【Day. 11】自分の嫌いなところ

昔の自分が嫌いです。大体、20歳になるぐらいまで。
ふと当時のことを思い出すと、いや〜な気持ちになるんですよね。
(思い出さないように、気にしないようにしてます)

「それは成長したからだよ」って思う人がいるかもしれません。そう感じる時期も確かにあって、大学院を卒業してからの時期はネガティブにならないし、笑い話にできる。
まあ色々大変だったし、トラブルにも巻き込まれたし、苦労したけど、それでも成長したなあ〜って、思える。

ただ・・・
20歳頃より昔のことは、そうは思えない。

(例を書こうとして、しばらく筆が進まなかった…。)


高校の頃かな、mixiが流行り始めてたんです。
mixiでは、割といろんな人に声をかけてたんです。リアルの自分のことを知らない、友達を増やしたかったんですよね。マイミクが増えて、自分の周りに人が増えたような気がして、居場所ができた感じがして、楽しかった。

ただ、ある日自分が余計なことを言って、関係が変にこじれて、マイミク切られることが何度かあった。
「もう相手しきれない」と言われたこともあった。

そのたびにショックは受けるけど、一定期間経つとまた繰り返していた。

当時の自分は(学校など)人間関係もうまくいってなかったし、余裕が無かった。「自分は恵まれてない」と感じてた。

いま思うと「恵まれてないんだから、優しく扱われるべきだ!」という信仰を持っていた気がするんです。
だからきっと「ちょっと調子に乗っても許してもらえる」みたいな、甘えを持ってたのかな、と。

いまの自分に甘えがないとは思わないです。
なんなら割と甘えてます←

けど、"ある部分では相手に甘える代わりに、自分も何か相手に提供したい"って、思ってます。とても。
(できてるかは別)

一般に「被害者ぶって文句ばかり言う人」は嫌いです。
「過去に同じような体験をしてたら優しくなれる」なんて言うけど、このケースに対しては全然優しくなれないんですよね。不思議。


「人はあまり変わらない」と思うんです。
(もちろん変わる人もいますが)
だから、もし状況が当時と同じになったら、また同じようなことをしてしまうと思うんです。

そう思う理由は、よく「過去の自分になんてアドバイスする?」って質問があるじゃないですか。
「もしいまの自分が当時の状況になったらどうする?」って言われても、言えることないんですよね。

当時の状況のなかで、当時の自分は精一杯もがいてたよ。
(強いていえば、もっと思いっきり引きこもって本読んだりアニメ見たりすればいいよ、と言いたいけど、結果論だからなあ・・・)

だからこそ、いい環境やいい状況を作りたい。
それにつながる道筋や仕組みを作りたい。
自分のためにも、クライアントのためにも。
(クライアントと言ってるけど、家族とか、友達とか、身近な人)

いま余裕がなくてモヤモヤを抱えてる人、世の中に一定数いると思う。
その人達の中には、環境や状況が変われば、モヤモヤが気にならなくなる人も、一定数いると思うんですよね。

「人が変わる」のと同じように、状況を変えるのも簡単じゃない。
それでも道順が見えたら、不安が減ったり試行錯誤が減ったり、大変さは減らせるはず。
努力するための負担を減らせるように、道筋や仕組みを作るパッケージを形にしたい。

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