねなく買い替えられるからということもあります。

音楽に動画と、イヤフォンは日々の生活に何気に欠かせないものになっていますので、コストと用途を考えたうえで必要な選択をしたいものですね。

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